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よく地理の参考書で、東岸と西岸を比べたときに西岸のほうが比熱が大きい理由として、西岸に暖流が流れている、且つ、偏西風で冬季でも暖かいことが書かれていますが、南米のペルー海流、アフリカのベンゲラ海流のように当てはまらない場合がかなりあるような気がします。

もちろん、ユーラシア大陸や北米で当てはまるのは分かるのですが、これを"西岸で"比熱が大きい理由として挙げていいんでしょうか?

A 回答 (5件)

いろいろ間違ってます。

その参考書を読み直した方がよいです。
たぶん、参考書に書いてあるのは「大陸の西岸が東岸より年較差が小さいのは偏西風の影響」ということです。

偏西風とは、一年中西から吹いてくる風です。
年較差とは、一年のうちの最高気温と最低気温の差です。年較差が小さいとは、暑いときと寒いときの差が小さいと言うことです。

比熱とは1度温度を上げるのに必要な熱量のことです。比熱が大きいということは、あたたまりにくく冷めにくいということです。比熱は物質の種類で決まります。同じ物質で出来ている大陸であれば、その比熱は西岸でも東岸でも同じです。比熱が違うのは、水と岩石です。水の方が岩石より比熱が大きいので、海の方が大陸より比熱が大きいのです。このため、海の方が大陸より、あたたまりにくく冷めやすいです。

大陸の西岸の更に西は海です。大陸の東岸の西は大陸です。大陸の西岸に吹いてくる偏西風は海から吹いてきます。大陸の東岸に吹いてくる偏西風は大陸から吹いてきます。海から吹いてくる偏西風の方が陸から吹いてくる偏西風よりも、あたたまりにくく冷めやすいのです。このため、大陸の西岸は大陸の東岸より年較差が小さくなるのです。

偏西風は、年較差に影響する要因の一つです。緯度や標高も年較差に影響します。なので、年較差を大陸の東西だけで説明できるものではありませんが、理由の一つとしてあげることは間違っていません。
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この回答へのお礼

参考書をもう一度見たら、"北半球で"西岸の年較差が小さい理由として暖流が挙げられてました...

お礼日時:2023/08/03 23:12

「北半球で"西岸の年較差が小さい理由として暖流が挙げられてました...」


その参考書の間違いです。
年較差は夏と冬の気温の差です。
暖流の効果は気温を高めることです。夏も冬も気温を高めたら年較差は小さくなりません。
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この回答へのお礼

夏は大陸より暖流の方が冷たいので、大陸の気温を高めることにはならなさそうですね

お礼日時:2023/08/27 22:03

水は水温によって密度が変わってきます。

よって比熱も膨張率も熱伝導率も変化します。
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No2の訂正です。


誤「あたたまりにくく冷めやすいです。」
正「あたたまりにくく冷めにくいです。」
2カ所あります。
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海水の成分は、世界中でほとんど変わりませんから、比熱も一定です。


そんなバカげたことを書いている参考書があったら、捨ててください。
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この回答へのお礼

ごめんなさい
比熱と年較差をごっちゃにしていました、、

お礼日時:2023/08/03 23:15

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