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イスラエルは,核兵器の保有を明らかにしていませんとあるが、北朝鮮みたいにアメリカなどからの
核のあるなしの調査はないのであろうか。

A 回答 (5件)

核クラブというのは、「自衛のための最終兵器」という暗黙の約束を守れる国の集まりです。

このあたりは皮膚感覚に属するので、幾ら説明しても理解されるとは思いませんことも、事前に書いておきます。

核を恫喝に使うようですと、核クラブから追い出されかねません。中国が核開発したときは、実に微妙な位置にいましたが、「先制使用はしない」という宣言、良くも悪くも磐石な政治体制を裏づけに、核クラブにその存在を認められました。

インド、パキスタンは「相手が使う気配があれば使うよ」的な位置にいるので、危険視されています。北朝鮮は恫喝に使っているので論外。今のロシアは恫喝に使っているので危険視されています。今般の戦争の結果でロシアの立場が異常に悪くなれば、ロシアの核は国際共同管理下に置かれかねません。

さて、イスラエルですが、インド、パキスタンよりは核クラブメンバーのような自律は備えています。

イスラエルに肩入れしている米国ですから、あえて調査はしないんでしょう。もし、アラブが総終結してイスラエルを消滅させるべく行動したとして、その反撃に核を使うのであれば、各クラブメンバーは形通りの避難はしても、最終的には許容するでしょう。でも、エルサレムの排他独占を目論むために核で恫喝するようであれば、許容はしないでしょう。

そういう軋轢やら、余計な詮索をされたくない、かつ余計な詮索で煩わせたくないというのが、イスラエルの「持ってないとは言わないけど」です。

大抵の国は持ちたがり、持った途端に宣言してその地域の脅威となり、核拡散の元となります。ブラジル・アルゼンチン然り、イラク・イラン然りです。なので、持つ直前で抑えられてしまうのです。

イスラエルに似た立場であった国に南アフリカがあります。彼らも持っているとは言わずに、白人支配の最終拠り所としていましたが、白人支配を放棄する直前に廃棄しました。

当時、軍事的にイスラエル、南アフリカに接近していた台湾も核を持ちたがっていましたが、これは対大陸に対する牽制のためで、大陸中国が「先制使用はしない」という宣言をしたために、台湾が核を持つ正当性は失われました。もし、中国が「台湾を陥落させるためなら核も使うよ」といった、ロシアみたいな恫喝をすれば、とんでもないことになるでしょう。

もちろん中国も分かっているので、ロシアの遣り方が成功するまで迎合しないでしょうし、ロシアの遣り方が成功すれば豹変する可能性があります。北朝鮮は更に増長するでしょうけど、インド、パキスタン、イスラエルはスタンスは変えないと思います。
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「核を持っていない、とは言わない」



これが、イスラエルの公式見解です。

で、米国は、イスラエルには何も言って
いません。

イスラエルが、核を持っている、という
発表をしないからです。

尚、イスラエルはNPTに入っていないので
調査を受ける義務はありません。

米国は、
印・パの核保有やイランの核兵器開発を
非難してきました。

イスラエルだけ特別扱いしています。
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国際原子力機関(IAEA)は、核兵器保有国とみられるイスラエルに対し、核拡散防止条約(NPT)への加盟と査察の受け入れを求める決議をたびたび行っているが、米欧日などの反対により、毎回否決されている状況。

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核実験をしていないから本格的に核兵器の開発をしていないことは明らか。


アメリカなどから買っていてもあくまでもアメリカの核兵器だからどこからも査察も受けないし両政府とも存在は明らかにしないでしょう。
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持ってますよ。

平然と持ってる主旨、言いましたから。
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