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ただいまTVで放映している「忠臣蔵」にハマッテおります。
おおまかな筋は知ってるつもりなんですけど、人物とかがいまいち把握しきれておらず、できれば原作か何か読みたいと思ってます。

一番史実に忠実、もしくは登場人物がよく描かれている本をご存知でしたら教えていただけないでしょうか?

A 回答 (5件)

どんな書物でも、「忠臣蔵」と銘打たれている時点でほぼ100%、史実としての「江戸城内


での刃傷事件始末」ではなく、赤穂浅野家・吉良家・幕府等、それぞれの視点に立脚した
創作物になっていると思います。「忠臣」という言葉が既に価値観を表していますし。

ということで、史実云々は別にして、「登場人物がよく描かれている」と私が感じた本を。
思いっきり有名どころですので既にお読みかも知れませんが。

堺屋太一「峠の群像」
著者は経済分野に明るい人だけに、元禄時代の政治・経済・社会の状況がきっちり描き
こまれており、読み応えがあります。
主人公はご存知大石内蔵助ですが、もう一方の主人公的存在である石野七郎次の人生が
私には印象的でした。20年くらい前のNHK大河ドラマの原作になっただけあって、
なかなかの傑作です。

池宮彰一郎「四十七人の刺客」
こちらは吉良家討入りのみに焦点を絞ったと言っていい内容です。吉良上野介を討ち果
たすためにあらゆる謀略を駆使する刺客としての内蔵助と、それを阻もうとする上杉家
の非情な戦いの記述は迫力があります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
堺屋太一さんの作品だとしっかりしてそうですね。池宮さんのは、映画のタイトルにもこういうのありませんでしたか?(気のせいだったらすみません。)
どちらも是非読んでみたいと思います!

お礼日時:2004/10/26 22:25

いわゆる「忠臣蔵」は「仮名手本忠臣蔵」の影響が大きくお世辞にも史実に忠実とはいえません。


そういう意味では、井沢元彦氏の「忠臣蔵元禄十五年の反逆」をお勧めします。
現代小説ですが、推理仕立てで忠臣蔵の真実をに迫ろうと言う意欲作です。
論証は綿密でまさに井沢元彦氏の面目躍如と言った感のある小説です。
目から鱗です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
すごく面白そうな作品だ!とすぐに検索してみたんですが、どうも絶版の本みたいですね…。残念…。
図書館だったら読めるでしょうか。是非読んでみたいので、頑張って探してみたいと思います。

お礼日時:2004/10/26 22:29

登場人物の描き方としてちょっと変わった本をご紹介しておきますね。



清水義範『上野介の忠臣蔵』(文春文庫)
吉良側から見た「忠臣蔵」を書いています。
視点の違いでこんなにも物事が違って見えるのだと感動しました。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167551 …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
これはまた、思いもかけない本を紹介してくださって嬉しいです。
吉良側からだとあの事件はどのように描かれてるのか、とても興味深いです。

お礼日時:2004/10/26 22:26

こんばんは( ・д・)ノ



私も忠臣蔵、大好きです(≧▽≦)。
いいですよねぇぇ~。見るたびに感動しちゃいます。

で、質問には「本」ってあるのですが、
実は、ビデオのご紹介を!!(ごめんなさい)。

日本テレビ系列のビデオで、
「吉良上野介=森繁久弥」、
「大石内蔵助=里見浩太郎」、とかのキャスティングのものなのですが、
めーーーっちゃ、良かったですよ~(p_q )。

「本」じゃなくて、ごめんなさいですが、
機会があったら、これもぜひどうぞ~~♪

参考URL:http://yutakakamisiro.fc2web.com/public_html-1/s …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
吉良上野介=森繁久弥、大石内蔵助=里見浩太郎というキャスティングには私も覚えがあります。
確か昔年末に放映したヤツじゃないですか?私も見て面白かったような記憶が残ってます!

お礼日時:2004/10/26 22:23

私のお勧めは以下です。

漫画ですが史実に基づき描かれています。

『ゑひもせす』杉浦日向子著
この本に収録されている『吉良供養 上・下』です。
サブタイトルは<「忠臣蔵」-殺戮のプロセス!!>
<泉岳寺の盛況にごまかされずに「忠臣蔵」をみてみよう!>

吉良家家臣の名前・石高・年齢・死傷が、詳細に記されています。
また、吉良邸見取り図や上杉家との関わり、討ち入りの奇襲戦法には臨場感を憶えます。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480024 …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
杉浦日向子さんのお名前は聞いたことはありましたが、作品を読んだことはなかったので、教えてくださったものを一度読んでみたいと思います。(*^-^*)

お礼日時:2004/10/26 22:22

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