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2つの生物群のある組織の大きさに差がある、ということを示したいので、まずF検定を行ったところ、データにばらつきがあり、分散は等しくありませんでした。
そこでt検定(Welch)を行ったところ下記のようなデータが出ました。
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t-検定 : 分散が等しくないと仮定した2標本による検定

変数 1変数 2
平均0.5224638740.46886014
分散0.0150532770.01384845
観測数3030
仮説平均との差異0
自由度58
t 1.727005691
P(T<=t) 片側0.044744667
t 境界値 片側1.671553491
P(T<=t) 両側0.089489334
t 境界値 両側2.001715984
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この場合、P値はP(T<=t) 両側を見るのか、それともP(T<=t) 片側なのかよくわかりません。どのように判断するのでしょう?通常の論文ではどちらを用いているのでしょうか?

A 回答 (3件)

このデータから統計的な判断するのは危険と思います。

 理由はP値が微妙な領域にあること。 サンプル数が不十分であること。
次の疑問は、この検定は実用上意味があるのかどうかということです。つまり、 例えば、AさんとBさんの英語テスト結果(過去の30回)を調べたところ、Aさんの方が(平均で)1点高いことがわかった。でも。だから、どうした?ということになってしまいます。
この場合、私ならば、少なくとも「5点以上の差があるか」という仮説を立てて、検定します。
ただ単に”差があるか”を検定するのでなく、”実用的な差があるか”を検定したほうがよいのではないでしょうか。
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統計学一般の参考となるHPを紹介します。



答えの内容自体はNo.1の方が正しいと思います。
片側を使う時には、論理的に十二分に説明をすることが要求されます。
たとえば、経験的に「減少作用を示すだろう」とわかっている薬剤であったとしても、片側で検定(推定)することは通常許されることではありません。

参考URL:http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/
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普通の論文で特に断り書きがされていない場合には、両側検定を使っています。



片側検定は、その2つの値を比べるとき、その値がもし同じでないとしたらどちらが大きいのか「論理的な推測」から予想できる場合にのみ使います。その予想と反対側に差がある可能性もありえるときには、両側を使っておきます。つまり、どちらを使うかわからないときには、両側検定を使うのが無難です。ご質問の例では、差があるかどうかの検定ということですので、両側かと思います。

参考URLの「 2.片側検定と両側検定」の説明がわかりやすいかも。

参考URL:http://www.lbm.go.jp/ohtsuka/envsta/es04_06.html
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