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 中国は東シナ海で地下石油資源の調査や試掘を行っているそうですが、これに対して「日中中間線までは日本のEEZなのだから、日本政府は中間線を越えて日本側で行われる調査や地下資源の吸い上げに抗議すべき」との声をよく聞きます。
 しかし、地下資源は大陸棚の制度によって規律される問題で、EEZを根拠に石油を日本のものとするのは妥当ではないように思うのですが、これはどういうことでしょうか?それとも私の事実認識に誤りがあるのでしょうか?
 どなたかお答えいただければ幸いです。
 

A 回答 (2件)

日本政府は国連海洋法条約を批准し、それに基づいてようやく東シナ海大陸棚に中間線を引いたものです。



したがって、
「日中中間線までは日本のEEZなのだから、日本政府は中間線を越えて日本側で行われる調査や地下資源の吸い上げに抗議すべき」

と、いうのは、国際間の条約に基づく、正当な意見だと思います。

参考URL:http://www.cnfc.or.jp/j/proposal/asia00/hiramatu …
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何処の国であれ、自国にとってあらゆる事を有利に導く事が求められているからであり、そうした行動は当然では有りませんか。



EEZであれ単なる岩礁が「島である」と宣言したとしても、日本がそのように宣言をして国家の一部として防衛すれば良いのではないでしょうか。

例えば、竹島が韓国に占領されてしまった事がそれを象徴しているものと思います。
防衛をしなかったからね。
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この回答へのお礼

お答えありがとうございます。
そうですね、日本の国益を守ることが日本政府の仕事なので、強く主張してほしいと思います。
ただ、素朴にアカデミックな疑問として、石油権益の根拠としてなぜ大陸棚の法理を使わなかったのでしょう?日中ともに締約している国連海洋法条約では、海底の天然資源については大陸棚制度の中で規律されています(77条)し、境界画定に関してはEEZ(74条)も大陸棚(83条)も同様の文言が使われているので「日本の大陸棚が中間線までのびているので、石油は日本のもの」という主張のほうが適当なように思うのですが・・・?

お礼日時:2005/02/24 07:34

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