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あるアンケート調査の分析を行っています。例えば、ある学校の学部Aと学部Bの学生に対して同じ質問をし、Yesと答えた割合の有意差を調べたい場合、カイ二乗検定を使うのが適切かと思うのですが、認識合ってますでしょうか。詳しい方いらっしゃれば教えてください。

A 回答 (2件)

一般的には#1さんのおっしゃる通りですが、調査数が不揃いだと、



男性は学部Aが、
女性も学部Aが、Yesが多かった。
ところが、男女を合計すると、学部BがYesが多かった。
ということが起こります。

「シンプソンのパラドックス」で検索。

そんな場合はカイ2乗検定ではダメで、最小二乗平均で補正してオッズ比の検定をやるか、マルチレベルモデルを使うかして下さい。

それよりも、まず、アンケート設計をしっかり行うことが大切。
被験者の抽出も、性別、学年、出身地などランダム化して、数を揃えておけば、そんな心配は不要ですからね。

「RCT(ランダム化比較試験)」で検索。

読み物としては、
中室牧子(2017)『原因と結果の経済学』,ダイヤモンド社

もう、アンケートが終わっているなら、よほど慎重に解析しないと、種々のバイアスが入りますよ。

ご健闘を祈ります。
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2つの学部の「Yes」の割合が異なっているという「独立性の検定」を行いたいのであれば、カイ二乗検定でよいと思います。


2群の「Yes/No」の2値の比較なので「自由度1」ということになると思います。

下記の例などを参考に。

https://bellcurve.jp/statistics/course/9496.html
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