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定性分析の実験において、Co(2+)とOH(-)の反応ではCo(OH)2の淡紅色沈殿が生じるという予想だったのですが青色の沈殿が生じました。
これは、試料溶液が硝酸コバルトだったのでCo(NO3)2+NaOH→Co(OH)NO3+NaNO3という反応が起こったためだと思い、
レポートにもそう書いて提出したのですが、「なぜ青色になるか説明すること」というコメントつきで返されてしまいました。
Co(OH)NO3は青色沈殿ではないということでしょうか?
いろいろと調べてみてもCo(OH)NO3という化学式さえ見つからず困っています。
そもそも青色になったのはCo(NO3)2+NaOH→Co(OH)NO3+NaNO3という反応が起こったためなのでしょうか?
どなたかわかる方、回答よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

手元にあった実験書を開いてみますと、Co(OH)2の色は、「桃色から青」と記されていました。

また、海外のサイトによりますと、light blueと記されていました。
どうやら、ちょっとした条件の違いによって、桃から青のあいだで変わるようです。
しかしながら、この変化の原因は未だに不明です。
ただ、コバルトの性質として、例えば[Co(SCN)4]2-が青色であることなどを考えれば、本来はピンクのものが、ちょっとした不純物によって、青色になりやすいと言えるかも知れません。

いささか非科学的な話もあり、原因究明には至りませんでしたが、参考になれば幸いです。

参考URL:http://www.teachmetuition.co.uk/Chemistry/Transi …
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。参考にさせていただきたいと思います。

お礼日時:2005/07/14 23:39

Co(II)が薄赤になるのは八面体6配位、濃い青になるのは四面体4配位錯体をそれぞれ水溶液中で形成しているためでしょう。

 錯体化学関係の本で調べることができると思います。

また水溶液中でNaNO3といった塩を考えるのはナンセンスかと。沈殿以外はイオンで考えるようにしたほうがいいと思います。
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