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鉄骨の錆止めについては、塗装と溶融亜鉛めっきの2種類があると理解しています。ただ、国交省大臣官房官庁営繕部監修の「建築工事監理指針」では、①鉄鋼面錆止め塗料塗りと、②亜鉛めっき鋼面錆止め塗料塗り、というように仕上げの種類によって区分して整理されています。すでに錆止めとしての亜鉛めっきが施されている面に、なぜ錆止め塗装が必要なのでしょうか?

A 回答 (3件)

私も疑問に思ったことがあるけど、要は溶融亜鉛メッキは半永久的なサビ止め効果を期待できない、では?



亜鉛メッキの防錆の仕組みは、、、
○亜鉛めっきの最表面が溶け出して錆びる
○錆びることによって水酸化亜鉛の被膜をつくり、まだ錆びていない自らの腐食の進行を遅らせる

つまり亜鉛は自ら錆びながら母材の鉄部を守るわけ。
これを亜鉛めっきの犠牲防食作用と言うらしい。
言い替えたら状況により、時間により、母材が腐食する恐れはあるわけだ。

我々が目視している亜鉛メッキ、例えばSGP-VB管がある。
これボロボロにサビますから。
たた、一般人はサビたSGP-VB管を見る機会が無いけ。
今は埋設にSGP-VBそのまま埋められない。
SGP-VDが標準、VBを使うならペトロラタムのシートで覆わなければならないはず。

あと、材料の搬入から施工までのタイミングでメッキの被膜が傷付いて痛む=切れることも考えられる。
これは致命的。
目視でわからない傷のリペアの意味でも防錆塗装は効果が期待できる。

血税で作る、かつ相当の耐久性が求められる国土交通省発注の建築物はこれだけの品質を要求しているわけ。
これを準用する地方公共団体や外郭団体も。

この仕組みはアルミニウムのアルマイト加工にも似ていると思う。
建具のアルミサッシ、組み立ての中で電解槽による被膜の形成に合わせて最終工程で透明な塗料膜(塗膜)も形成しています。
これでも過酷な環境下ではアルミニウム製建具の腐食はありますから。
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この回答へのお礼

申し訳ありません。ご回答いただいていることに今、気が付きました。亜鉛メッキは防錆塗装よりもかなり耐久性が高いという思い込みから、「亜鉛メッキ=それ以上の対策は不要」という理解をしていました。ご指摘のとおり、確かに亜鉛メッキしたものでも錆びますよね。そのように考えると
亜鉛メッキの上からの防錆塗装も理解できる気がします。書き込みありがとうございました。

お礼日時:2021/02/19 21:21

メッキそのままで使えるなら良いけど


美装するなら塗料掛けるでしょ?
標準仕様書は下塗りから始まるので
エッチングプライマーで一旦メッキ面を
荒して食いつき作って弱めた防錆を補剛してって
考えでは?
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レスが無いのでこれで止めるけど、それ指針の話でしょ?


共通仕様書は見たの?
共仕と指針は性格が違う。
採用すべきは特記、特記に記載があれば共仕と個別の仕様書であり、指針の内容の強制は受けない。
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