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映画「カメラを止めるな」を見ました。劇場でも観覧したし、先日のTV放送も見ました。

この映画、元ねたが映画オリジナルではなく
「とある舞台演劇にあるのではないか?」
ということでその舞台演劇の関係者と一時もめていましたが、
私はそもそものねた元は黒柳徹子さんではないか? とおもいます。

黒柳徹子さんはTV司会者として名をはせましたが、元々はTV創設期のNHK放送劇団の専属女優で
NHKのTV放送の初期から出演していた人です。(記憶が正しければNHK放送劇団の第五期生で、第五期生のデビュー時にNHKTV放送が始まった)

当時はVTRがなかったので、基本的には全て生放送し、ドラマも生放送していたとのこと。
そのエピソードの中には生放送ゆえに、
「どんなハプニングが起きても絶対にカメラ(放送)を止められない」
というのが随所に出てきます。

たとえば、
『ドラマの途中、相手がセリフを忘れてしまい、プロンプターも対応できなかったので、相手のセリフも全部覚えている黒柳さんが
「XXXX、と貴方はおもっているんでしょ?」
「XXXX、と貴方は言いたいんでしょ?」
と相手のセリフを全部しゃべって引き受けて事なきを得た』とか
『徹子さんがレンガ壁(もちろん作り物)の前で恋人と待ち合わせしているうちに壁が倒れ掛かってきたので徹子さんが全身で支えていた。恋人が来て二人でデートに出かけるはずだったのに、その場を動けなくなってしまったので、スタッフが壁を後ろから支えなおす間、何とか間を持たせた』とか
『刑事が泥棒を逮捕し、自分(刑事)の手と泥棒の手を手錠でつないだが、鍵を紛失してしまった。
仕方がないので、刑事が帰宅して家で飯を食うシーン、泥棒が留置場で一晩明かすシーンを、手をつないだまま(それぞれフレームの外に何とか隠れて)放送した』とか。

「カメラを止めるな」の元ネタの元ネタは黒柳徹子さんだとおもうのですが、いかがでしょうか?

あ、それから、酔っ払って演技が出来なくなったカメラマンを後ろから支えてゾンビの演技をやらせるのは、アニメ「トムとジェリー」にも同様のものがありましたね。
 ネズミのジェリーが小さな魚(金魚かな?)を後ろで支えて、魚にタップダンスを躍らせると、トムが「うわ! すごい! 魚がダンスしている!」と大喜びしてウケる、というものですが。
トムとジェリーも参考にしたのではないでしょうか?

ま、そんなこと言い出したら、
「この世の全ての演劇の脚本は、ギリシャ神話とシェイクスピアが元祖だ」
ってことになっちゃうんですけどね。

A 回答 (5件)

いや、元ネタというと、それを知っていて、それを使ったという風に聞こえます。


そうではなくて、よくある発想と言えばそうなんだけど、昔からあると言えばそうなんだけど、それだけに知らなくてもそういうことを思いつくのは自然なのであって、元ネタとか、パクったとか、そういうことではない。
またありふれた発想だからつまらないと言うこともない。
ありふれた発想でも使い方で十分に面白いし、よくできた話というのはみんなそういうものだということです。

言い換えれば、元ネタというより、よくあるネタなんです。

多分、上で挙げた「元ネタ」なるものを制作者は知らなかったろうし、それで全然問題ない。
よくあるネタを面白おかしく見せるのが腕というか、才能ってもんじゃないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

>言い換えれば、元ネタというより、よくあるネタなんです。

なるほど、よくあるネタなんですね。

>よくあるネタを面白おかしく見せるのが腕というか、才能ってもんじゃないでしょうか。

そこが腕の見せ所なんですね。

ご回答ありがとうございました

お礼日時:2019/03/16 17:42

ニュースはもちろん、ドラマも歌番組もかつてはすべて生放送でした。


しかし、VTRによる編集が可能となり、ドラマの生放送は「ほぼ」なくなりました。
その方が安全だし、第一面白く作れるから。
だって舞台転換できないんですよ。

でも、生ドラマが完全になくなったわけではありません。
たまに、数年に一度くらいの割合で、テレビでやっています。
年末の「孤独のグルメ」がそうでした。
生ドラマで検索すればたくさん出てきます。

なぜそんな大変なことをやるかと言えば、話題作り、視聴率を稼ごうという魂胆です。
「カメラを止めるな」もそもそもはそういう企画だという設定です。
わざわざゾンビ映画を生で放送するという、無茶ぶりです。
プロデューサーやスポンサーの無茶に付き合わされる現場の苦労というのがこの映画のポイントの一つです。

とにかく、わざわざ生でドラマというのはそもそも珍しくない。
無茶ぶりで苦労するというのもありがちです。
でも、それを当初は隠していたところがもう一つのポイントです。


動かない体を後ろから支えて、というのも、実はよくあるんです。
たとえば古典落語の「らくだ」。
らくだというあだ名の男が死んでしまうが、この男の死骸を文楽人形のように動かし、「かんかんのう」を踊らせるというすごい話。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

>プロデューサーやスポンサーの無茶に付き合わされる現場の苦労というのがこの映画のポイントの一つです。

おっしゃるとおり、いつの時代もどこの業界も、上の人は無茶をいい、下の人はそれを実現するために身を粉にして働きますね。一番怖いのはあのおかっぱ頭の女映画プロデューサーでしょうね
「何事もなく無事に終わったやん、よっしゃ、呑みに行こか!!」
って、人の気も知らずに・・・

>動かない体を後ろから支えて、というのも、実はよくあるんです。
たとえば古典落語の「らくだ」。

なるほど、古典落語も元ネタになってたんですね。

ご回答ありがとうございました

お礼日時:2019/03/16 13:39

なるほど、そういう考え方もあるんですね。



私はつかこうへい氏の
蒲田行進曲を思い出しました。
(CSで放送されてました)

現実と芝居の狭間の境界線線引きがない題目。
結局芝居だったの?本当だったの?

という感じで終わります。
意図とするところはちょっと違いますが
テンションとか構成が、ちょっと似ていました。

生放送であるということはなく
映画の世界なのでまた違う世界観なのですが・・・。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

なるほど、つかこうへい氏も同じような映画をつくっていたんですね。

ご回答ありがとうございました

お礼日時:2019/03/16 13:36

ヤラセでももとネタでも、はっきり言って面白ければいいと思う。

でも真似してるやつに限って面白くないんだよね
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

わたしはこの映画は結構面白い映画だとおもいました。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2019/03/16 12:37

テツコを止めるな!

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>テツコを止めるな!

おっしゃるとおり、生涯現役でいて欲しいですね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2019/03/16 12:36

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