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コルトローマンは警察用拳銃として、日本で採用されてもいい拳銃ですか?。

「コルトローマンは警察用拳銃として、日本で」の質問画像

A 回答 (4件)

・・・ローマン・・・またドえらく古い銃を引っ張り出してきましたね。

元となったトルーパーは、パイソンより3年古いロートルガンです。

※まず、そもそも。
 実は、警察用拳銃は自動拳銃の運用も並行して行われています。
 当初は戦後の『アリモノ』が残っていただけで、’80年代にはまだコルトM1911A1(要するにガバメント)を腰に下げた恐ろし気な交番ポリスさえいました。(銭形警部か!威嚇で45口径を発射!など、怖すぎます。)
 現在はいわゆる警察の部隊毎に『適材適所』的な運用がされており、最も強力なモノだとS&W M3913、H&K P2000などの9mmパラベラム銃が使われています。(SIG P220のライセンス生産品であるミネベアP9を使う自衛隊と、火力的には遜色ありません。)
 要するにナニが言いたいかというと、警察とは言えより強力な銃が必要な状況では、リボルバーでなく自動拳銃が使わているということです。

※っということを踏まえて警察用リボルバーを見ると。
 民間人と接する機会が多い『通常の』警官用にはリボルバーが支給されていますが、上述した様に強力な銃が必要な状況では、かつては45口径、最近では9パラの自動拳銃が充てられているので、リボルバーでマグナム弾や+P、+P+弾が撃てる必要はありません。(まぁそもそも、現在使われている38 Specialというタマは、元々ヒトに対して確実な殺傷能力を持つタマとして開発されました。38スペシャルの威力が不十分というのは、日本のガン雑誌が誇張して発信している『誤情報』の一つです。)
 実際、戦後の国産リボルバー1号機M60『ニューナンブ』や現在配備が進んでいるM360J『サクラ』はS&WのJフレームとKフレームの中間サイズで、マグナムが撃てるフレームサイズではありません。
 ご質問のローマンとは、恐らくトルーパーMkⅢ一族のローマン(モデルガンで有名なローマンはこれ)のことだと思いますが、とするとコルトJフレーム(いわゆるコルトのマグナムキャリー、SFフレームよりも大型です)で、サクラに対しデカ過ぎです。マグナムなどの強装弾を撃たないなら、このサイズは全く不要です。所持している警官の筋力アップぐらいにしか役に立ちません。

※また元々、リボルバー国産化に際してはいろいろな事情があったものの、結局3重のセイフティを持つ『リボルバー史上最も安全な』S&Wのメカニズムが採用されたという経緯があります。セイフティとしてトランスファーバーしか持たないローマンを採用することは無かったでしょう。(M360Jの元ネタであるM60は、S&W M36『チーフズスペシャル』の改造版です。)

※では将来的にはどうかというと。
 現在警察用として主流のM37エアウェイト(M60は耐用年数を超えていて、既にほとんど残っていません)からの入れ替えが進んでいるM360Jは、2006年に採用されたばかりです。
 今後の計画は発表されていない様ですが、国産拳銃を製造しているミネベアでは、既にSIGを自衛隊向けに製造しています。単純にコストのことを考えるとリボルバーは残りそうですが、製造設備の活用まで考えると、今後の国産拳銃は自動拳銃化していくような気もします。(民間人の拳銃所持が厳しく禁止されていて、また一般警官による銃撃戦も考え辛い日本では、撃発が確実で連射しても故障の少ないリボルバーの存在意義は希薄です。)
 リボルバーが残る場合、既存のS&W型リボルバーの製造設備を生かす意味もあって、現行のM360Jから大きくは変わらないでしょう。

 っというワケで。

>コルトローマンは警察用拳銃として、日本で採用されてもいい拳銃ですか?。

・・・いや、最初から無かったでしょう。
 もしコルトで選択したなら、安物メカの巨大なローマンよりも、コルト伝統のセイフティを持ちコルト・リボルバー中最小サイズでFBIの採用実績もあるポリスポジティブスペシャル(デテクティブ)辺りだったでしょうが、上述したS&Wの周到なセイフティや、手が小さい日本人にはコルト最小のDフレームより更に小型のS&W Jフレームの方がよい、5発しか入らない(単独行動もあり得る一般警官用では、拳銃を奪われた時のことを考慮して装弾数は少ない方がよい)など、S&W M36の方が日本の事情に向いています。

 まぁそれ以前に、ローマンMkⅢは肝心のコルト社さえサッサと見限ってより小型のVフレームを持つMk.Ⅴを設計し、やっぱり大失敗して製造をやめた銃です。トルーパー/ローマンの直接のライバルが、スリムで美しいKフレームを持ったS&Wの傑作M19(いわゆるコンバットマグナム。次元大介のアレ)だったので不運といえば不運ですが、実績だけを客観的に見ると、ローマンMkⅢは残念ながら『コルトのロクでもない銃』の一つです。国家が税金を投入する公共サービスの採用銃を考える時、リストにも上らない種類の銃と言えるでしょう。
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拳銃単体のスペックとしてはアリでしょうけど『日本の警察用』としては微妙でしょう



ニューナンブあたりは国内産業の保護ということで採用されている面もあります。
そういう点ではアメリカ製拳銃はふさわしくない、となります。(ライセンス生産とかになれば別でしょうけど)

個人的には現在の警察用拳銃に求められているのは携行性よりも命中精度とハッタリの効く外観 だと思っています。
そういう点からもマイナスだと思います。
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コルト社の高級リボルバーとして知られるパイソンとは違い低価格であるが、


暴発を防ぐ機構「セフティコネクター」や新型のトリガーメカニズムを導入
するなど、内部に関しては改良が加えられている。

「ローマン」(法執行人)の名が示す通り警察向けの拳銃として設計されており、
従来のコルトリボルバーと比較すると銃身の肉厚が増やされている。弾薬として
.357マグナム弾も使用でき、特に2インチモデルは小型でありながらもマグナム弾
の発射が可能な拳銃となっている。

バリエーションとしてはエジェクターロッドシュラウドを持たない前期型とシュラウド
を持つ後期型がある。1980年代には「ローマンMkIII」は、基本設計はそのままで
メカニズムに改良を加えた「MkVシリーズ」に更新され、「ローマンMkV」となった。

1990年代以降のアメリカにおいては非常にマイナーな機種となっている一方で、日本に
おいては日本の遊戯銃メーカーが製造したモデルガンが1970年代から1980年代の刑事
ドラマにおいて多く使用されたため、比較的知名度の高い拳銃である。

なお、実際に日本の警察に採用された例や使用された記録はないとされている
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警察が現在採用している拳銃はニューナンブM60で、それをわざわざ変えるということはないと思いますが、

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この回答へのお礼

変えるとかそういう事ではなく、警察拳銃として採用されてもいい拳銃かと言う話です。

お礼日時:2017/12/28 20:56

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