アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

様々なライトノベルなどで書かれているのですが。
「交渉とは対等な関係、対等な力量を持たなければ成立しない」
というものでした。

ですがどうなのでしょう、力が相当に拮抗しない限り交渉とはまともに成立しないものなのでしょうか?
武力や経済力が拮抗するとか。

それとも、完全に対等な力量まで持たなくても、多少は渡り合える力量があれば交渉というのは十分に可能なのですかね?

あるいは、相手やその組織の人間性や倫理性にもよりますかね?
結構日本はお人よしで、相手が小国でも使節団などはちゃんと来賓として温かく迎えて、話し合いによる解決を理想としているようですので。

結構、発展途上国への経済支援も、日本政府は行っているようですし。

「交渉とは対等な関係でのみ可能なのですか?」の質問画像

A 回答 (4件)

>交渉とは対等な関係、対等な力量を持たなければ成立しない


もちろんそうです。大原則です。

たとえば「Aは資金を提供する。Bはその資金で物を作ってAに提供する」と言う契約があった場合、Aに資金という力量が無ければ成立しないし、Bに物を作る能力がなければ成立しません。

で、この時「対等」というのは「相手が交渉に応じるだけの能力がある」ということなので、全部が対等である必要はないし「渡り合える」能力があれば可能になります。

このような説明をするなら、たぶん「瑕疵の璧」がもっと分かりやすい故事なんだと思います。

簡単に説明すると
「中国の小国趙の王がすごい宝物(璧)をもっていた。それが欲しかった超大国の秦の王は『自領にある15の城と交換してはどうか』ともちかけた。
 断れば大国である秦王の機嫌を損ね戦争になるかもしれない、しかし宝物を渡して15の城がもらえるとは思えない・・
 そこで有能な趙の藺相如は、秦王に対して交渉を行い、結果、璧も失わず、戦争も起きない状態にし、英雄となった」
というものです。

要するに藺相如の駆け引きの巧みさが、小国と大国という力の差を打ち消して、対等な交渉をさせたわけです。

なので
>それとも、完全に対等な力量まで持たなくても、多少は渡り合える力量があれば交渉というのは十分に可能なのですかね?

能力があれば、可能です。

>あるいは、相手やその組織の人間性や倫理性にもよりますかね?
もちろん、上記の秦王が駆け引きじゃなく、戦争で奪いに来たら趙は確実に負けるので、武力で脅すような倫理性の低い相手なら交渉自体が行われません。

>結構日本はお人よしで、相手が小国でも使節団などはちゃんと来賓として温かく迎えて、話し合いによる解決を理想としているようですので。

日本はお人よしなのではなく憲法9条で武力を使えないからです。だから経済的な利益で相手に恩恵を与える事で、日本に有利な国際情勢を作る戦略です。

>結構、発展途上国への経済支援も、日本政府は行っているようですし。
イギリスやフランスは旧植民地国があるので、途上国への影響力は大きく、ドイツは技術力があって他の先進国に影響力を行使できるので途上国に入り込みやすいのです。

 日本は孤立無援なうえに9条で武力を縛っていますので、ODAなんかを積極的に行わないと日本の国際的な立場が維持できないのです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

藺相如は偉大な人物であり知将であるようです。
完全に対等な力量でなくても、渡り合える知性があればよいようです。

相手の倫理性も重要な要素のようです、納得です、ベストアンサー差し上げますね。

お礼日時:2021/12/25 10:23

創世記 11:8 こうして主が彼らをそこから全地のおもてに散らされたので、彼らは町を建てるのをやめた。

11:9 これによってその町の名はバベルと呼ばれた。主がそこで全地の言葉を乱されたからである。主はそこから彼らを全地のおもてに散らされた。
. .


 封建制度は、貸しビル制度。貸しビル制度は、封建制度。そんな、盲点もあるのかもしれないですね。
 都市伝説、バベル伝説かもしれない。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

????

お礼日時:2021/12/25 10:19

あくまでも私見ですが、交渉とは双方が同程度に合意したい、合資できなくても仕方ないと思っていることが正常な交渉には必要ではと思います。


たとえば、お店でお客が値段交渉をするにしても、お店がどうしても売りたい(売れ残ったらどうしようもない)のであればお客側は強気の交渉ができるでしょうし、お客側がどうしても買いたい(他では入手できないけど、欲しい)のであればお店側は強気の交渉ができるでしょう。
正常な交渉とは、お店はそこまで下げて売るのであれば他に売れるという設定ラインがあって、お客もそこまで高いのであれば買わなくても良いという設定ラインがあれば交渉になるでしょう。(交渉の中で双方の設定ラインが多少動くことはありえます。)

質問の添付図にある労使団体交渉にしても、会社からすれば1人の従業員相手であれば合意せずに辞められても困らないけど、多くの従業員相手となれば全員に辞められたら困るので、交渉が成立するということです。

余談ですが、日本の労働組合が弱体化したのは、労働組合の持つ最大の交渉カードである「全員でそろって退職」というカードを手放してしまったからではと思います。
組合側の交渉の前提が「雇用の維持」になったので、切り札がないわけです。

閑話休題。
国家間の交渉においても、交渉が合意することで双方に形は違えど同程度のメリットがあり、逆に交渉が不合意であれば双方ともに同程度のデメリットがあることが正常な交渉の前提でしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ふむふむ、対等でなくても双方に利益があれば充分に交渉可能なんですね! 互いにメリットがあればよいようです、回答ありがとです。

お礼日時:2021/12/25 10:21

ケースバイケースかと。


親と子供は対等じゃないけどお小遣いの値上げ交渉して成立する事もあると思います。
ラノベの中の台詞なんかあんまり深く考えなくてもいいかと思います。
あくまでフィクションの物語の中で作者が言わせてるだけなので。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ケースバイケースだし、ラノベのセリフを真に受けないほうがいいみたいですね、回答ありがとです。

お礼日時:2021/12/25 10:20

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!