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根本仏教等によく阿羅漢(悟った人)が良く出てきます。「所作既になし、梵行既に断ち、自ら後生の生ぜざるを知るなり」「三明に通じ、解脱を得る」
現代で誰か知りませんか?是非一度お会いしたいです。それとも仏教てやはり滅んでしまったのでしょうか?

A 回答 (2件)

具体的に誰というのは知りません。


タイなどの南方仏教では阿羅漢とされる人が現代でもいると聞きますが、本当の阿羅漢と言えるかどうかは分からないと思います。
完全な煩悩解脱というものがあり得るかどうかも私としては疑問です。
特に輪廻との関係では、欲望が輪廻の原因とされていますが、性欲は完全に捨てなければならないのに、同じ生物的本能である睡眠欲や食欲は完全に捨てなくてもよいのはなぜかという疑問があります。
なぜこれらの欲を完全に捨てなくても輪廻からの解脱が可能で、性欲に関しては完全に捨てないと輪廻から解脱できないのかという疑問です。
私としては、阿羅漢を探すよりも、本来の悟りが何だったのかを探求する方が先だと感じています。
「三明」の内の漏尽通が悟りとされ、その内容は四諦を悟ることですが、この「四諦」は後代に整理された教義であり、釈迦の悟りが本当にはどのようなものだったかは改めて考え直す必要があると私は考えています。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。大変参考になりました。仏教と言うのは、仏になる教えなのになんで誰もなれないのか、いつも疑問に思っていました。

お礼日時:2005/05/01 06:01

阿羅漢は仏教修行者に与えられる称号(覚者)。

俗ないいかたをすると各仏教組織があたえるということでしょうか。しかし、ここは現実の対象者として捉えるのではなく仏教の教義として理解すればいいのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

丁寧なご説明有難うございました。

お礼日時:2005/04/30 21:12

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