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潜水艦が出没して大きなニュースになっています。
ところで日本にも潜水艦があると思います。
日本の潜水艦の性能や目的はなんでしょうか?
「漢級潜水艦」に比べて優秀でしょうか?

潜水艦のほかに北朝鮮の船などが密航してきてますが、日本の潜水艦が活躍したという話はききません。
日本の潜水艦は何のためにあるのでしょうか?
日本の海を護衛するものではないのでしょうか?

A 回答 (6件)

日本の潜水艦は、旧ソビエト海軍のウラジオ艦隊が、日本海から出るのを阻止するためのものです。


ですから、航続距離もありませんし、攻撃力も対艦が中心です。
対馬海峡、宗谷海峡、津軽海峡に待ち伏せするために作られています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
待ち伏せ業務がメインなのですね。

お礼日時:2004/11/12 23:02

日本の潜水艦はディーゼル・エレクトリックですから、原潜のように


潜航したままと言うことはできませんが、原潜に比べ静かです。
(ただし、性能は世界有数のものです)

潜水艦を自前で建造できる国は、多くありません。

また、潜水艦は存在するかもしれないと言うだけで相手に負担をかけます。

ただ、不審船などの攻撃には向いてないと言えるでしょう。
撃沈するためのコストパフォーマンスが悪いし、数が少ないです。

とりあえず、日本の潜水艦は敵の軍艦を撃沈するために存在すると言って
いいでしょう。
自衛隊が、通商破壊戦をするとも思えませんので。
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海上自衛隊は現在16隻の潜水艦を現役として保有しており、各種活動にあてています。

各種活動の詳細は防衛機密です。潜水艦の現在の居場所自体が防衛機密であり、港にいるとき以外はほとんどの関係者が居場所を知ることがありません。

現在海上自衛隊が保有している潜水艦は、ゆうしお型、はるしお型、おやしお型の3タイプです。どのタイプも登場期は世界でも最高性能を誇る通常動力型潜水艦といわれていました。現在の最新型はおやしお型で、平成五年に計画された潜水艦です。

細かい性能は防衛機密でありよくわからない事が多々あるのが潜水艦の世の常ですが、おやしお型は最新鋭の射撃式装置、効率の大変よいソナー装置、対艦攻撃用の魚雷やミサイルを各種二十発程度搭載しており攻撃能力も十分です。潜水艦の命といえる静粛性能に関しては、どうも訓練相手の護衛艦からすれば10回探査して一度コンタクトできるか怪しいという人もいるようで、また今までの実績から見ても他国の新鋭通常潜水艦と比較してけして劣ることだけはないでしょう。

任務としては、主に二つ。1番の方も言われているように、待ち伏せ攻撃があり、これは潜水艦の伝統的な任務です。海上自衛隊の潜水艦は排水量に比して人員が多すぎるとの批判がありますが、この事は逆にダメージコントロールへの対応や長期間の任務への対応をやりやすくしている側面があります。なお潜水艦は対空能力や対地能力は普通ありません。イギリスやアメリカの潜水艦はトマホークを搭載しているのですが、日本にはトマホークがないため行えません。また対空能力を持つ潜水艦も存在するにはしますが、潜水艦のアドバンテージである秘匿性を台無しにするような対空ミサイルなど、潜水艦にとってはデッドウエイト以外の何物でもありません。少なくとも運用上、海上自衛隊にはまったく必要のないものでしょう。

もうひとつの任務としては、情報収集活動があります。日本の周辺海域で何処の国の軍艦がいつどのように通行したのかなどを、海中からひっそりと監視することです。各種艦船の情報や海域の情報を収集することによって基礎データを作り、何かあったときにそなえています。他にも付随した任務があるようですが、当然この辺は防衛機密なのでよくわかりません。

漢級潜水艦とおやしおですが、漢級のアドバンテージは海中をおやしおよりずっとながくもぐっていられること、ダッシュが長続きすることで、それ以外はおやしおが遥かに勝っていると考えてよいでしょう。それでもおやしおは電池性能の強化で今までの潜水艦に比べ潜水時間がかなり増加したようですが。

また潜水艦の任務はあくまで情報活動と対艦攻撃であり、北朝鮮の不審船や工作船のような小物を補足したり攻撃したりすることは目的ではありません。もっと最適な装備があるのでそちらでやればいいことです。

ちなみに2番の方も述べられているように、潜水艦を自力で設計から製造できる国はそうそうなく、日本、ロシア、ドイツ、オランダ、ノルウェー、フランス、イギリスくらいです。尚米国は現在通常動力潜水艦を建造することはできません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
潜水艦は忍者のように活発に動き回るものだと思っていました。
北朝鮮の密輸や拉致工作の船舶に対しては無力だったとは残念です。

お礼日時:2004/11/13 03:58

潜水艦には 原子力潜水艦と通常動力の潜水艦の2種類があります



ちがいは 原子力で動くか否かだけです
当然 動力性能は半永久的なエネルギーの原子力を動力とする方が航行性能的には有利です

日本は 通常動力の潜水艦しか作っていませんが、
通常動力の潜水艦の中では日本は世界トップ水準です。
これは第二次大戦時から大型潜水艦を作っているノウハウが活かされているためでしょう
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
原潜は事故や破壊されたときのリスクが大きそうですね。

お礼日時:2004/11/13 04:01

通常動力潜水艦と原子力潜水艦では、まったく別物といってよいほど違うものです。



基本的に通常動力潜水艦は、有人機雷とでも言ったほうがよいかもしれません。つまり海中に潜んで獲物がくるのを待ちうけるのです。原子力潜水艦のように高速で長距離を潜行したまま航行することは不可能です。そのかわり静粛性に優れています。

日本の潜水艦も基本的に通常動力潜水艦の枠内の存在であり、海峡のなどのチョークポイントで敵艦を待ちうけるのが基本でしょう。

第2次世界大戦でドイツのUボートが活躍しましたが、あの場合でも、積極的に敵船団を追いまわしたわけではないのです。事前に待ち伏せするわけです。したがって暗号解読によって待ち伏せポイントが知られてしまうと途端に戦果が減りました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
映画でみましたが、エニグマをよく解読したものだと感心しています。
ところで現在では潜水艦など衛星から監視されてしまうのではないでしょうか?
海水温が高くなっていますから、すぐにわかると思いますが。

お礼日時:2004/11/13 04:04

「ところで現在では潜水艦など衛星から監視されてしまうのではないでしょうか?


海水温が高くなっていますから、すぐにわかると思いますが。」

確かに原子力潜水艦が高速で浅深度を航行すれば海水温が上がるでしょう。しかし低速(原子炉の出力制御は難しいので速度でどれだけ変化するかは自信なし。)でしかも深度を深くとれば見つかりにくくはなると思います。ただそれでは潜望鏡で周囲を監視することもできませんし、無線電波も届きにくくなり命令を受領することも困難になります。おそらく軍事秘密になるのでしょうが、ミサイルなども水圧の影響などで使える深度は決まっているのではないでしょうか。

通常型潜水艦となると内燃機関を停止できますので、廃熱はかなり小さくなります。対潜艦艇の攻撃に際し、停止して深くに留まっているのは映画でもおなじみのシーンでしょう。今ではAIPもありますから、低速で潜行しているかぎりは発見は難しいでしょう。

また低軌道衛星が継続し特定の個所を監視できるのは数分です。次の衛星に引き継がなければ継続監視はできません。むしろ対潜航空機の方が脅威でしょうね。
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