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例えば吉川英治の本は全然、スラスラ読めたのですが、昔の純文学とか読んでてつまらないです。

あと、最近の本はどれくらいの難易度ですか?

A 回答 (5件)

それオレも思います。


太宰とか芥川とかホントに読みづらいですよね。
文学を気取ってる人の中には難解な文章こそが文学だと思ってる人が多いような気がします。
伊坂幸太郎先生や佐藤正午先生は読みやすくて素晴らしい文学だと思います。
あ、あと村上春樹先生も。
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試しに、江戸時代の「南総里見八犬伝」を漢字にルビを振ったりして読みやすくしたものを読んでみてください。


https://nansousatomihakkenden.wordpress.com/2023 …

現代では使わない言葉があって、読みにくく見えるけど、文の意味をたどると、小説でどんな描写がされているのかすらすらと分かったりしませんか。

そんな作家が活躍した江戸後期から、明治、大正にかけて、作家、絵師、役者など、人気があっても真っ当な人間がつく職業じゃないという認識でした。ウチの叔父は大正から昭和にかけて映画関係の仕事を志したのですが、親からそんなヤクザな仕事をするつもりなら勘当だと言われて、東京から撮影所のあった京都に移り住んでます。労働で汗をかいて仕事をするのが一番尊くて、そういう人たちからお金を取って娯楽を提供する仕事は、蔑まれる底辺の仕事。そんな意識が近代になってもあったんですね。

明治維新後、西洋の文化をどんどん受け入れている時期の日本の小説って、庶民を楽しませるものだった小説を、当時の作家は崇高な芸術のようにしようとして、文語体の難解な表現を多用するようになったのではないかと思います。その理由の一つは、前記のように小説が底辺の仕事だったという事。その地位を高めようとして、当時の作家が堅苦しい言葉で小説を書くことが流行り始めたんじゃないでしょうか。

ただ、それをすることで、小説が読みにくくなって、小説が読みたいという一部の人たちだけのものになってしまいますね。もっと大勢の人に小説に親しんでもらいたいという意識も出てきて、現在の口語調の文体に移行していったんじゃないでしょうか。
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たぶん、その作家の文体への慣れ、そして相性。


私は太宰なんかは読みやすいの極みくらいに感じます。
鷗外は読みにくい。
芥川は読みやすい。
中島敦もくどい割に読みやすい。
埴谷雄高は読みにくい。
三島も読みにくい。
北杜夫はエッセイはスラスラなのに文芸は読みにくい。

最近だと純文学で読みやすいと思ったのは絲山秋子。
ただ、内容はピンときませんでした。
エンタメだと読みやすいのは今野敏、奥田英朗、伊坂幸太郎。
ただし、伊坂は1冊目はギクシャク読みました。慣れたらスラスラ。
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一つは、文語体と口語体の違いですね、言文一致運動以来の成果、特に戦後、現代国語教育の中で、新字体、新仮名遣いの徹底と漢字数の削減などがあり、相当読みやすくなっています。

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それは、あなたが読み慣れていないからだと思います。


いきなり永井荷風や森鴎外はハードルが高いでしょうが、夏目漱石あたりから入ったらどうでしょうか。
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