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素人の質問で申し訳ありませんが教えてください。
ISDNの回線を引くとき、NTTから自宅までは(光のように)デジタル用の回線をわざわざ引いているのでしょうか?
それとも、もともと使っていた普通の電話用の銅線を使ってTAとDSUを設置するだけなのでしょうか?
もし後者の場合、NTTの本部側(つまり自宅側ではない終端?)で銅線をデジタル回線用の機械に付け替える事であっさりデジタルになってしまうのでしょうか?仕組みがよく分からないので教えてください。
あと、ADSLだと帯域の低い部分を音声・高い部分をLAN用に使い分けるとありました。ISDNはどんな帯域を使用するのでしょうか?電話もつけた場合音声の帯域とは別の所を使うのですよね?それともデジタルだと帯域なんていう考え方はないのでしょうか?

A 回答 (4件)

一般向けのINS64なら、収容局-契約者間は、既存の銅線です。


主に企業向けのINS1500の場合は、光引き込みとなりますが。
ISDNと、アナログ回線の区別は、NTT側のデジタル交換機の設定で処理が分けられています。
周波数帯域については、こちらが参考になるかと思います。
http://baseband.ne.jp/free/bff157-20021021.html
ISDNで、通常のアナログ電話機を使用する場合、TAが、アナログ信号をデジタル信号に変換して送受信しています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!私が知りたかったことがずばりのっていました。大変よいサイトを教えてくださって本当にありがとうございます!

お礼日時:2005/09/24 13:08

アナログ音声も ISDN 信号も「電気信号を流す」のは一緒ですので、既存の銅線(より対線といいます)で対応できます。



アナログは声の波をそのままの形で送りますが、ISDNは声を+と-の信号に変えて送ります。

_| ̄|_  | ̄|__
       | |
         ̄
0  1  0  1  1 0 0

バイポーラ方式といって、0→電圧0
                1→+と-を交互
となります。

このような波(パルス波)は高い周波数を含んでいます。日本の ISDN は 320kHz~ の周波数を使っています。

ISDN のメリットは
1.パルスが検出できれば信号を復元できるので、雑音に強い(アナログは波がくずれると復元できません)
2.信号の高速化、多重化(1本の通信線に複数の信号を流すこと)がやりやすい
があげられます。

音声を ISDN で送信するには、局側と自宅側で0と1の信号を音声に戻す装置が必要で、それが TA と DSU です。家庭用の ISDN(INS64ネット)は ISDN 信号(B チャネルといいます)を人間の耳ではわからないくらいの短い時間差で2つ送信しているので、B チャネルのうち1本は音声、もう1本はインターネット接続(0と1の信号をそのままネットにつなぐ)ということができます(これも多重化ですね)。

ISDN も遠距離になるとパルス波がくずれて受信できなくなります。局から自宅までの距離が7km が限界といわれています。
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この回答へのお礼

なるほどです。知らなかったことばかり。おかげさまで短時間であっというまに私の知識レベルがアップしました!ありがとうございました。本当にご相談させて頂いて良かったです。

お礼日時:2005/09/24 13:11

> 銅線をアナログで使うのかデジタルで使うのかはどこで切り替えるのでしょうか?



両端で機器を変えますよね!
加入者側:TA
局側  :交換機の設定変更

切り替えるのではなく両端の機器でデジタルかアナログを使うか決めます
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この回答へのお礼

NTT側に、デジタル用のコンセントがあってそこに差し替えるのだとばかり思っていました。とても参考になり、勉強になりました。ありがとうございます!

お礼日時:2005/09/24 13:09

>もともと使っていた普通の電話用の銅線を使って


はい

>音声の帯域とは別の所を使うのですよね
帯域は存在しますがデジタルですからアナログと共存はしてません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。そうなんですか・・・
銅線をアナログで使うのかデジタルで使うのかはどこで切り替えるのでしょうか?ご存じでしたら教えて頂けますか。

お礼日時:2005/09/22 00:05

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