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体温と脈の関係について教えてください。

A 回答 (1件)

質問の内容が漠然としすぎていて何とも答えにくいのですが、体温と脈の関係は、あると言えばあるし、無いと言えばない、としか答えようがありません。



体温は主に脳の視床下部内の体温中枢という神経の集まっている部分が調節しています。体温が上がれば、皮膚の細い血管を拡張させて熱を放散しやすくしたり、発汗を促したりします。逆に体温が下がると、血管を収縮させ熱の喪失を抑えたり、筋肉を震わせて熱の産生を促します。

脈拍は、自律神経である交感神経と副交感神経のバランスにより増減します。体の中で起こる様々な出来事がこのバランスを変えるので、脈拍は絶えず変化しています。

このように、体温と脈拍が直接関係していることはないです。体温が上昇しても下降しても脈拍は上がることもあるし、下がる事もあります。

例えば、体温上昇では、体内の代謝が盛んになります。その結果、体内の細胞ではより多くのブドウ糖と酸素が必要となり、それらを供給するため心臓が脈拍を増やすことになります。

逆に体温が低下したときも、震えることで熱を産生しようとする機序が働くため、熱源であるブドウ糖と酸素を供給するために脈拍が増えます。

このように、体温が上がると脈が増えるという単純な関係ではありませんが、体温が脈拍を変化せせるという点では、関係があるといっていいのでしょう。
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この回答へのお礼

漠然とした質問で申し訳ありません。しかし、参考になりました。

お礼日時:2005/08/28 13:19

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