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最近の矢倉の出だしについて。
▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲7七銀
5手目は、昔は▲6六歩が普通だったと思いますが、
最近は▲7七銀が多いようです。
どうしてそうなったのですか?
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

こんにちは。


矢倉の歴史は古く、そのときの流行り廃りが影響します。そもそも大昔は5手目▲7七銀と上がってました。ところが、急戦や陽動振り飛車、右四間への対策のため▲7七銀を保留して先に▲6六歩と突くようになりました。1990年頃の話です。
ところが2010年過ぎから、後手から△4五歩と反発するようになり、トドメに左美濃急戦が流行したため、矢倉は先手番で勝てない戦法になってしまいました。
最近では先に▲7七銀と▲2五歩を決めて、相手にも△3三銀と上がらせることによって後手の急戦を防ぐ指し方になり、先手番の勝率も持ち直しています。
一時期、増田康宏プロが「矢倉は終わった」と発言し、実際に矢倉の将棋が見られなくなりました。雁木が流行ってましたね。でも、現在では矢倉の将棋が復活してますね。当の増田プロも矢倉を採用しています。
角換わり腰掛け銀も戦後に大流行し、一時期廃れましたが、また大流行しました。プロはずっと研究を行なっているので、ちょっとしたきっかけで戦法の流行が変わることがしばしばありますね。
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この回答へのお礼

drjoyhistory さん、こんばんは。
お礼が大変遅くなり申し訳ございません。
そうでしたか・・昔は▲7七銀でしたか。
矢倉24手組などの定跡を勉強したのが最初なので、▲6六歩が当たり前だと思っていました。
>プロはずっと研究している→流行が変わる
とても分かりよいご回答をありがとうございました。

お礼日時:2021/02/12 18:23

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