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【歴史・日本史】日本一高い山を富士山と最初に命名したのは誰ですか?

A 回答 (5件)

「語源


富士山についての最も古い記録は『常陸国風土記』における「福慈岳」という語であると言われている。他にも多くの呼称が存在し、不二山もしくは不尽山と表記する古文献もある。また、『竹取物語』における伝説もある。「フジ」という長い山の斜面を表す大和言葉から転じて富士山と称されたという説もある。近代以降の語源説としては、宣教師バチェラーは、名前は「火を噴く山」を意味するアイヌ語の「フンチヌプリ」に由来するとの説を提示した。しかし、これは囲炉裏の中に鎮座する火の姥神を表す「アペフチカムイ」からきた誤解であるとの反論がある。その他の語源説として、マレー語説、マオリ語説、原ポリネシア語説がある。

明確に「富士山」と表記される過程においては駿河国に由来するとするものがあり、記録としては都良香の『富士山記』に「山を富士と名づくるは、郡の名に取れるなり」とある。」
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この回答へのお礼

みんなありがとうございます

お礼日時:2024/05/15 22:11

伝説か偽書か分かりかねるが、


中国の始皇帝の時代に日本に来た徐福が書いた
富士宮下文書では蓬莱山に当てられて
高天原に持っていく説もあるね。
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万葉集には2首


不盡乃高嶺(富士の高嶺)と布仕能高嶺(富士の高嶺)
盡は尽という字なので不尽の意、布仕のほうは万葉仮名かな?
720年の高橋虫麻呂の長歌に
不盡能高嶺(富士の高嶺)
と不尽が(2回)使われているようです。

なので、大元は不尽だったんじゃないでしょうか。何が不尽だったかというと煙かな? 万葉集の2首は、燃え続けているという意味で不尽の高嶺を使っているようです。
864年に大噴火を起こしていますが、当時は燃え尽きない山という認識だったのかもしれませんね。
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「どの時代においても日本一高い山のことを『富士山』と呼んだ」わけではないよね, いちおうだけど.

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なぜ「ふじさん」と呼び、「富士山」と書くようになったのか、謎のベールに包まれています。

 謎解きの本だけでも数多く出版されていて、定説はありません。 まず、なぜ「ふじ」と発音するのかについては、アイヌ語で火の山を指す「ふんち」「ぷし」、朝鮮語で火を意味する「ぷっと」「ぷる」、マレー語の素晴らしいを指す「ぷし」、古代日本語で斜面や垂れ下がりを指す「ふじ」、おわんを伏せる「ふせ」など、様々な説が出されています。

次になぜ「富士」と書くのかですが、記録で最初に登場する奈良時代の常陸国風土記には、「福慈」と書かれています。 やや遅れて万葉集では「不尽山」「不士能高嶺」「布二能嶺」で登場しています。 「富士」と書かれるのは平安時代初期の続日本紀あたりが最初となります。 このほか「不死(不老長寿)」「不二(二つとない)」などとも書かれています。 精神的な風土に由来を求める説も多くあります。 かぐや姫の物語や徐福伝説に象徴される不老不死の神仙思想、ニニギノミコトの天孫降臨伝説などです。 さらに火を静める木花咲耶姫をまつった浅間神社信仰と結び付ける考えもあります。 特に中国の神仙思想が深く関わっているとの見方が強いようです。 「富士山はなぜフジサンか」(谷有二 山と渓谷社)には、古代日本の国家成立の過程で「富士山」に統一されていったと書いています。

もう一つ、地元山梨びいきの主張ですが、万葉集にも登場する「なまよみの 甲斐の国 うち寄する 駿河の国と」の「よみ」と「かい」が、「ふじさん」に結び付きます。 「よみ」は「黄泉(死者の国)」、「かい」は卵の意味もあります。 甲斐の国は不老不死の神仙の地で、「死者のよみがえる地」と考えられていました。 その国に境を接する霊峰が、「不死」「よみがえり」の山として位置付けられていったというのです。
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