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●Illustrator CMYKをRGB変換した際の色の映りについて

Illustrator初心者です。
色づくりの勉強をしています。

CMYKモードで作成したデータファイルを、RGBモードに変換しました。

それをそのまま数値を何も変えずに印刷するとCMYKモードで作成したものと全く同じ色移りの色がでてきました。

なので、CMYKモード作成したデータファイルをRGB変換して、なおかつRGBの数値を正確な数値に変えました。

例えば、CMYK 0,100,100,0(赤)をRGB変換して数値を255,0,0の「赤」に変えての印刷等をしたのですが、とりわけ、「赤」と「紫」はCMYKでの色映りと全く同じ色の発色で出てきました(※他の色は発色のいいものにちゃんと変わっていた)。

やっぱり、CMYKモードで作成したデータファイルをそのままRGBカラーに変換しても完全にはRGBカラーにはならないのでしょうか。

それともまだ初心者なので、RGB変換方法を間違えているだけなのか…

その辺のことがよく分からなくてずっともやもやして悩んでいます。

だから、今は、今まで作ったCMYKデータを最初からRGBモードで一から作り直して作成したものを印刷して使っています。そうしたらちゃんと発色のいい色で印刷されます。

CMYKモードをRGBモードに変換するのは無理なのではないかと思っています。

ただ、ネットでらRGB変換できると書いてあったので意味がよく分からなく…。

どなたか詳しい方がいたらアドバイスお願いします。

質問者からの補足コメント

  • 今までIllustratorの環境設定やカラープロファイル、カラーマネジメントのセット等のことを知らなくて、最初の設定を何も変えないまま使用していました。

    ネットでいろいろ調べて、環境設定を見直し、Illustratorと使っているエプソンプリンターとの同期(出来ていなかった)、また、よく使うマット紙、上質紙の場合での印刷・カラー設定方法などのことをしっかり学んで設定を改めました。

    最初のままの設定だと、CMYKでの「赤」(0,100,100,0)の印刷時の色が、複数の本のカラーチャートでよく見ているあの「赤」ではなく、第一印象で絶対に「茶色」と感じる「赤」だったので、それがどうしてなのか理由が分からず、紙の種類をいろいろ変えても同じ結果で解明されず、途方に暮れていました。

    これから今まで作成したデータファイルを全て印刷し直すところで、少し楽しみにしています!

      補足日時:2023/11/13 20:24
  • Bridgeさえ存在を知らなくてダウンロードしていなかったので(もちろんダウンロードした)、本当に勉強になりました。

    ようやく【謎】が解明されてきました。

      補足日時:2023/11/13 20:24
  • 本で見ているカラーチャートも、最初の説明部分に、例えば、「この本(ジャパンカラー2800)は、アート紙、コート紙に比べて、上質紙などの非コート系の紙の場合は色がかなりにごる」など、一冊、一冊、きちんとそれぞれのその本での注意書きが書かれてあり、そういう大切なことをあまり読まずに厳かにしまいました。

    助かりました。
    特色インク、蛍光インク搭載の印刷機を買う夢も、勉強の進み具合で案外近い将来になるかもしれません。

      補足日時:2023/11/13 20:25
  • 自身のハンドメイドのペーパーアート作品に、自分の求める色での、自分で印刷した紙を使用していきたいので、私にとって、作った「色」と実際に印刷される時の「色」は肝心要の重要な大問題で、色の世界は本当に奥が深いし、印刷時の色もまた奥が深いことを身に染みて感じました。

    さっそく、作品作りと勉強にスイッチをさらに稼働して励みたいです!

    取り敢えず、ここで質問を締め切ります。
    分からないことが発生したら、また質問し直してみますので、ご縁がありましたらまたよろしくお願いします。

      補足日時:2023/11/13 20:26

A 回答 (2件)

Illustrator上でCMYKからRGBに色のモードを変更しても、カラープロファイルはCMYKのものが残ります。



Illustratorでは、ドキュメントのカラーモードがCMYKなら(リンクファイルを除いた)全てのオブジェクトは強制的にCMYKになります。RGBが混在することはありません。それがIllustratorの仕様です。

そのため、CMYKからRGBにモードを変更すると、RGBに変換された色値がCMYKカラーとして適用されます。カラーパネル上は一見RGBを扱っているように見えますが、オブジェクトのプロパティを参照すると中身はCMYKです。

また、Illustratorでは、カラープロファイルはドキュメントに紐づきます。そのため、ドキュメントのカラーモードを変更しても、カラープロファイルは変更されません。

ただし、オブジェクトのカラープロファイルを個別に変更することは可能です。オブジェクトを選択して、**[編集] > [カラープロファイル]**を選択すると、カラープロファイルを選択することができます。

このように、Illustrator上でCMYKからRGBに色のモードを変更しても、カラープロファイルはCMYKのものが残ります。そのため、印刷する際には、RGBに変換された色値が印刷機のカラープロファイルに適した色値になるように、カラープロファイルを調整する必要があります。
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この回答へのお礼

ご親切な回答、ありがとうございました。
大変参考になり、今、Illustratorの設定等を再確認中です。

お礼日時:2023/11/08 20:45

>CMYKモードで作成したデータファイルを、RGBモードに変換しました。


>それをそのまま数値を何も変えずに印刷するとCMYKモードで作成したものと全く同じ色移りの色がでてきました。

RGBモードの変換は、どのように行いましたか?

1)パレット「カラー」のCMYKをRGBにした
2)メニューバー > ファイル > ドキュメントのカラーモード > RGBカラー

1なら色は変わってません。
CMYKのままです。
2なら、イラストレータの色と、プリンタの色の同期がとれていないんじゃないかな。



>なおかつRGBの数値を正確な数値に変えました。

正確な数値というのがよくわかりませんでした。

CMYKのY100% + M100%が一番濃い赤だから、RGBで一番濃い赤 255,0,0に変えた、という意味でしょうか。

CMYKのY100% + M100%と、RGBの255,0,0は「まったく違う色」なので、それを正確と表現するのは違うんじゃないかなと思います。

それがプリンタで同じように出たということは、プリンタの色校正が間違っているかもしれないな、とも思いました。
あるいはプリンタで表現できる限界の色が出ているということかもしれません。


>(※他の色は発色のいいものにちゃんと変わっていた)。

発色のいいもの、というのがよくわかりませんでした。

CMYKのプリンタでは、CMYK指定以上にいい発色はないんです。
プリンタのトナー(インクジェットの場合はインク)はメーカーごとに特徴がある、という点は考慮する必要がありますけれども。

ですからイラストレータ側の設定、モニタのカラープロファイル、プリンタのカラープロファイルがそれぞれ合っていないかもしれないというのが一般的な見解になると思います。


>やっぱり、CMYKモードで作成したデータファイルをそのままRGBカラーに変換しても完全にはRGBカラーにはならないのでしょうか。

CMYKは「オフセット印刷で出せる色の限界までをシミュレーションして表示する」という形になっています。
RGBはモニタで出せる能力の限界まで表示しています。R256×G256×B256色。
モニタの価格が高ければ、出せる色の限界は高くなります。ナナオのカラーエッジシリーズとか。

で、RGBはCMYKより出せる色の範囲が広いです。

CMYKのデータをRGBに変換したとき、
CMYKはRGBで出せる色の領域の内側にほぼ入っていますから、
ちゃんと完全なRGBカラーに置き換わってる、ということになってます。
逆に、RGBの領域をいっぱいに使った色は、CMYKではどこかが削られることになります。


>そうしたらちゃんと発色のいい色で印刷されます。

プリンタとイラストレータの同期がとれていないんじゃないかなと思います。

CMYKは、CMYKの印刷で正しく出すために作られたカラーモードです。
その目的はオフセット印刷やグラビア印刷の際と同じ、想定通りの色が出てくることです。

ですから、色の目標は4色印刷のプロセスカラーチャートが基準になります。

RGBなら軽い感じとか、明るい感じで印刷されるとしたら、
それはデータがイラストレータ→プリンタに送られるなかで、
RGBからCMYKに置き換えて印刷する仕組みがたまたま影響を与えているだけで、
発色がいいことにはならないんです。

CMYKのプリンタとしては、間違った色で出していることになります。

CMYKのプリンタは、CMYKで掛け合わせて生み出せる色が正しく出ることが重要なので、
RGBで作られた色は、本来の色指定とは違う色で印刷されることがあります。

それを「良い発色」と表現されるのであれば、CMYK濃度の使い方が上手じゃないというふうに、イラストレータを使う人は考えるものなんだと思っていただければ。
4色印刷が基礎にあるアプリケーションなので、4色で出ない色は使わない、というのが基本的なスタンスになります。(特色印刷という方法で対応することになります)

なので厳密に画面に等しい色をご家庭でプリントしたい場合は、
9色くらいのインクジェットプリンタと専用紙を使うことになります。
4色では限界があるんです、プリンタもオフセット印刷も。
特にオレンジとライトグリーンは苦手。
印刷に蛍光色を使うこともあるくらいですので。


あなたにとって正しい赤はR255,G0,B0かもしれないんですが、
イラストレータを使うデザイナーなどは「その色は印刷で出せない」というふうに考えています。
印刷という限られた技術のなかで、どういう色なら強い赤と認識してもらえるか? で、赤のための掛け合わせを考えています。

4色の色の目標値の参考になる「プロセスカラーチャート」というものがありますので、いちど検索してみてください。
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この回答へのお礼

ご親切にお応え頂きありがとうございます。
プリンターとIllustratorとの同期が取れていないかもしれないです。
もう少し、いろいろ試して勉強してみます。
将来的にはCMYK+蛍光インクの8色印刷機を購入予定なので頑張ります!
ありがとうございました。

お礼日時:2023/11/08 20:44

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