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 こんにちは。大学生です。

 今まで国語を大の苦手科目として学生生活を送っていました。
 この春大学に入り、一般教養で基礎国語をとってしまい、早くも修辞方で苦戦しています。
 来週メタファー、メトニミーを区別できるかを小テストするとのことなのですが、恥ずかしいことながら区別ができません。
 詳しい方、なるべくわかりやすく教えてください。
お願いします。

A 回答 (4件)

メタファーもメトニミーも


あるものAを別のものBで置き換えて表現することですが,
AとBに何らかの関連性がなければなりません。

このとき
AとBが形態や性質の類似性によって結びついているものがメタファー(metaphor=隠喩),
AとBが隣接や包含の関係によって結びついているものがメトニミー(metonymy=換喩)です。

たとえば
「目玉焼き」は卵と目玉の形態的類似性に基づくメタファー,
「たこ焼き」は主たる具によって全体を表わすメトニミーです。

メタファーとは
要するにAをBに「見立てる」ことですのでわかりやすいと思います。
逆に「見立て」になっていないものはメトニミーと判断すればいいでしょう。

ちなみに
AとBのあいだにA⊂B(AはBに含まれる)といった概念的包摂関係があるものを
シネクドキ(synecdoche=提喩)と呼び,メトニミーと区別することがあります。

たとえば
「花見」の「花」は「桜」という特定のものを「花」という総称で置き換えているのでシネクドキです。
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この回答へのお礼

具体例が非常にわかりやすかったです。ありがとうございます!!

お礼日時:2005/05/25 00:42

#1です。

補足します。

「~のように」というのは直喩です。
http://jiten.www.infoseek.co.jp/Kokugo?qt=%C4%BE …

「~のように」という比喩表現を使わないで隠したのが隠喩です。
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この回答へのお礼

 何度もgありがとうございます。一応自分でも調べたのですが、~のようにはメタファーではないのですね。
 補足説明ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/25 00:41

メタファーは隠喩と呼ばれるもので、状態・物を比喩(例えている)ことを言います。

たとえば、「鯨の潮吹きのように水が吹き出す」「雪のように白い肌」等、多くは「~のように」や「~のごとく」が使われます。メトニミーは換喩と呼ばれ、置き換えることにより、あらわす物と関係の深い物でその物をあらわすことを言います。たとえば「国会議員」を「金バッジ」で表し、「あの候補者が金バッジになったみたいだよ」のような感じで、国会議員が付けていることから、「金バッジ」で「国会議員」を表すようにです。その他にも、技術者を表して「ブルーカラー」、会社員を表して「ホワイトカラー」ということがあります。これは技術者は青いシャツ(青いシャツの襟)を着ていて、会社員は白いワイシャツ(白い襟)を着ていることが多いことからこう言われます。事務員を「お茶くみ」やなんて言いますよね。
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この回答へのお礼

 ありがとうございます!!色々調べた結果『~のように』はメタファーではないようです。

 参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2005/05/25 00:39

隠喩(メタファー):



全体を全体で表象するような修辞(=表現のシステム)

たとえば、「王様」そのもの全体を「ライオン」にたとえた表現。


換喩(メト二ミー):

部分をもって全体を表象する修辞

たとえば、「王様」をその一部の「王冠」でたとえた表現。

参考URL:http://www.let.kumamoto-u.ac.jp/cs/cu/020619chik …
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この回答へのお礼

 ありがとうございます。やっと理解できました!

URLも参考にさせていただきました!!!
 ありがとうございました!

お礼日時:2005/05/25 00:38

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