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民放のTV局やラジオ局はスポンサーのCMを放送することによってその代金で経営をしていると考えていいのでしょうか。であるとすると、視聴率の存在がわかりません。この視聴率が高いと局は利益が上がるのですか?そうだとすると視聴率での上がり下がりの変動する利益分はスポンサーが支払うわけでしょうか。そういった契約みたいなものでしょうか?宜しくお願いいたします。

A 回答 (6件)

既に分かりやすい回答があるようですが、



>民放のTV局やラジオ局はスポンサーのCMを放送することによってその代金で経営をしていると考えていいのでしょうか。
端的に言えば、その通りです。もっとも、イベントなどによる収入もあります。

>であるとすると、視聴率の存在がわかりません。この視聴率が高いと局は利益が上がるのですか?そうだとすると視聴率での上がり下がりの変動する利益分はスポンサーが支払うわけでしょうか。そういった契約みたいなものでしょうか?

民放の収入には、「タイム」の収入と「スポット」の収入があります。

「タイム」の場合は、スポンサーが番組を制作し、それを放送する代わりに、そのスポンサーがCMを流す、というものですが、

これは、実際には、放送局やプロダクションが制作した番組を、スポンサーが言わば「買う」という仕組みになっています。
この「タイム」契約の場合は、スポンサーが番組の内容を見て、「視聴率が高いだろうか」「内容がいかがわしいものではないか」などを判断し、放送局あるいは、広告代理店との間で、「この番組を3ヶ月500万円で買う」という契約をします。この場合は原則として事前に料金が決まりますから、番組が思った以上の好評になれば、「安い買い物」だったことになり、その反対なら「高い買い物」になります。ただ、番組の内容がひどすぎて、視聴率が取れないとか、番組の内容が社会問題になって世論の批判にさらされる、というような事態になれば、スポンサーが途中で降りることもあります。この場合に契約していた料金をどうするかは、スポンサーと放送局、広告代理店との交渉で決まります。

もう一つの「スポット」というのは、番組と番組の間の時間などにCMを流すというものです。これは、その時間帯の直近の視聴率などにより料金が決まります。これは、GRPといわれる数値で決まります。GRPというのは、あるCMを流したときに、合計でどれだけの視聴率になるかという数値です。たとえば、視聴率10%のところに2本、5%のところに3本流すとGRPは(10×2)+(5×3)=35となります。これはどういう意味かというと、「視聴率10%のところに2本、5%のところに3本流すと、単純合計で35%の人が見たことになる」という考え方です。したがって、100%の人に見てもらいたいのなら、GRPが100になるようにCMを流せばよい。また、全員に2回見て欲しいということになれば、GRPが200になるように流せばよいというわけです。これだと、視聴率の実績が基になり、視聴率の高い時間帯にCMを流すと、GRPがたくさん獲得できますので、その時間のCMの料金は高くなるというわけです。
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No.2です。



>「理論的には可能」というところが引っ掛かります。
>というのは、「視聴率の結果」というのが、単純ではないからです。

これについて補記します。
スポット広告の料金は現に視聴率に連動しています。広告主にとっては、過去の視聴率に連動して広告料を払うのではなく、自社の広告が正に放送された時の視聴率に連動して広告料を払いたいという要求が現にあります。また、それを妨げる技術的理由は特にありません。これが「理論的には可能」の根拠です。

また、広告全般において、成果連動報酬型の広告の比率が増えてきているという事実もあります。

No.5において書かれているような「単純ではないから」、「ファクターというのは、無限に考えられるから」、「データの誤差があるから」という理由によって、仮に事後的視聴率連動が不可であるとするならば、同様の理由によって事前的視聴率連動も不可となるのが論理的帰結であり、その帰結は、現実と矛盾しているととらえるのが自然です。
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ANo.3です。

少し補足します。

「タイム」のスポンサーは、「この番組は、○○の提供でお送りします」という「提供」のメッセージを入れることができます。場合により、スポンサーが1社のみというとき(いわゆる「1社提供」)もあれば、複数のスポンサーがついている場合もあります。「提供」の場合も、そのスポンサーの支払っている料金等に応じて「この番組は、○○、△△と、ご覧のスポンサーの提供で…」というように、社名を読んでもらえるかどうか、順序が早いか遅いか、などの序列がつきます。
一つの番組の間には、「タイム」スポンサーしかCM
を流せないことが多いのですが、契約によっては、番組中のCMチャンスに、「タイム」スポンサーでない会社の「スポット」CMを流すことができる場合もあります。
また、「フリースポット」といって、どんな時間帯に何回流すのかということについて、ある程度、放送局側が決められるという契約もあります。そして、流した回数に応じて料金が支払われます。不況時には、このような形のCMが増えることが多く、一般に食品メーカーのCMに、こういう形のものが多く見られます。特に、インスタント・ラーメンのCMなどに多く、「○○のCMが多いときは景気が悪い」というようなことが言われることもあります。
CMは基本的に、新しい製品やサービスの広告ですから、CMの放送契約が増えるということは、景気がこれから良くなっていくことの指標ともいえます。
ANo.2さんがおっしゃつている、
>視聴率の結果に応じてスポンサーが払う料金が事後的>に変わってくるという、成果実績報酬のような形の契>約は、
>理論的には可能でしょうが、現実にはまだほとんどな>いと思います。
というコメントについては、
「理論的には可能」というところが引っ掛かります。
というのは、
「視聴率の結果」というのが、
単純ではないからです。
たとえば、同じ視聴率10%でも、漫画アニメの視聴率10%とトレンディドラマの10%では意味が違います。
今、大都市圏では「個人視聴率」といって、ある番組を見ている人がどういう年齢の人かというようなところまで調べることが一般化しつつあります。しかし、これも「10代」、「21~35歳」といった大雑把なくくり方です。また、「毎分視聴率」といって、1分刻みで視聴率がどう変わっているかというようなことも調べます。たとえば、民放の朝のワイドショーの視聴率は、NHKの朝ドラの時間帯だけは、極端に視聴率が落ちて、朝ドラが終わると、また、帰ってきます。また、一つの番組の中の特定のコーナーになると視聴率が上がる(下がる)とかいうこともあります。誰かが出演すると上がる(下がる)というようなこともあります。これらを決定するファクターというのは、無限に考えられますので、「視聴率」をどう考えるかというのは単純ではありません。また、決定要素と思われるファクターを細かく分類して調査すればいいように思われるかもしれませんが、これは統計の性質として、細かく分類すると、かえってデータの誤差が増えてしまうということもあるのです。
ただ、CMの料金(特に「スポット」CM)は、直近の視聴率を参考にして決められますので、ある程度は「実績」で決まっているともいえるのです。
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No.2です。

誤記訂正いたします。

誤) 理論的にはまだほとんどないと思います。
正) 理論的には可能でしょうが、現実にはまだほとんどないと思います。
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視聴率が高いと、それが民放局にとっての営業材料となります。

実際には代理店が間に入ると思いますが、それでも間接的に営業しているわけですから同じことです。例えば、スポットCMなどを入れるときに、視聴率が高ければ、当然、そのCMの効果も高くなりますから、広告料を高く取ることができます。また、番組のスポンサーを決める際にも、その民放局の企画力、制作力、類似番組の過去の実績、起用するタレントの過去の実績などに基づいて、その番組の視聴率に関する何らかの予測が立ち、それに基づいて媒体を売るわけですから、視聴率が高いほうが高い広告料を取ることができます。

視聴率の結果に応じてスポンサーが払う料金が事後的に変わってくるという、成果実績報酬のような形の契約は、理論的にはまだほとんどないと思います。
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民放はスポンサーからの資金で運営されているとは考えていいと思います。



視聴率が高いというのは沢山の人が見ているということなので、
それだけCMで紹介した商品が売れやすくなるので
より沢山の資金提供を受けられるということなのでしょう。

逆に視聴率が低いということは見ている人が少ないので
商品の売り上げが低くなるので信金提供を受けにくくなるということでしょう


でも現実にはCMをうっとうしく感じている人が多いそうです。
特に、CMになると音が大きくなるので困るという意見が多いそうです。
それに売り上げに最も貢献するのはCMではなく口コミだと言われています。
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