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金剛力士象のことで質問です。
阿形・吽形の2つに別れているのは知っていますが、
この二つが合体したものを執金剛神というのですか?
合体したものはどんな性質で、どういう由来などがあるのでしょう。口は閉じているのかも気になります。仏像関係に詳しい方がいらっしゃったら、どんなことでもいいので、阿吽が合体した仏像について教えてください。

A 回答 (3件)

 執金剛神(Vajradhara)は金剛杵を持って仏法を守護する鬼神で、金剛は如来の堅固なる智慧を象徴します。


 金剛力士は密迹金剛(Guhyapa<長音>da-vajra)といい、また密迹力士、金剛密迹大力鬼神王とも呼ばれます。この鬼神も金剛杵によって仏法を守護するので、寺門の守護神とされ、もとは一つの神格であったのが、阿・吽の二神格で信仰されるようになりました。そのため正式には「二王」と呼びますが、一般的には「仁王」の名称が広まっています。なお「二天」とする場合は四天王のうちの二神を門に配置する場合にそうのように称します。
 また門の左(吽)を密迹金剛、右(阿)を那羅延金剛ともします。那羅延金剛は那羅延天(Na<長音>ra<長音>yana)といい、胎蔵曼荼羅では右手に輪を持ち迦楼羅に乗る姿で描かれますが、大力を有する守護神です。しかし、有名な東大寺南大門の二王は、通常のように南面して置かれずまた左が阿・右が吽という独自形式です。これは左を上座とする日本の考えからきたものとされます。

参考
『佛教辞典』(宇井伯壽 監修・大東出版社)
『密教辞典』(佐和隆研 編・法蔵館)
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この回答へのお礼

丁寧なご回答、感謝します。
仁王が一般的な呼び名で、いろいろな名前があるのですね。仁王は阿吽(万物の始まり~終わり)を象徴し、守護を意味するのでしょうか。
奥が深いものですね。
力も知恵も備わっているということで、強力そうです。

お礼日時:2005/01/15 13:41

  こんにちは。



 「阿吽(あうん)の呼吸」という言葉を聞いたことはありませんか。
 これは、二人の気持ちがぴったりと合って物事が行えるという例えで、この阿形像、吽形像の口の開き方によるものからいわれています。

 阿は口を開いたときの最初の形で、吽は口を閉じた最後の形ということで、物事はこれらにすべて集約されるという考え方から来ています。

 詳しく書かれたサイトがありましたので貼っておきます。
 参考までにどうぞ↓

参考URL:http://www.tctv.ne.jp/tobifudo/butuzo/niou/niou. …
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この回答へのお礼

阿吽の呼吸という言葉は知っていたのですが、
上記のサイトは大変興味深く読ませてもらいました。
今までより、もっと詳しく知ることができました。
ありがとうございます。

お礼日時:2005/01/15 13:31

違います。


執金剛神とは「二神一対」つまり「二人の神様の『ペア名』」見たいなものです。
合体なんかしません。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
ふむ、合体はしないのですか…。
ある人に、二対が合体して・・・ということを聞いたので気になったのですが。
間違いなのかな。

お礼日時:2005/01/14 16:48

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