あなたの習慣について教えてください!!

 この映画にいろんな疑問があるのですが、たくさんあるそれらを聞いてください。

 まず、日本映画市場に残るヒットをする程の面白さを感じませんでした。そもそも、話の面白さが詰まっている所が深い表現をしているので、子供には理解が出来ないのではないのでしょうか?。あれを観た子供で面白いと思えた人っているんでしょうか?。主人公を演じている柊留美も話を理解して演じられていないと思います。

 そして、キャラクターや世界観から表現されているメッセージが沢山ありますよね。自分なりの解釈ですが、現代社会における人間を様々な形で表現していると思います。

 過保護な親と子供の自立、主人公の澄んだ視点から見た大人社会の強欲さとその強欲がある為に成り立ってしまう人間の孤独・環境汚染問題などの社会問題。

 しかし、これらの解釈をした後に疑問に思う事がありました。「遠まわしな表現だな、っていうか解りにくい」。私がそれらのメッセージを伝えないのなら映画など作らずに街頭で発表します。まあ、このような人をひきつける映画の方が強いメッセージになると思うのですが、なんか遠まわしの表現がむかつきます。
 
 どうでしょ? 
 

A 回答 (8件)

>日本映画市場に残るヒットをする程の面白さを感じませんでした。


そういう人は多いだろうなぁ、と私も思います。
「ハウルの動く城」なんて、なおさらでしょう。

でも、私はこの映画がヒットすることの意義を認めます。
最近の宮崎駿は明らかに「叙情」ではなく「叙事」に
向っていると感じます。
この映画から私が宮崎駿のメッセージを読み取るとしたら
「叙事性の素晴らしさを再認識せよ」といったところで
>過保護な親と(中略)社会問題。
といったkomadakomadaさんの解釈とは全く違うものです。

どちらの解釈が正しいか?ではなく
komadakomadaさんの解釈だと「この作品はつまらないだろう」と
そう私は思うし、そういう人も少なくないと想像します。

でも
>子供には理解が出来ないのではないのでしょうか?
>あれを観た子供で面白いと思えた人っているんでしょうか?
私個人の昔話で恐縮ですが
小学校の低学年の頃に「2001年宇宙の旅」を見ました。
原題は「2001: A Space Odyssey」ですから
直訳すれば「宇宙叙事詩」ですよね。
あの作品は大人でも「わからない」と言われていたぐらいですから
子供の私は全く理解出来ませんでした。
でも、圧倒的に面白かった。
理屈に回収できる面白さなんて、たいしたことないと
大人になってから気づくほど
あれは幼少期最大の映像体験でした。

後で学んだんですけど、日本文学ってのは
基本的に「叙情詩」的であり、「叙事詩」的なるものは
発達しなかったそうですね。

でも文学でさえ、その表現力は叙事・叙情のみでなく
ひろく抽象的もしくは形而上的なことにも
わたり得るものですよね?
総合芸術と呼ばれる映画の表現力はもっと多様な筈。

「ハウルの動く城」は「ストーりーが破綻している、失敗作だ」
といった意見が散見されますが、私は感動しましたよ。
何が素晴らしいって、あなた! 絵が、動く。その楽しさ!!

ああ~、ハウルじゃなくて「千と千尋」でしたね。
ハウルの衝撃で、千と千尋での
躯を癒しにきたオクサレ様だの
暴れるカオナシだのといった描写を堪能したことを
忘れてしまったよ。
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それだけこの映画が、奥深いと言うことではないでしょうか。

わかりにくいのではなく、たくさんのメッセージがあって、どれを受け取るかはその人次第。

100人が100人、同じメッセージを受けるというのは、薄っぺらでつまらないと思います。きっと、何度観ても新しい発見の出来るアニメだと思います。観る人によって、また、観たときによって、違うメッセージを受けることが出来るって、スゴイと思います。

千も万もメッセージが込められている作品というのか。例えば、子供だからと止める千尋の言うことをきかずに、変な世界へ足を踏み入れた両親を見て、「子供の言うことも正しいこともある」というメッセージを親たちに送ったり、「人のものを勝手にとって(食べて)はいけません」「人にお世話をしてもらったら、ちゃんとお礼を言うものだ」とか「働かざるもの生きる資格無し」とか、端々に、小さな教訓がちりばめられています。

知人が最後のシーンについて、「なんで子供に助けられたのに気づかなくて感謝もしないんだ。あんなラストはおかしい」と言った人がいましたが、考えてみると、世の中、そんなモノですよね。どんなに苦労して尽くしても、(感謝されたくてしたわけではないけれど)気づかれなかったり逆恨みされたりって、日常茶飯事ですよね。それ一つとっても、さすが、宮崎アニメって思います。
最期に、「貴方のおかげで私達助かったわ。ありがとう。」なんて、涙を流しながら3人で抱き合ったりしたら、いきなり陳腐になってしまいますよね。

数え上げるとキリがありませんが、純粋な子供向けではなく、子供へは子供への大人へは大人へのメッセージを持ったアニメだと思います。
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 メッセージを発する目的ではなく、娯楽映画だからではないでしょうか。

深く見える世界観も、何かを訴えるような表現も、全ては物語を面白くするための手段に過ぎない。

 何かを理解してもらおうと思っているのではなく、楽しんでもらうことが第一の目的であると思います。
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わたしたちはみんな、現代社会に住んで生活しています。


おとなも子どもも。現代社会にはさまざまな現象がおこりますがそれをすべて理解していなければ生活できないわけではありません。
千と千尋の神隠しも、千尋は小学生としてあの世界に住み、そこでかかわりを持ちましたが、そこのすべてを理解して生活していたわけではありません。つまり、わかるレベルでありのままを楽しめばいいと思います。
カオナシの存在など確かに深い意味がありますが、それはあくまであの世界の背景を構成するうえでの厚みであって、意味があるからそれらを必ずしも理解しなければならないわけではないと思います。
かえって、理解しちゃった人の不幸というか……そんなところばかり見ていて楽しいわけがない。
フィクションの世界であればあるほど、細部まできちんと設定しておかないとその世界は簡単に破綻してしまいます。ジブリは特に作品世界を凝って凝ってつくりこむので、結果的に設定背景が複雑に感じられてしまうんでしょう。(作品に奥まで踏み込む大人が見ると)

つまりは、10歳の女の子向けにつくられた作品であることからして、純粋に10歳の女の子として展開を追えばいいということです。
メッセージといっても、あんまり説教くさい番組を人はお金払ってみたがるかどうか。
作品の中でさりげなく表現されているだけでも「あ、川をきれいにしなきゃな」と、ちょっとだけ記憶に残ります。
それは小さな芽だけれども。
風の谷のナウシカのラストシーンで、腐海の砂の底に、ナウシカの帽子に守られて一本の木が芽吹きました。
あのラストでみんな、「よかったな」と思いました。
それでいいんじゃないかしら。
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悪を成敗する、桃太郎侍や、さるかに合戦のような映画の方が楽しめる方もいますし、おっしゃっていると思われるジブリ作品を楽しめる方もいらっしゃいます。



作る人と、見る人の波長が合わないと面白く無いかもしれません。
見た映画の意味を無理に理解しようとしても、面白くないモノは面白くないです。
残念でしたね。
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それら(映画の手法)は自分で考える余地を残しているのです。



事実、あなたも自分で解釈し遠回しな表現と思いましたね。遠回しな表現については映画作成者としては想定していない副産物でしょいうが当初の目的は達せられたということになります。


単なるメッセージの伝聞であれば街頭で発表すればいいことはだれでもわかります。
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「千と千尋の神隠し」?

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この回答へのお礼

そうです、その通りです。
書き足らずですいませんでした。

お礼日時:2004/12/11 15:27

失礼ですが、どの映画の話をしていらっしゃるのですか?

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この回答へのお礼

すいません。
千と千尋の神隠しを観て思った事です。
それについてのコメントをお願いします。

お礼日時:2004/12/11 15:26

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