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太平洋上の標高の低い島国では温暖化による海面上昇の影響を受け海岸線の浸食が著しいと聞きました。日本に住んでいると海面上昇があまり感じられません。緯度による上昇の違いはあるのですか?

A 回答 (4件)

地球はほぼ球体で、全体にほぼ均等な重力がかかりますから、基本的には海面は地球全体で一定になります。

従って緯度による上昇の違いはありません。

ただし、実際の海面は
・地球の自転による遠心力
・月の引力による潮汐(潮の満ち干)
があって常に変動しており、この変動は大量の海水の移動を伴うため海の深さや海底・海岸の地形などに大きく影響されます。
特に、潮汐は通常でも1~2 m の海面変動が毎日起こっていて、そその変化幅も「大潮、小潮」で大きく変わります(太陽の引力の影響)。海の近くで実際に見たことはありませんか?

https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/C4ACBCAE.h …

従って、地球全体の海面上昇の影響がどのように表れるかは、緯度や海岸の状況によってそれぞれ異なります。

また、地球温暖化で「南極の氷や氷河が融ける」と水の量が増えますが、温度上昇で大気中の水分(蒸気)も増えますので全量が「海面上昇」になるわけではありません。

さらに、温暖化による海面上昇とは別に、海岸は河川や海流による砂の移動や堆積、波や風雨などによる風化・浸食で、常にその形を変えています。
海岸の護岸のコンクリートブロックやテトラポットをご覧になったことがあると思います。
実際に、京都の天橋立や神奈川の江の島では砂州の形がどんどん変化しています。
下記は「まるで日本のモンサンミッシェル」といわれる江の島の風景です。
https://www.bepal.net/archives/239243

天橋立も、江戸時代には 100 m 程度切れていたようです。
https://www.city.miyazu.kyoto.jp/site/citypro/46 …

上記のように、海面上昇とは関係なく海岸の地形は変化していますので、日本の海岸で「海面上昇を実感する」のはかなり難しいのではないかと思います。
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この回答へのお礼

Thank you

お礼日時:2024/01/11 05:53

海流や主風、地形、重力分布などにより海水面の前進は一様ではない。

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この回答へのお礼

ありがとう

お礼日時:2024/01/11 05:53

世界中の海面は繋がっていますから、どこの地方でも同じように上昇します。


1901-2010年の約100年の間に19cm海面が上昇しましたが、まだ小さいので実感がわかないだけです。
最も影響の大きいツバルでは平均海抜が1.5mしかないので、高潮で海水が道路に入り込んでいます。
低緯度地域で被害が大きいのは、サンゴ礁の島々ですから、山が無くて一様に低海抜だからという事と、熱帯低気圧が発生しやすいから高潮が頻繁に生じる点にあります。
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この回答へのお礼

ありがとう

お礼日時:2024/01/11 05:51

地球は完全な球形ではなく、赤道付近が膨らんでおり、極付近が凹んでいます。

そのため、赤道付近では重力が弱く、極付近では重力が強いです。 重力が強いところでは、海水が引き寄せられて海面が高くなります。 逆に、重力が弱いところでは、海水が離れて海面が低くなります。 したがって、緯度が高いところでは、海面上昇の影響が大きくなります。
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この回答へのお礼

うーん・・・

お礼日時:2024/01/11 05:51

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