アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

株式会社が一番に考えなければならないのは株主に利益をもたらすことですよね。つまり業績を上げて、株主に利益を配当する。ですが、今回のJRでもそうなんですが、「人名最優先」といった「企業倫理」が問題とされることって結構有りますよね。実際に、JRのマニュアルでは一番に「儲けを増やすこと」そして次に「安全を確保すること」が定められていたと報道されています。そしてそれが批判されているわけですが・・・

ここで疑問なのは、「株式会社が株主に利益をもたらすことよりも顧客の身の安全を確保することにより重きを置いてよいのか」ということ。

あるいは、命にかかわる仕事を「株式会社」にさせていいのかということ。例えば病院なら「医療法人」または公の機関ですよね。・・・でも製薬会社は株式会社だったりするわけですが。

このあたりについて詳しい片がおられましたら教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

安全を確保するといっても無制限にやってたら企業としてやっていけませんのでもちろん限界はありますが、まったく安全を無視していたら、今回のような事故が起こった時の損失が大きくなるので、起こりうる損失を少なくするために安全を考えると思います。

    • good
    • 0

人も法人(企業)も社会の一員です。


社会に貢献し、そして社会から恩恵を受ける。このことにより社会が発展して行きます(いわば物々交換の世界)。

自分の利益のみ追求することは人であれ、法人であれ許されないことです。
    • good
    • 0

もう一つ、


命にかかわる仕事には多くの会社や人々が携わっています。公的機関だけでは有りません。

農業、漁業に携わっている人たち、自動車製造、医薬品製造に携わっている人たち、沢山の人たちが助け合って生きています。

皆が、自分たちの社会が良くなることを願って、活動していくことが大事なのでは無いでしょうか。
    • good
    • 0

こんにちは。



>株式会社が株主に利益をもたらすことよりも顧客の身の安全を確保することにより重きを置いてよいのか

よくないです。
ですから、今回の事故に対しては批判が集まっているわけです。
ですが、

>命にかかわる仕事を「株式会社」にさせていいのか

これは基本的に「良い」とされるべきだと考えます。
今回の事故で、JR西日本は金銭的にも社会的にも大打撃を受けましたが、
その被害は即ち株主の被害です。
おそらく被害を受けた株主は今後黙ってはおらず、会社に対して責任を追及するでしょうし、
今後「安全優先」への舵を切るよう圧力をかけるでしょう。

つまり、株式会社は「利益優先」の看板をかけてはいますが、
時として、「安全第一」「顧客第一」の行動をする事が結果的に株主の利益になることが多いものです。
ですから、例えば病院を株式会社化して、利益を追求させたとしても、
顧客の安全を追求する事が会社の競争力となり、つまりは株主の利益となるわけで、
その意味で、病院の株式会社化はメリットのほうが大きいと思います。

問題は、JRとか例えば電力会社のような大きい会社には、競争相手がいないために
どうしても殿様商売になりやすく、そういう意味で、現在でも「社会の公器」として
政府が国民の代弁者として、圧力をかける必要もあるでしょう。
ただ、どんな組織でも「効率化」を追求することは至上命題ですし、そのためには株式会社というのは
最も適した組織の形態である事は間違いないと思います。
    • good
    • 0

企業は、その所有者である株主を向いた経営を行う、これは株式会社である以上当然のことですが、では「株主の利益のためなら何でもしてよいのか」というとそうではありませんよね。



(1) 法令順守(コンプライアンス)
手数料を稼ぐために顧客が損をしようがおかまいなしに株式売買を繰り返させた証券会社の行為や、融資残高を積み増し利息収入を増やしたいがためにバブル期に地主に借金させてマンションを建てさせ、結果破産に追い込んだ銀行の行為、安く仕入れて高く売って儲けを増やすために産地偽装などを行った食品会社の行為、そして今回のJR。
稼ぐためなら手段を選ばず、は間違っています。

また、言い方を変えると、取引先(顧客)を満足させ、従業員を満足させ、債権者(銀行など)を満足させ、その結果残った利益の一部が株主に還元されるのです。
ですから、株主へ利益をもたらすということはそれぞれの利害関係者が満足していることがいわば大前提であり、それらが満足していないのに株主に利益を還元するというのは本末転倒な話です。

JRの場合、安全面にコストをかけて投資をすることが乗客への満足度を高める行為となるわけですから、それを疎かにして株主に還元したのはいかがなものか、ということになります。

(2)短期と中期と長期
短期的には収益をもたらすかもしれないが長期的には自らのクビを締める行為というものもあります。
例えば、
あるメーカーがとても儲かっていて配当も高い。
工場のメンテナンスや増設はコストがかかり、それを行うと高配当が維持できないかもしれないから見送る。
数年後、設備が陳腐化し競合が出現し、競争の結果負け組みになってしまい株価下落、赤字転落し無配に陥る。
かえって株主に迷惑をかける。

これは本末転倒です。短期的な収益を上げつつ長期的な収益の種もまき、そのバランスをとりながら経営というのは実行する必要があります。



さて話はそれますが、私は医療法人についても同様だと思います。
収益を上げるために診察料を高くする、患者をえり好みする、設備投資を先送りする、必要のないクスリや高価な薬を投与する、などとやると長期的にはその病院は患者から見放され、淘汰されると考えられます。
ここでいう収益は、実は「短期的」なもので、目先の話だったということです。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!