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No.1
- 回答日時:
表現の自由は憲法で認められた権利ですが
一方で、プライバシーも憲法で認められた
権利です。
従って、一方だけを認めることは出来ません。
二つの権利の調整が必要になります。
だから、表現の自由の規制が許される
ことになるのです。
この調整のための規制の法技術には色々あります。
表現の自由とプライバシーの場合には
双方の利益を比較する、
利益較量論が適用されるのが通常です。
例えば、プライバシーを侵害する表現は
許されないが、公人の場合は、それが真実である
ときは許される、という具合です。
わいせつも同じです。
性には社会通念上性秩序というものがあり
これを守る為に、表現の自由が規制される
場合がある、ということです。
性秩序なんて、憲法のどこにあるんだ?
公共の福祉の中に含まれる、と解釈する
訳です。
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