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核シェアリングってどーなったの?

安倍晋三さんがテロに遭ってお亡くなりになって以降、岸田さん他自民党から防衛費増加の話があるものの核シェアリングについて全く触れられなくなりました。
正直な話、北朝鮮の例を見ても核保有が断然と安価な自国防衛手段だと思うのですが皆様は如何お感じになりますか?
金正恩らが迎撃ミサイルとか通常兵器の充実なんか放ったらかしで、核兵器開発とミサイル技術に絞っていることからも最も合理的な防衛兵器は核兵器であって、高価な戦闘機や迎撃ミサイルに投資するのは血税をドブに捨ててる様に感じています。

A 回答 (2件)

核シェアリングは、かつて日本でそれを主張していた人たち(安部元総理を含む)が現実離れした夢想的イメージを語っていて、現実は非常に厳しいと判ったので、まともな議論で話題にならなくなっただけです。


米国の核シェアリングは、航空機から投下して使う小型核爆弾を貸すというもので、しかもそれが使えるのは貸し出された国の領土内限定(相手国への使用は禁止)、起爆キーは貸し出した後も米政府や米軍が管理する(勝手に使えない)、というものです。
「もしどこかの軍隊が日本に攻めて来たら相手国基地や相手国主要都市を核ミサイルで攻撃!」ってのは核シェアリングでは認められていないので、相互確証破壊による抑止は期待できません。
そういう用途が非常に限定されたものなので、核武装すれば国防はどうとでもなると考えがちな核兵器万能主義な人たちの多くも興味を失った、という感じです。

核武装したとしても正体不明の航空機の相手は迎撃機にやらせるしかないわけで、そのためには多数の戦闘機を維持し続けていなければなりません。
それなのに、核武装をすれば国防はそれだけでどうにかなるはずだと考えるのは、ある意味平和ボケだと私は思います。
質問者様は北朝鮮の例を挙げていますが、あの国は侵攻してもそれほど意味がない(何かが欲しければ軍事侵攻するより政治的圧力や貿易で得たほうが安上がりだ)と周辺国が判断していると理解しているから、航空機など通常兵器の更新を後回しにしてミサイル開発などばかりをやっていてもなんとかなっているだけです。
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この回答へのお礼

操作ミスでベストアンサーにしてしまいました。
申し訳ありません。
再度投稿することにします。

お礼日時:2023/02/03 16:22

確かに聞かなくなったよねえ。


 でもね、核保有が断然と安価な自国防衛手段かどうかは北を見てもよくわからない。あそこは核保有と引き換えにどれだけのマイナスを国民や経済に強いているのだろう。そもそもあそこの核関連技術や装備って、特定の国からかなりの援助を得たうえで成立しているもの。まっとうに予算を積み上げて出来上がったものではない。それに、核戦力の強化はしているけれど、だからと言って通常戦力をおろそかにしているかというとそうでもない。100万をこえる兵力、3000を超える戦車、500機を超える作戦機、800隻を超える艦艇、これらも同時に保持している。考えてみれば核保有国はみんな通常戦力もしっかり持ってて、核中心の軍の国なんて存在しない。
 ちなみに日本が核保有したとして、日本みたいに狭い国だと現実的には潜水艦搭載型しかない。しかも通常動力じゃダメで、長期間海中にひそめる原潜が必要不可欠。原潜を常時オンステージさせるためには最低でも3隻以上は必要で、その建造費だけでおそらく数兆円はかかってしまう。これに運用費用が1隻あたり年間数千億円(イギリスの例)かかる。これまで毎年の防衛費のうちの装備費は2兆円なかったわけで、そりゃ金額的には厳しい。
 それに、核っていざというときに備えてのものだろうけれど、例えば尖閣とか領空侵犯とか、脅威度の低いケースには役にたたない。そういうのにはやっぱり艦船も戦闘機も必要なわけで。もちろん防空ミサイルシステムだって充実させなきゃいけない。
 であるならば、核を持つということは現有戦力に加えてってことになると思う。そうなると決して安くつくってわけではないんじゃないかな。
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