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大切な実父の死去からもうすぐ1ヶ月が経とうとしています。父の事(癌告知・闘病から4年目。亡くなる1週間前に61歳を迎えた矢先の死去でした)については、以前からこのサイトで何度となく相談させて頂きました。

癌告知を受けた時は既に「末期」からのスタートでしたので、この4年間、父の「死」について考えない日はありませんでした。が、こうしてその時がきてしまったという現実は、やはり受け入れ難く、未だ悲しみから癒えぬ事はありません。

私自身、ファザコンという簡単なものではなく、父への感謝の気持ち・・・父に対する思いは半端ではありません。

来月には四十九日を迎えます。
結婚し実家を出ている私としては、納骨の際、父の遺骨を手放す事に抵抗があります。
火葬場で分骨用の骨壺に分骨してもらえば良かったのですが、その時は気持ちも高ぶっていた為、結局分骨出来ませんでした。

私自身、こういった方面の常識には疎く、果たして私のような理由から生じる「分骨」は、やはり常識外なのでしょうか?

私としては、分骨し、その遺骨は納骨せずに自宅にずーっと置いておきたいのです。
「分骨」した上、さらに「納骨」されない・・・。
これでは父は成仏されませんでしょうか?

仮に「分骨」可能な場合、火葬場ではなく、四十九日になってから行なっても良いものでしょうか?
もちろんその場合は、お寺さん同席の上で行なうつもりです。

皆様、どうか無知な私にアドバイスお願い致します。

A 回答 (4件)

No1のamida3です。

そうですか、一応、私どもの宗派のご門徒さんなのですね。
そうですね、私どもの宗祖・親鸞聖人も多数のところに分骨されていますし、浄土真宗では本山に分骨するのも門徒のたしなみとなっていますので、分骨自体は宗教上はまったく問題がありません。
いずれは遺骨が「液状化」してしまうという事に驚かれたのもわかります。お墓の改葬時に「遺骨が無い」とビックリする方は多いですからね。ただ、お骨と言っても科学的にはカルシウムです。カルシウムは大気中の水分を吸収する性質があるようで(科学的な専門家ではありませんが)・・・保管場所の湿気によっても異なりますが、早くても15年くらいからで、30年以上大丈夫な場合も一応あります。
ちなみに、樹脂等で酸化を防いでペンダントにしたりとか遺骨で作るメモリアルストーンというような新ビジネスもあるようです。
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まだ、お墓が決まっていないということですので、分骨はお墓が決まって、そこへの納骨時に、当該墓地の管理者であるところ(運営主体によって宗教法人であったり、財団法人であったり、自治体であったり)からいただいてください。それ以前にはできませんので49日では無理そうですね。あくまで、一旦納骨されたものを分骨したと言う形態しか現在の状況ではできません。なお、お墓が現在ご縁のお寺と関係がないということになれば、分骨の確認も現在のお寺さんではないので(多くは納骨時の石材店さんに手配を依頼し、石材店さんのほうで代行して書類も揃えてくれるとおもいます。)
ちなみに、事前に火葬場に申し出ていれば、分骨証明ではなく、火葬証明書(埋葬許可証)が複数交付されていました。
以上です。
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この回答へのお礼

今回もご丁寧なアドバイス、本当にありがとうございました。頂いたご意見を参考に検討させて頂こうと思います。
この度は本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/03/28 22:26

曹洞宗の僧侶です。


私自身の経験から言うと分骨はお勧めしません。
亡くなった当初は気持ちも高ぶっているので、どうしても骨を身近に残したいと思われる事は充分理解できます。
私の関わった葬儀でも、ぜひ分骨したいとおっしゃって骨を分けられた方がいらっしゃいます。
その後、分骨がどうなったか。私の知る限り、ほとんど全てのケースで2~3年もすれば仏壇の隅っこで埃まみれです。どこかに行ってしまったというケースもあります。
気を悪くされないようお願いしますが、個人が一時の感情から遺骨を弄ぶような事は、避けられた方が良いと思われます。
たとえば昔、田舎から出てきて現住所に家も家族も残っていて、近くにお墓もある。でも、生まれ故郷にも帰って眠りたいという希望を故人が持っていたとします。そういう場合の分骨なら、まあ問題ないでしょうが。
個人が身近に置きたいというだけの理由で行われた分骨の結末があまりにもお粗末な場合が多いので、老婆心ながら申し上げます。
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この回答へのお礼

専門家の立場からの貴重なご意見、本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/03/28 22:30

 ご心痛の事と思います。

お父様への思いが文面から拝察
されます。さて、ご質問の回答(アドバイス)は下記に、ご
専門の方から有りましたが、拙い私の意見を述べさせて頂
きます。

1.分骨について
 火葬後の分骨は、正式には認められません。と、言うの
は火葬のときに、分骨の有無確認が有ったと思います。火
葬のとき火葬証明書(納骨証明書)が発行されますが、再発
行はされません。勿論、公文書なのでコピーなどは認めら
れません。内緒で分骨されている場合はわかりません。
 納骨とは、お骨を安置することで手放すことでは無いは
ずです。

2.故人への思い
 お骨が、お父様の一部で有るとの考えは分かりますが、
今後何十年(貴女の人生の終焉まで)も、お骨を身近におか
れるのでしょうか?? 貴女がお父様に感謝される気持ちは
お骨と言う故人の身体の一部が無いと表現出来ないのでし
ょうかね?? お子さんやご主人は理解できるのでしょうか
ね?? ご主人がご主人のご両親のお骨を、身近におきたい
と言われたら、どうしますか?? 貴女の死後はお骨はどう
なるのでしょうか?? 貴女のお父様は、そんな貴女の行動
や考え方を本当に喜ばれているのでしょうか?? お父様へ
の感謝と冥福を祈り、一日も早く未来に向かって生きてい
って欲しいと思います。 合掌 
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この回答へのお礼

的確なご意見・ご回答、本当にありがとうございます。

正直、私としては、やはり「遺骨」そのものが父の「分身」のような気がしてならず、せめてその一部でも側に置き続けたいのです。
確かに私の身勝手なのかもしれません。
が、それは父の遺骨というモノがなければ感謝の気持ちが表現出来ない云々の問題というよりも、やはり個々の価値観なのかもしれません。
何より日々心の中でいつまでも父への気持ちを忘れずに持ち続ける事こそが何よりの「成仏」である事は分かっています。

既に頂いたNO1様のご意見を含め、私1代の問題ではないという事も再確認させて頂きました。
「分骨証明書」と共に、私自身父の遺骨と良い意味で距離を置く事が出来る日が訪れるまで・・・持ち続けられたらと思っています。

お礼日時:2005/03/27 00:48

お父様のご逝去お悔やみ申し上げます。

愛する者との別れ、これは深い悲しみであるとともに人間の苦悩のひとつでございます。この深い悲しみを力強く乗り越えていく道がまた仏道であります。どうぞ、この度の深い悲しみを大切なご縁として、仏道に精進されることを心より念じ申し上げます。
さて、分骨の件ですが、そもそも、お釈迦様自体が世界各地に分骨されていますし、日本の仏教の各宗祖方の多くも分骨されていますので、仏教上・宗教的には分骨することはまったく問題はありません。
ただし、遺骨であります焼骨の取り扱いは、「墓地、埋葬等に関する法律(通称・墓地埋葬法)」上制限が生じます。本骨も分骨もそれぞれ自治体の火葬証明書なり、自治体または墓地管理者よりの分骨証明書が添付されていませんと将来非常に困ることになります。質問者:megu_7さんのお気持ちはわからないではありませんが、焼骨である遺骨は経年変化で大気中の水分を吸収し液状化します。また、法律上の要件を満たさず一部を勝手に分骨しますと、将来、本骨と一緒にとか別の場所にとかに埋葬納骨したくても、法律上出来ませんし、どこも受け入れません。どこかにそれとセットでなければ埋葬等が出来ません。ご自身の代ではなんとか自宅に保管できても、子供、孫、曾孫の代では必ず困ります。
代々子々孫々に至るまで、子孫に保管させることになりかねませんし、もしくは処分に困るという負担を子孫に与えることになります。2代、3代、4代あとのご子孫が取り扱いに困ることは十分に予想されますし、もしかしたら誰のものかも良くわからない状況になるのではないでしょうか?(例外的に細かく砕いて遠洋の海に撒くなどの合法的処分方法は無いことはありませんが、その場合、縁のあるところに散骨というようなものではなく、処分に困って捨てると言う感覚に近くなるのではないかと存じます。)
一般に遺骨はお墓に埋葬します。「墓」という漢字を見ても下に「土」とありますように、魚や動物、植物と他の生き物の命を犠牲にして生かさせていただいた私たちは、死後また土に戻ってまたこの地球上の生命の栄養となってこそ意味があるのであり、そのための宗教上の施設がお墓でもあります。
もし、正式に、法律上の手続き的にも問題なく後日に何とかできる方法で、自宅に保管できる方法は、納骨時に寺院(霊園等の場合には墓地管理者)に分骨を申し出て、一旦納骨手続きをし、そこから分骨してもらい、「分骨証明
書」を取得します。分骨と共に「分骨証明書」を保管します。そうすれば、後日、本骨と一緒に納骨することも可能ですし、本山その他の場所へ分骨分として納骨も可能となります。
なお、お寺さんの同席ということは経験上もありませんし、必要もありません。
以上、ご参考まで
合掌   amida3こと坊さんでした。
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この回答へのお礼

大変ご丁寧且つ、貴重なご回答本当にありがとうございます。
正直、我が家は無宗教ですので(結局父は「浄土真宗本願寺派」となりました)、当然今回のような事でもなければ、なかなかにお寺様のお話を聞かせて頂く機会もなく、私にとって未知の世界です。

まずは「分骨」そのものは別段問題ではないという事を知り、正直安心致しました。
が、確かに後々の事を思うと、私1人(一代)の感情で父の遺骨をあれこれ分けてしまう事の重大さを改めて知る事となりました。
と同時に、いずれは遺骨が「液状化」してしまうという事を知り、驚きました。
ちなみにそれはどれほどの年月を経てでしょうか?


私としては、やはり「遺骨」そのものが父の「分身」のような気がしてならず、せめてその一部でも側に置き続けたいのです。
私が死んだ時には、父自身の墓に戻してあげるつもりです。
それには、納骨時に「分骨証明書」を取得しなければならないという事ですね。
まだ父のお墓は決まってはおりません。
ですので、今後納骨の際に、「分骨証明書」発行手続きをしようと思います。
ちなみにこの書類は寺院なりお墓の所有者に申し出れば発行可能なのでしょうか? それとも事前に役所発行の何らかの書類を添付し、その上で発行されるものでしょうか?


>なお、お寺さんの同席ということは経験上もありませんし、必要もありません。
という事は・・・。
いざ「分骨」の際、勝手に私が骨壺を開け、遺骨を分骨壺に移しても良いのでしょうか?
可能であれば、今度の四十九日の時、お寺さん同席の元「分骨」出来ると幸いなのですが・・・。
その場合「分骨証明書」発行が後になってしまいます。
この順序では問題がありますでしょうか?

ちなみに。
葬祭場では、事前に分骨用の骨壺をもらっていたのですが、いざ火葬場では気が動転していた為、結局分骨出来ませんでした。が、葬儀場では「分骨証明書」云々の話は一切出なかったのです。もしあの時すんなりと火葬場で分骨していれば「分骨証明書」は発行してもらえたのだろうか・・・と。

申し訳ありませんが、再度教えて頂けると幸いです。
引き続き宜しくお願い致します。

お礼日時:2005/03/27 00:39

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