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卵子、精子ともに良い状態なのに体外受精が着床しないパターンにはどんな原因がありますか?

A 回答 (2件)

着床障害の原因は、大きく以下の3つの原因があります。



1,受精卵の問題
最新研究では、受精卵に問題があると子宮内膜が着床をさせないそうです。

2,子宮内の環境の問題
子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、卵管水腫、子宮内膜炎などの病気が原因で、子宮側の環境に何らかの異常を起こし、着床障害をきたしています。

ポリープなどがあり子宮内膜がなめらか?でないと受精卵は着床し難くなるそうです。

3,受精卵を受け入れるための免疫寛容性の問題
着床するためには、免疫の寛容が非常に深く関係します。
元来、体外受精は自分の遺伝子(卵子)と自分以外の人の遺伝子(精子)をひとつにする行為です。
自分以外の人の臓器を自分の体に組み入れる臓器移植では、免疫による拒絶反応が起こりますが、妊娠の過程では拒絶反応が起こりません。
妊娠の際には、免疫寛容を誘導する制御性T細胞(白血球)のはたらきによって他者の遺伝子である精子を異物と認識しなくなるため、拒絶反応が起こらなくなっていると考えられています。
この状態を免疫寛容といいます。

着床障害の人の一部では、免疫寛容に異常があるために拒絶反応が起こり、着床できないケースがあるのではないかと考えられています。
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卵子や精子に問題がなくても、受精卵(胚)の質が良くないケースもあります。


着床しても稽留流産となるケースで染色体を調べたら異常が見つかった、という事例も複数あります。
後は子宮や付属器のも器質的異常(炎症や筋腫など)や、免疫異常など問題着床に影響を与えることが分かっています。
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