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デフレと不況、インフレと好景気はイコールですか?
ちがうならどうちがうのですか??
中学生にわかるような感じで教えてください。

A 回答 (2件)

経済学に興味があるようですね。

若い頃から経済に対してしっかりとした考え方を持つのはよいことだと思います。

さて、すでに#1さんの述べておられるとおり、デフレ(ーション)、インフレ(ーション)と好不況は別のものです。
ただ、デフレもインフレも行き過ぎると不景気になることがあります。

デフレの場合は、まず、お金の価値が上がるところから始まるとすると、たとえば利率(預貯金の利子)が上がったとします。
物価が安定しているとすると、今、物を買うより利息で増やしてから買った方が余分に買えると考えて物が売れなくなります。
会社は物が売れなくて在庫が増えては利益がないので、値段を下げてでも売ろうとします。ここで物価の下落が始まります。
でも、今まで売れていた分と同じだけ売れても、物価が下がっているので、利益は当然減ります。
赤字になると会社はつぶれてしまうので、会社としては、工場を売ったり、社員の給料を減らしたりして調整をしないといけなくなります。
社員の給料が減ると、当然社員が買える物の量は減ります。そうするとその分物が売れなくなります。
会社は売ろうとして更に物価が下がります。会社の利益が減ります。給料が減ります。
以下このように悪循環が起こって不景気になってしまいます。これがデフレスパイラルです。
つまり、物価が下がってもこんな風にならなければ、デフレだからと言って不況とは言えないわけです。

インフレの場合は、昭和40年代の日本の石油ショックが良い例かもしれません。
外国から買う石油の値段が上がりました。当然、石油から作られる物の値段が上がることが予想されます。
みんながその物を安いうちに買おうとします。みんなが買うと在庫は減ります。
会社もすぐにはたくさん物を作れませんし、材料費は値上がりしています。
それでも、将来買うよりは、今買った方が安いので、みんなが欲しがります。みんなが欲しがる物の値段は上がります。
オークションと同じですね。
物価が上がることによってお金の価値は下がります。昨日は100円で2個買えたのに、物価が上がって今日は100円で1個しか買えないし、明日は1個200円だとなると、みんなお金を持つより物を持ちたいと思いますよね。
みんなが欲しがるけれど、物が足りないので、物価はどんどん上昇します。これがインフレーションです。
物が売れて、景気が良さそうに見えますが、同じように社員の給料が増えているとは言えないので、物価の上昇が落ち着かないと不況になることもあります。インフレ後の不景気の一つにスタグフレーションというものがあります。

さらにお金の価値が下がりすぎると、そのお金の信用がなくなります。そうすると物価が上がり続け、紙幣の0がどんどん増えます。
0が増えすぎると買い物の計算さえ不便になるので、国が0をとって、単位を下げることがあります。これをデノミ(ネーション)と言います。最近ではトルコが今年の1月1日に100万(トルコ)リラ=1新(トルコ)リラのデノミを行いました。

長い文章で表現がおかしなところがあるかもしれませんが、参考になれば幸いです。
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こんにちは。



デフレ:お金の価値が上がり、物の価値が下がる。
インフレ:デフレの逆。お金の価値が下がり、物の価値が上がる。

不況・好景気は、見るところによっても変わります。日本全体が不況でも一部の企業は好景気という事はよくあります。

国家レベルの話であれば、GDPの実質成長率で判断される事になると思いますが、『中学生にわかるような感じで教えてください。』との事ですので、国全体を一つの会社(家庭でもいい)とみて、去年より儲かったのか(好景気になっていく)、儲かってないのか(不況になっていく)を判断すればいいと思います。

つまりデフレ・インフレと好景気・不況は全く別次元の話です。デフレ時でも好景気のときもあれば、不況のときもあるしインフレ時でも同様です。

ただデフレの場合は、お金があまり回らなくなるので(お金の価値が高いので多く出す必要が無いため)感覚として不況になっていく原因になるのかなと思いますすが、インフレだからといって好景気に繋がるとは限りません。
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