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脊髄損傷患者のリハビリ病棟に勤務しています。看護研究のリーダーとなり、脊髄損傷(C4)患者の座位バランスについて研究したいと考えています。一番悩んでいるのは、座位バランスの客観的データです。理学療法士からは「刺激があっても姿勢が崩れないポジショニングにするのが大事」と指導を受けました。刺激さえなければけい性が入らず座っていられるという状態です。私は体圧分散を考えているのですが、他に何かよい視点がありましたら、教えてください。

A 回答 (1件)

基本的に、損傷レベル以下支配の骨格筋に対しては、中枢からの抑制がかからないので、外的刺激が入れば脊髄反射が起きて筋緊張が入るのは仕方ないです。


C4ですと、上肢使用にも結構制限がありますし。

体圧分散をどのようにお考えでしょう?
臀部中心の荷重を、上体をいくらか前傾させて足に分散させる とか、大きなクッションを抱きかかえてもらって分散させる というのであれば良いと思いますが…上体を後傾させて 何かに寄りかかってもらって「安楽」を取らせたり、じょく創予防と同様の考え方で単純に支持面積を増やす方向で考えておられるのでしたら誤りです。(こういう場合、余計筋緊張異常は誘発されてしまいます。)

TNR・ATNRの観点というか、頚椎の角度・視線の方向も重要になって来ます。

そのPTさんにお尋ねになれば、BobathやPNFの概念とか、詳しく教えて頂けそうですね。

以上、何らかのご参考になれば幸いです。日常業務と研究の両立は大変でしょうけれど、頑張って下さいね!
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この回答へのお礼

体圧分散の件大変参考になりました。他の方にも相談してみましたが、けい性の客観的データとして、Ashworth scaleと表面筋電図についてこれから検討してみようと思います。楽しみながらやっていきたいと思っています。ありがとうございました!

お礼日時:2005/07/07 10:15

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