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ダークマターとヒッグス場についての疑問を持ったのは、現在の宇宙のエネルギーの割合についての説明からなのです。ダークエネルギーが約70%、ダークマターが約25%、残りの電磁波で観測可能なエネルギー・物質が約5%ということをよく聞きます。しかし、とすると、ヒッグス場はこれらのどれに属すると考えられているのか、示されている資料を見たことがない。ダークマター+ダークエネルギーの一部、例えば95%中、5%ぐらいを占めると考えられているのだろうか、それとも、残りの約5%の内のさらに何%かを占めると考えられているのか?
どちらにしても、ヒッグス場が宇宙を満たしているとしても、エネルギーとしては少数派になるということにはなりますが…。もし、ヒッグス場との相互作用がなく、現在、観測可能な粒子が静止質量0のままだったとして、しかし、ダークマター粒子はヒッグス機構によらない質量を持っているとするなら、ダークマターによる天体構造、ダークマターの恒星や銀河、大規模構造だけができていたかもしれないな、と考えるとちょっと怖いような気もするし、光で見えないそれらの天体構造を”覗いて”見たい気もするのです。

A 回答 (1件)

我々の知っている物質は、宇宙の全エネルギー(質量)のわずか5%です。


そのうち、素粒子の質量が1%、99%は強い力で核子に閉じ込められた結合エネルギーです。

ヒッグスは、物質を構成する素粒子が質量を持つ話です。本来場の対称性から質量を持たないはずなのに、対称性が自発的に破れてることで質量を持つようになった。ヒッグス場が与える質量は5%物質のさらに1%だけで僅かです。

ダークエネルギーやダークマターは、それが何かがわかっていないので、それ以上の質問も解答も現時点では無意味でです。ダークマターは、既存の物質ではないが、とにかく巨大な重力を持つことから、未知の素粒子からなる物質かもしれない。ダークエネルギーは物質とは全く違う、宇宙を膨張させている大元のエネルギーであり何もわかっていません。

この段階で、なぜこれらを、既知の素粒子が質量を持つ仕組みであるヒッグス機構に関連付けて疑問を持つのか?いまいち理解できません。
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