気学と風水の地図について

Question

どなたか教えて下さい。

気学や風水について全くの素人ですが友人の勧めもあり
私も吉方取りを兼ねて色々な場所に旅行に行きたいと思ってます。
でも地図に方位線を引くのに何通りかあるみたいでどれを基準にして良いか分かりません。

風水と気学では方位線の基準は違うんでしょうか？
真北と磁北とどちらを基準にすれば良いのでしょうか？

同じ気学でも真北から15度づつで分けるものと西に20度、南に10度で分ける場合と色々と有りますが皆様は何を基準に方位線を引いておりますでしょうか？
やはり宗派などによって異なってしまうのでしょうか？

またHAWAIIに関しましても「東」なのか「東南」なのかでも迷ってしまうし、吉方角も気学と風水では違うみたいですし・・・

皆様は何を基準にしてるのか教えて下さい。

よろしくお願い致します。

nobitatta · Accepted Answer

まず、私は気学に対しては信を置いていません。
　陽宅風水（日本で言う家相）の一つの亜流的流派としてならば、ある程度の価値や意味はあるかもしれないと考えていますが、推命術や方位術としては、ほとんど無価値と考えています。

　推命術と方位術は、考え方や発生原理は同じで用い方が異なるだけと考えていますが、気学の言うように、年、月、日、時のそれぞれがバラバラに効果を有するとは考えていません。年月日時は、全てまとめて「時」という一つの要素であって、方位効果を得るためには、時・出発地・出発方向の全てが重要と考えています。そして、方位効果持続時間は、条件によっては長期間の効果維持が望める場合もありますが、通常の人間の移動のような場合には、かなり特殊な条件が重ならない限り、せいぜい１～２時間程度が限度と考えています。

　この場合、北は真北を用います。そして、方位は、地球と言う球面上の出発地点から見た、同じく球面上の目的地点の方位を見ます。この場合、球面三角法という考え方を用いて算出します。

　gooやyahooで、「球面三角法」で検索すると、無料でダウンロードできるフリーソフトがあります。それらをお使いになれば良いのではないかと思います。

　ハワイは東京から見ると、真北を０度、真東を９０度とした時に、８６度くらいで真東に近い方位となります。ただし、帰りは２９９度くらいで西北西に近い方位となります。


　また、風水は、基本的には、周辺の地形・地質・建造物などの人工造物が人間の住環境などにどのような影響を与えるか、といったことについて考えるものであって、吉方取りというようなものとは本来無関係のものです。ところが最近、風水の専門家であるはずの李家幽竹氏までもが、気学の二番煎じのような内容の本をお出しになったのには、正直不満です。


　以上のお話でお分かりかと思いますが、私は少なくとも一般に行われている気学を基にした吉方取りという行為に何らかの運命的効果があるとは思いません。しかし、あちこち旅行して歩き、見聞を広げることは良いことだと思います。旅行を旅行として楽しみながら、万が一にもそれで良いことが起きればラッキー！程度のお気持ちで楽しまれれば良いのではないかと思います。

　また、目的地が東か南東かといった方位の問題についてですが、私は先ほども述べましたように、方位効果そのものの持続時間が、通常の用い方をしている限り、短いものでしか無いと考えています。そのため、気学であろうと何であろうと、また気学のどの流派の考え方であろうと、その人が基本的に持っている運命的なものに対して与える効果は、良くも悪くもほとんど無いと考えています。そのため、結果的に方位に関しても、どの考えであろうと気に入ったもの、或いは、自分にとって都合の良いものをお選びになれば良いのであって、特別こだわる必要は無いと考えています。

　少し内容的にショックだったかもしれませんが、私の発言はあまり気にしないで下さい。私のような主張をする者はかなり稀です。

　気学は大正時代に日本で作られたものですが、それ以降、日本においては、非常に根強い人気を持った占いです。私は気学を看板にしている占い師は基本的に信用しないのですが、実際問題として気学を看板にしている占い師は多いものですから。

気学と風水の地図について

まず、私は気学に対しては信を置いていません。

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