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熱力学 エントロピーについて

不可逆過程でのエントロピー変化を計算するには、エントロピーは状態量であるため、仮想的な可逆過程を考えエントロピー変化を計算すれば良いと思いますが、

その仮想的な過程は可逆過程なのに、エントロピー変化が0とならないのは何故ですか?

A 回答 (3件)

可逆過程でエントロピーが変化しないのは閉じた系での話。



外部との熱のやり取りをしている系の場合、熱のやり取りをした外部を含めてトータルでエントロピーがプラスマイナスゼロとなる。

今回の場合、等温膨張すると熱を吸収する。
考えている系はエントロピーが増えるが外部は同じだけエントロピーが減る。ただそれだけ。
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この回答へのお礼

ありがとう

なるほど、系全体でのエントロピー変化がゼロになるのですね。
スッキリしました。ありがとうございました。

お礼日時:2023/03/28 10:28

No.1です。


「仮想的な等温可逆過程」という言葉は初耳です。
私は、熱学で修士号をいただいていますので、あなたのような初学者ではありません。
統計力学の方では少し違いますけれども、熱力学でのエントロピーは、
dQ = T・dS
と定義されていますので、等温変化で熱の授受が存在していれば、エントロピーが変化するのは、自明のことなんです。
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質問の意図が分からないんですが、理想的な断熱圧縮や断熱膨張では、エントロピー変化はゼロですよ。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

例えば、断熱自由膨張でのエントロピー変化を考えるとき、最初と最後の状態を仮想的な等温可逆過程で結んで、エントロピー変化を計算したりしますよね?

その等温可逆過程で計算したエントロピー変化はゼロにならないと思うのですが、これは何故でしょうか?

お礼日時:2023/03/27 21:09

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