拡大臨書する際の文字の線の太さについてお尋ねします。
私は、九成宮を半紙に6文字拡大臨書しています。
このとき、原典をスキャナでスキャンして半紙にうまくはまるように拡大し(だいたい400%程度拡大)、レイアウトして白黒反転して印刷、この拡大反転原典を手本としています。
ところで、こうやって作った手本を改めてみてみると、原典に比べて何となく字が細く見えます。また、そのまま臨書すると文字が骨だけの印象になってしまうのですが、これでよいのでしょうか。
偉い先生の同サイズ(半紙6文字)の臨書手本を先ほどの拡大反転原典と重ねてみると、明らかに、肉付けして太めの線で臨書してあるようです。そのくせ、解説には、原典の通り書け、などと書いてあります。一体どうすればよいのでしょうか。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
臨書には、「形臨」「意臨」など様々ありますので、
自分で納得した臨書であればそこまでこだわら
なくても良いのではないかと思います。
完璧に忠実に拡大する、というよりも、
拡大する場合は、「いかにしてその風格を出すか」
を意識されると良いかもしれません。
有り体に言うと、「オウヨウジュンであれば、
この半切に6文字書くとして、どう書くだろうか?」
と、連想してみると良いと思います。
やはり、作者がその場にいたならば、骨だけに
なるよりも、形を残して肉付けをし、自分の
作品としての雰囲気を出すために一工夫した
と私は考えます。
もちろん様々な意見を聞いた方がよいと思いますが、
ご自分がしっくり来る臨書の仕方で良いと思い
ますよ。
ありがとうございます。
古典に限らず活字でも何でも文字は、コピーやパソコンで拡大するとなんとなく間延びして見えるような気がします。
絵とか写真はは拡大してもそんな感じはしないのですが、
文字は白と黒だけで、黒は基本的に小さく見える色だし、白は大きく見える色なので、拡大したときに見た印象が変わるのかもしれません。
ここらへんについて、解りやすく教えてくれる解説書があったらなあと思っています。この辺は書の先生では無理で美学の先生にお願いするべきかもしれません。
また、もともと、黒い文字だったものを、石に彫って、この石がいくらかすり減ったものを拓本にしたものが、お手本なので、もしかしたら元々の文字は、もっとふっくらしたものだったかもしれないし、また、反転したりしてるので、ますます、わかりにくいのかもしれません。
欧さんが半紙6文字サイズに書いてくれた真筆が残っていてくれたら臨書も楽なのにと思うこのごろです。
おっしゃるように、作者の気持ちになって臨書するほか無いのかもしれませんね。
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