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一年ほど前からBLを読み始めた初心者です。BLに関しての質問です。

自分は、ハマってしまえばとことんハマる性格なので、一年前からネットや雑誌を駆使して
様々なBLを探し、とりあえずメジャーと思われる作家さんや作品は一度は目を通すようにして
きました。しかしこの世界は循環が早く、新人作家が現れては消え…が多いので、マイナーな
作品ほど見逃しているような気が(最近特に)しています。

そこで質問なのですが、周りにあまり知られていないけど、自分は好きで手放せないBL小説は
ありませんか?例えば、これは有名なJUNE作品ですが野村史子先生は実質二冊しか本を出して
いませんよね。けれど、先日新装版で出された「テイクラブ」は大変面白く、名作だなあと思い
ました。このように、なんらかの事情で本があまり出ていないから多くの人には知られていないけど
個人的にこれは面白い!と思うような作品や、目立って傑作なものを書く作家さんじゃないけど
これは面白いよ、というような小説があれば教えてください。またどのあたりが個人的に面白いと
感じたのかを教えていただけると助かります。ここがツボだったから、でも無問題!

ちなみに私の場合、あまり本を出していないけど、これは面白かったというのは
水月ありーな先生の「キレイなままじゃいられない」という本です。

癖のある作品やキャラが好きですが、基本的には雑食なんでもばっちこい!
でもタクミくんシリーズのようなティーンズ向け?の文体は少し苦手かもしれません。
終わりのないラブソングは面白かったですが、これも少し文体が苦手でした。
うーん、分かりにくかったら気にしないて下さい…;

難しいかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

こんにちは。


最近のBL事情をよく知らないので、はたしてマイナーなのかメジャーなのか判断できませんが、とりあえず「また読みたいなぁ」と思える作品をご紹介します。
昔話題になった作品が多いので、既読の場合はご容赦ください。

ライト
「Pretty Baby」(ビーボーイノベルズ)斑鳩サハラ/著
「ビーナスKISS!!」(花丸ノベルズ)菜槻さあり/著
「君が好きなのさ」(シャレード文庫)谷崎泉/著
「MIND SCREEN」(ウィングス文庫)結城惺/著
「龍は微睡む」(コバルト文庫)真堂樹/著
「バイトは家政夫(メイド)!?」(シャレード文庫)魔鬼砂夜花/著

ライト+シリアス
「Please Please」(ビーボーイノベルズ)鹿住槇/著
「土曜日のウソツキ」(ビーボーイノベルズ)鹿住槇/著
「約束~If I miss you~」(花丸ノベルズ)榊花月/著
「メイド・イン・ロンドン」(花丸ノベルズ)徳田央生/著
「札幌の休日」(花丸ノベルズ) 桜木知沙子/著
「ゴールデンルール」(ルビー文庫)川原つばさ/著
「黒羽と鵙目」(花丸ノベルズ)花郎藤子/著
「ダイヤモンドの条件」(キャラ文庫)神奈木智/著
「月と茉莉花-羞花閉月-」(リンクスノベルス)佐倉朱里/著
「ボクサーは犬になる」(クリスタル文庫)剛しいら/著
「最後の夏休み」(キャラ文庫)倉科るり/著
「幼馴染」(ルビー文庫)吉原理恵子/著

シリアス
「優・等・生」(ビーボーイノベルズ)五百香ノエル/著
「タブー」(ルビー文庫)須和雪里/著

ハード
「DEAD END」(ビーボーイノベルズ)桃さくら/著
「ラ・ヴィアン・ローズ」(芳文社)山藍紫姫子/著
「私説三国志 天の華・地の風」(光風社)江森備/著

ちょっと量的にコメントがつけられないので、4つに分類してみました。
ライト→さくっと読めるもの
ライト+シリアス→さくっと読めるが題材が少々重めかな?と思えるもの
シリアス→題材が重いor暗い
ハード→性描写が露骨。気をつけてください。
あくまで独断と偏見により分類していますので、目安としてお考えください。
昔の作品は、大きな図書館だと蔵書として並んでいる場合があります。手に入れるのが難しい場合はそこらへんで探してみるのも手ですよ。借りるのはちょっと恥ずかしいですが。。。
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この回答へのお礼

うわー、いっぱい有り難うございます!
「黒羽と鵙目」「幼馴染」「優・等・生」「タブー」のみ読んだ事がありますが、あとは全て未読です。本の名前や作家は知ってるけど、今ひとつ手が出せなかったものも幾つかあって、今回改めてあらすじを読んでみると面白そうなものばかりでした。
また、私は上記でいう「ライト」層が特に弱くて…どこから手を付ければいいのか分からず迷っていたので、助かりました。参考にさせていただきます。

「ハード」層もそういえばあまり読んだ事がなかったですが、山藍紫姫子さんの「アレキサンドライト」や「花夜叉」は面白かったので、おススメいただいた作品もとても楽しみです。最も気になったのが「私説三国志 天の華・地の風」で、あらすじ読んだら興味深くって気になって仕方がないです。三国志で…BL…

たくさんおススメ有り難うございました!参考にさせていただきます。

お礼日時:2008/03/31 23:27

マイナーかどうか分かりませんが、思い浮かんだ作品をあげさせて頂きます。



たけうちりうと
「いつか青空になる翼」(クリスタル文庫)

冬城蒼生
「夢の国の住人」(元気読本)

近端夏也子
「ふたつめの錯覚」(元気読本)

石川れい
「アーケイディア」(祭り囃子編集部)

かわいゆみこ
「上海-うたかたの恋」(ビーボーイノベルズ)

マーク・リチャード・ズブロ
「黄昏のハイスクール」(創元推理文庫)

 「夢の国の住人」は短編集ですが、どの作品も読み応えがあります。
 祭り囃子編集部は義月粧子さんが中心になって活動されいた自費出版の本なので入手は困難かもしれませんが、ここから刊行された作品はどれも読み応えという点では満点だと思います。
 最後の「黄昏のハイスクール」は海外の作家さんの推理小説なのでBLではないのですが、高校の教師とプロ野球のスター選手のゲイカップルが事件を追うと言う…私としてはとても美味しい設定でした。

 とても個人的な好みを上げてしまいましたが、少しでも参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

大好きなたけうちさんの本は全て読んだと思っていましたが、「いつか青空になる翼」は読んでないと気付きました。あらすじを読んで「こんな話読んだっけ??」と自分の記憶力を疑ったりもしましたが…。あ‥危なかった!読み逃す所でした。早速探してみます。
また、かわいゆみこさんは丁度最近知った作家さんで、集めている所でした。「上海-うたかたの恋」は特に気になっていたのですが、回答者さんの心に残った本とのことで、やはりこれは、是が非でも読んでみたいと思います。

他にも知らない作家さんが目白押し、嬉しいです。特に「黄昏のハイスクール」がなんだか興味深いです…元々海外小説には疎いので、これを機会に読んでみたいと思います!回答、有り難うございました。

お礼日時:2008/03/31 23:03

入手困難を前提に紹介させていただきます。


マイナーというよりも昔過ぎて出版社も今更再版・重版をかけることがないものに近いです。
それでも専門の中古書店へ行けば手に入るものもあります。

三田菱子
・鼓ケ淵
・M(エム) この世で一番最後の夜
・ロクフェル

冬城蒼生
・夢の浮橋

伊吹巡
・COLOR TONE

森内景生
・夜の館
・魘・一夜(えん・ひとよ) -幽明荘(ゆうめいそう)にて-
・りばいばる

狩野香子
・イヴに見る夢

ポップな感じの世界が好きな人には向いていません。
耽美小説やJUNEを読まれていた世代に好まれる作品で、明るさなんて全然ありません。
特に狩野香子さんの作品は秀逸なのに時代が遅すぎたのか、この本を出して以降、実は見かけたことがないんです…。
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この回答へのお礼

作品自体が古いものほどレビューが少ないと思いますので、入手困難な本でも全然構いません。明るさ暗さも問わず、ただストーリーが面白ければそれでいい、という感じなので、おススメしていただいた作品も大丈夫だと思います。

上げていただいた作家さん、一人も知りませんでしたが、それが逆に嬉しいです。早速中古書店にて探してみようと思います。

それにしても秀逸な作品を生み出すような作家さんが、消えてしまうというのは寂しいですね…。今でもそうですが、作家というのはまさに運も才能の内というか、厳しい世界だなと思います。

お礼日時:2008/03/24 21:49

具体的に上げられていた野村史子・栗本薫さんのお名前が懐かしくて、書き込みたくなり回答をしています。


過去には色々読みましたが、どうも「この1作品が光る」という作家が多いので、JUNE全集の一「短編小説傑作集」が粒そろいでまずはお勧めです。
最近はBLを読まなくなりましたが、書棚には残った本を見て、この作家好きだったんだよな…と思わせる作家が幾人かいます。
今、読み返したくなるのは、小説自体の文章力・描写がある程度まとまっている方です。
センシティブなものを書かれる作家を好んで読みましたが、フジミの初期は非常に面白く読みました。当時、フジミが縁でJUNE仲間が広がったりしましたが、BLというより、主人公の周囲との葛藤や嫉妬が共感できるものがあり、そのことをよく話していたものです。
当時、JUNEに投稿されていた柏枝真郷さんも、心の傷や葛藤をうまく表現されているたと感じます。柏枝さんは娯楽をメインにしたソフトな作品も多くあるので、あったものを選びやすいのではないでしょうか。
一番すきだったのは、佐野裕貴さん。センシティブな恋愛の中道でしょうか。最後は冬水社で書かれていましたが、今は見ません。
BLが現在のような流行り方を始めた頃を最後に次第に読まなくなりましたが、最後は木原音瀬さんの作品を読んでいました。少々、鬼畜な感じもさせますが、どうしてこんな面白いものがはやらないのか、と不思議に思っていたので、今の人気は少しわかる気がします。
己を振りかえって「私のBL史」となってしまいましたが、参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

わ、早速お答えいただき有り難うございます!
「JUNE全集」は、全12巻ということですが、執筆陣が豪華ですね。恐らく一作二作程度書いただけで消えた良質作家も多いのだろうと思いました。挿絵の方も、桃栗みかんさんや吉田秋生さん等、もうご本人のJUNE作品は見る事ができないだろうなという作家が多くて気になりました。絶版の限定発売とのことで、こればっかりは運命の出会いを待つしかなさそうですが、存在を知れただけれ幸運です!中古書店で探してみます。

「フジミシリーズ」は「ミラージュ」や「タクミくんシリーズ」と並んでよく聞く古典名作JUNEというイメージがありましたが、実はフジミは未読でした。これを期に読んでみようと思います。

そして佐野裕貴さんの名前は初めて聞きました。ネットですぐに手に入りそうなのは短編集でしょうか。挿絵はあとり硅子さんとのことで、あの絵柄にセンシティブな内容…トキメキが止まりません。早速購入したいと思います。

他にお名前があがっていた柏枝真郷さん、木原音瀬さんですが、実は私も大好きな作家でして、木原さんの作品はすでに全コンプリート済みです。徹底的にキャラが追い込まれる描写などはまさに鬼畜、と思うことも多いですが、それだけではない、読ませる何かがありますよね。柏枝さんの硝子の街シリーズもハマりにハマって全巻一生懸命集めた記憶があります。なんだかまた読み返したくなってきました。mattheさんとなんだか趣味がかぶっているような気がして嬉しいです。
回答有り難うございました!

お礼日時:2008/03/24 00:31

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