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別の質問のお礼に書いた件です。
かつて、新譜に興奮を覚えたという話に関して・・・

シカゴを立て直したショルティも、セルの後を継いでクリーブランドを指揮したブーレーズも、積極的に録音活動をしたのは70年代で、中学生の私がクラシックにのめり込んでいった頃です。
その頃は、なけなしの小遣いで、年に何枚も買えなかったので、それはそれは楽しみに発売日を待ったものです。

それに対して、私だけかもしれませんが、最近のクラシック界は、そんなワクワク感(LPで言う針を降ろすときのワクワク感)を感じさせなくなってしまいました。

これについて、皆さんから理由をお伺いしたいと思います。

質問者からの補足コメント

  • yhr2さんのご意見を伺って、前の質問における疑問も解けた気がします。
    前の質問では、最近の新譜はテッパンの名曲が少ないと書いたのですが、それは30分~1時間の大曲の録音が少ないという気持ちの言い換えでした。
    私は、yhr2さんが言われる70年代の「さあ聴くぞ」という聴き方をする古いタイプなので、最近のiPhoneなどによる聴取にあった選曲が馴染まなかったんだと思います。
    70年代にクラシック趣味に入ったので、あの頃に聞いた音響が自分の中の標準になってしまっていたんですね。

      補足日時:2023/04/16 03:22
  • 加齢で感受性が無くなるって書いた人がいますが、本当でしょうか。
    逆じゃないかと思うんですがね。
    実は最近、TVドラマやニュースなどのちょっとしたことで泣くようになってしまって、家内から「歳取ったねえ」と言われます。

      補足日時:2023/04/16 09:02
  • もちろん、悲しいことだけじゃなく、良いことでも泣けます。
    たとえば、高校生が人命救助したというニュースがあると、「ホント、いい子だなぁ」と泣けてくるんです。
    若い頃は「当然だろ、ニュースにする方がおかしい」とか思っていたんですがね。
    皆さんも、歳取ると涙もろくなると聞きませんか。
    メサイアなんか感動して涙流しながら聴いていることもありますよ。

      補足日時:2023/04/16 09:14
  • 亡松岡三恵さんのCDに付いていた夫君の石井宏氏によるライナーノーツは、細君への愛情が伝わってきて、泣けて泣けてCD聴くどころではなかったです。

      補足日時:2023/04/16 09:18
  • #1,#3の兄さん方といいねした人、これ読んで。

    https://sirabee.com/2020/03/07/20162272377/

      補足日時:2023/04/17 00:11

A 回答 (4件)

1970年代は、それまでのドイツ正統派(ベートーヴェン、モーツァルト、ブラームスなどの音楽を、フルトヴェングラー、カラヤン、ベーム、ヨッフムなどの演奏で)に対して、マーラーやブルックナー、さらにはストラヴィンスキーやバルトーク、ショスタコーヴィチなどの「複雑でダイナミックレンジの広い響き」が、オーディオ装置の普及・大衆化と並行して一般化していった時期なのだと思います。

大オーケストラの奏でる大音響を、高音質なオーディオ装置を鳴らして聴く楽しみ。
音楽だけでなく、オーディオ的な満足感も伴っていたと思います。

ショルティやブーレーズ、そして若い世代のバーンスタイン、アバドや小澤などが、そういう「新しい響きの音楽」を積極的に録音していました。主に「非ドイツ」の演奏家が多かったと思います。
それはある意味で、1980年代の「CD の時代」まで続いたと思います。

それが徐々に変わっていったのは、いつ頃からだったのでしょうか。
ひとつには、スピーカーを鳴らさずに「ヘッドフォン」で楽しむ「携帯音楽プレーヤ」の普及があるのではないかと思います。SONY のウォークマン(カセットテープ、MD)、そしてアップルの iPod。
「ヘッドフォン」で「ながら聞き」をするには、素性の分かっている「定番もの」で十分で、そこに「新しい出会い」や「ワクワク、ドキドキ、ハラハラ」などは要求されないのでしょう。
そして iPod 以降は、CDなどのリアル音源メディアからインターネット経由のダウンロード音源が主流になっていたたのではないかと思います。

そんなように、演奏家や演奏される音楽の問題ではなく、それを「聴く」側の環境や、そこに何を求めるのかといった嗜好の変化なのかなあ、などと考えています。
CDなどの音楽メディアを供給する側も、そういった消費者動向を見て新譜の発売をかなり絞っているように思います。
そういった中でも、ロトの指揮するレ・シェクルとか、ルクレンツィスの指揮するムジカ・エテルナとか、アイドルを作り出してヒットを狙う音楽業界の企画はいろいろあるように思えます。それを受け入れるマーケットの側がなかなか大きくは動きませんが。

最近、アナログレコードが若者の間で人気なのは、アナログレコードを聴くには「携帯」とか「ヘッドフォン」という環境ではなく、部屋の中でスピーカを鳴らさないといけません。そういった聴き方が、若者には新鮮な音楽体験なのではないか、などと考えています。
床を伝わって体に響いてくる音響。
それが現代の若者に「1970年代のワクワク感」に近い体験をもたらしているのではないかと思います。

あくまで私の勝手な想像ですが。
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この回答へのお礼

消費者の聴き方の傾向の変化に合わせて、メディア側(新譜をプロデュースする側)が方向性を変えてきたということですね。
頷けます。
70年代って、ステレオセットを居間に置いて、さぁ聴くぞ、っていう環境でしたからね(私も、父親のセットを借りて聴かせてもらっていました)。
私はいまだにその環境を引きずっているので、そもそもマッチしないんですね。
おっしゃるように、70年代~85年頃のCDが主流になるまでの間の新譜って、確かに音響的な満足感がありましたね。まさに浸るって感じでした。
曲が終わったあとも立ち上がれずに、しばらくプチプチ音を聴いていたような記憶があります。

お礼日時:2023/04/16 02:08

加齢で感受性が鈍ったり、経験の蓄積で感動しにくくなるのは、多くの人が経験している一般的な傾向ですので、貴方と私が違うからといって、貴方に説教されたいとは思いません。

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No.1さんに同意です。


音楽に限らず、子供の頃はカブトムシを捕まえただけでワクワクしたものです。大人になってもそんな感じだったら逆にヤバいですよね。
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この回答へのお礼

#1さんのお礼に書きましたとおり、私は未だに書籍にはワクワクするのですが、CDの新譜でワクワクするのが無くなった気がします。

お礼日時:2023/04/16 01:56

それは単に加齢して感受性が鈍くなっただけです。


誰だってそうだと思いますよ。
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この回答へのお礼

いやいや、私でも新しい書籍を開くときはワクワク感があるので、それは違うと思います。

お礼日時:2023/04/16 01:53

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