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熱拡散

混合流体の内部に温度差があるとき、各成分流体それぞれが少しずつ一方の方向に移動して、全体の成分組成が拡散する現象。ふつう重い分子が低温側に移動する。気体の熱拡散は、同位体の分離などに利用。yahoo辞書より抜粋

何ですが、混合流体という言葉は液体の混合
でも起きるのでしょうか?
気体でしか、起きないなら「混合気体」と明記するとは
思うんですが・・

重い分子が低温側に移動する、という前設定も
軽く理屈があれば嬉しいです。
どなたかよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

熱拡散 ねつかくさん



 温度分布が一様でない混合流体で、気体分子の運動速度の差を利用し、一方の成分を高温側で、他方の成分を低温側で濃度を高くする熱的な拡散の現象である。原子力の分野でもこの現象を利用して、ウラン濃縮の実用化をはかった。すなわちこの現象によると、U-235とU-238の六フッ化ウランの混合流体中を熱が流れるとわずかな拡散流が起こり、軽い成分は上流方向に、重い成分は下流方向に流れる。この熱拡散効果を利用して、濃縮ウランを分離する方法を開発しようとし熱拡散筒を用いて分離実験を行った。この方法は消費エネルギーに対して分離効率が悪いため、実用化されず、ガス拡散法、遠心分離法が実用化された。


この場合は気体分子のときですが液体でも固体も拡散
はあります。
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