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最近、北朝鮮が6ヵ国協議へ戻ったとありますがどこの国(6ヵ国)で何の協議をしていて、なぜ、6ヵ国なのかを教えていただけますか?

A 回答 (3件)

日、米、露、中、南北朝鮮



北朝鮮の核弾頭およびミサイル開発に対する協議です。平成5年頃だったと記憶していますが、北朝鮮がプルトニウムの取り出しを行おうとしました。しかし核不拡散条約に北朝鮮は非核保有国として加盟しており、米国などから圧力が加わります。そこで北朝鮮は核不拡散条約から脱退することを仄めかしました。このとき南北朝鮮の間の緊張状態は高いレベルになり、一触即発の状態にまで至りましたが、カーター元米大統領が全権代表として訪朝し、何とか収まったのです。

この時、KEDOといって、重油の供給や軽水炉の建設と引き換えに北朝鮮は核開発をしないという合意を取り付け、6カ国でこの問題を協議することになったわけです。

なぜこの6カ国かというと、北鮮にとっては南は、分離独立を企てた犯罪者であって交渉の相手ではなく、朝鮮動乱以来、交渉相手を米国に絞ってきたのです。ところがこれでは南鮮が納得しません。そこで北の擁護者である露や中を加えることで、南鮮が加わることを認めさせます。さらに国数のバランスをとることや、ノドンミサイルの射程距離内などのこともあり日本を加えて6ヶ国というわけです。
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この回答へのお礼

大変、解りやすく教えていただきありがとうございました。

お礼日時:2005/07/18 05:27

日本、アメリカ、中国、ロシアに南北朝鮮を加えた


6ヵ国です。

何の協議かと言いますと、他の回答者は北朝鮮の核兵器及びミサイル開発に関する協議であるなどと仰っていますが、それ以外にも当然あります。

はっきり言って他の回答者の回答は、なるほど客観的・第三者が見ればよく書けているのですが、日本国・日本国民の立場で見れば、ずいぶん冷たいなと思いました。


特にわが日本政府としては、中断状態になっている日朝政府間交渉の場でもあるのです。

膠着状態の日本人拉致事件の全面解決を日本政府は目指しているのです。そのためこの6ヵ国協議にこの議題を提起しています。

但し、日本政府のこの行動は、北朝鮮は当然として中国や韓国、ロシアから必ずしも歓迎されているものではありません。はっきり言って反対されています。

6ヵ国協議に日本人拉致事件を持ち出すのはふさわしくない、というわけです。


(ここで私の意見ですが、日本国民として、これら理不尽な反対は到底容認できない。所詮中国・韓国・ロシアなど国際社会というものは冷徹なものである。しかし日本政府には国際社会に拉致事件を提起し続けてほしい。国民の身体・生命・財産を守るのが政府の仕事だからです。)


最後に、なぜ6ヵ国なのか。お答えしましょう。

この6ヵ国ともに共通する事。それは1950年6月25日に始まる朝鮮戦争の公式・非公式を含めた参戦国です。ということは当然、日本も朝鮮戦争に非公式ながら参戦している。実際戦死者も出ているということです。

だから6ヵ国なのです。
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この回答へのお礼

他の皆様のお答えに付け加え、より多くの情報を習得できました。ありがとうございました!m(._.)m ペコッ

お礼日時:2005/07/18 05:24

北朝鮮の影響を受けやすい周辺国に


大国アメリカを加えた六カ国です。
 北朝鮮、韓国、中国、ロシア、日本、アメリカ です。
北朝鮮の核兵器の廃棄、核開発の凍結をするための
話し合いです。
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この回答へのお礼

お答えいただき有難うございます。今後、私も勉強して行こうと思います。

お礼日時:2005/07/18 05:30

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