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旧日本軍とエアガンについて。

旧日本軍が使っていた100式短機関銃のエアガンを手に入れるのは現実的でなく、非常に困難なのでMP18の電動ガンを買おうと思いますが、MP18は、旧日本軍で使われてましたか?教えてください。

A 回答 (1件)

>MP18は、旧日本軍で使われてましたか?教えてください。



 帝国陸軍は制式採用していませんが(1930年=昭和5年に陸軍の短機関銃採用トライアルがあり、その中にMP18のスイスでのライセンス生産版SIG MP18もありましたが、失格しています。SIG製と言われると、本家ベルグマン製よりもよさそうな気がしますが)、帝国海軍では採用されました。

 帝国海軍はMP18とハーネルMP28を計6000丁購入し、べ式自動拳銃及びス式自動拳銃という名称で海軍陸戦隊に配備され、1932年の第一次上海事変で中国軍相手に使用された記録が残っています。

 ちなみに・・・『べ式』とはベルグマンの意味で、『ス式』はシュマイザーの意味。ハーネルMP28の設計者はヒューゴ・シュマイザーで、彼の特許によりMP28が作られたので、通称『シュマイザー』と呼ばれていました。
 名称に年号が入っていないので制式採用ではなく『準制式採用』と思われます。実際、6000丁以外の追加購入の記録はありません。

 記録上、この『べ式』『ス式』が、日本軍が最初に配備した自動拳銃(短機関銃)となっています。第二次大戦の遥か以前に、既に日本軍は短機関銃を使用していたということです。

 尚。
 第二次大戦時、東インド諸島を占領した帝国陸軍は、現地のオランダ植民地軍が持つ多数のMP18を鹵獲し、陸軍憲兵隊の準制式火器として使用しました。
 陸軍も『制式採用』ではないにしても、一応MP18を使っていた実績はあるということです。ただ憲兵隊採用なので、戦闘に使われた可能性は低いです。
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