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化学の高分子化合物のところについてなんですが、いろんな縮合や重合がありますが、付加縮合というものがどうしてもよくわかんないです。フェノールとアルデヒドの付加反応だの縮合反応だの書いてありますがどうなってんのかよくわかんないです。

A 回答 (5件)

>フェノール樹脂とメラミン樹脂は熱硬化性樹脂で、付加縮合と覚えたらいいですか?



はい、付加縮合で作られる代表的な熱硬化性樹脂としては、
フェノール樹脂、メラミン樹脂と尿素(ユリア)樹脂ですね。
この3つを覚えておけば良いと思います。

熱硬化性樹脂としては付加縮合以外の反応で作られるもありますが、
付加縮合に限定すれば上記三つの樹脂が代表的なものです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます‼️

お礼日時:2021/02/11 03:10

高分子を合成するための重合反応には沢山の種類があります。


その中の一つの方法です。
付加反応と縮合反応によって高分子化していきます。
フェノール樹脂(ベークライト)を例に説明します。
フェノールをPと省略します。(フェノールのーOHは反応に関与しないので
省略します。)
フェノールとホルムアルデヒド(HCHO)が付加反応を起こすと
P-CH2OHが生じます。
(この反応はo,p配向性なので、1つのフェノールに最大3箇所付加することができます。)
付加反応によって生じたP-CH2OHと他のフェノールの間で
縮合反応(脱H2O)が生じると
P-CH2OH + P → P-CH2-P + H2O となって
2つのフェノールが結合できます。
次にホルムアルデヒドが付加し、ーCH2OH基が生じ、
他のフェノールとの縮合をすれば、分子が大きくなっていきます。
この付加反応と縮合反応とが繰り返し起こることによって
高分子を生じる重合反応が付加縮合なのです。

ちなみにフェノール樹脂の場合、酸触媒でも、アルカリ(塩基)触媒でも
付加縮合反応を起こすことが可能です。
酸触媒では付加反応よりも縮合反応の方が反応速度が速いので
末端にーOH基が残った状態で取り出すことが難しくなります。
(末端ーOH基が少ない状態で取り出される。)
酸触媒で作ったフェノール樹脂をノボラック樹脂と呼びます。
一方、アルカリ触媒ではその逆で付加反応の方が縮合反応よりも
反応速度が速くなります。
それ故、末端ーOH基が多く残った状態となります。
アルカリ触媒で作ったフェノール樹脂をレゾール樹脂と呼びます。
ある程度の分子量で反応を止めて取り出したレゾーる樹脂は
三次元化が進んでおらず、熱可塑性を示します。
この状態で、金型に入れ成型し加熱することによって
残存する末端ーOH基の縮合反応を進め、三次元化させます。
つまり熱硬化させます。
すると熱可塑性が失われ、加熱しても軟化しにくい、成型品ができああがるのです。
付加縮合で合成されるフェノール樹脂やメラミン樹脂は
代表的な熱硬化樹脂なのです。
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この回答へのお礼

フェノール樹脂とメラミン樹脂は熱硬化性樹脂で、付加縮合と覚えたらいいですか?

お礼日時:2021/02/10 17:46

住友ベークに聞いてみよう。

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縮合でなければ付加重合です。


つまり、低分子がつながる過程で、何か別の小さい分子(水とかアルコールとか)が取れていくのでなければ付加重合。
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