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先日、サンデープロジェクトを見ていたらアメリカは中国に人民元の切り上げを要求しているにも関わらず、大幅な切り上げには現在耐えられる状態ではないと報道していました。
番組でその理由も放送していたのですが、私にはいまいちよくわかりませんでした。
そこで質問なのですが、その理由をわかりやすく説明して下さい。
お願いします。

A 回答 (4件)

サンデープロジェクトを見ていませんが、事実だけを並べますと


1.アメリカは中国に人民元の切り上げを要求しているが具体的に数値を出していません。(出すと確実に為替に影響がでます)
2.それにあうんで答えるように中国は0.3%の切り上げをしました。あまり大きな衝撃はなく吸収されました。なんだせいぜい0.3%かという安心感が世界の市場に流れ、ドルの地位は揺らぎません。アメリカも容認姿勢を出しました。
3.またアメリカは中国に人民元の切り上げを要求しました。もう一回やろうよって言わんばかりです。

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結果、中国通貨を飲み込んだ形のドル高が進行し、エネルギー効率の悪い米国でも原油高を克服し、台風の影響も原則的に経済克服した。一方中国人民はたくさんん労働しても得られる外貨(生活のエンジョイといってもいい)は少ないまま、輸出に有利な展開を利権が中央集約的に維持される構造的国策にしたがっている。かわいそうなものです。先日上海にいましたが、私のであうことのできた進歩的な中国人たちも、ほとんど英語ができないし、國際的なニュースも知らない。おいしいデリカも食べていないし、本当のおいしいコーヒーも飲んでいない。とても住む気になれませんでした。
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大幅な切り上げには現在耐えられる状態ではないという中国側の都合を代弁したのはサンプロの限界です。それらの理由は一応承っても納得できる代物ではありません。次々と疑問がわきます。そして計画的にゆっくり移行するにはいくらでも方法があるはずではないかと。実は、切り上げは、ある国益を優先し、本当に人民のためを思うなら本来はそうするべき”労働と見合う報酬を世界標準レベルに近づける”姿勢があって、切り上げを考えているわけではないのです。(サンプロを見ても聞いてもなんだかわからないのも当然。一応これが真相だというポーズはサンプロのやっつけ仕事。)しかもその富は、ちょうど産油国の富の集中と同じように、特定の場所に、それも、米国の中枢ととても近いところにストックされています。だれでもなぜ自分の立場が弱くなるのに国債購入量を増やしう続けたのかって疑問はどこにいく?っておもうでしょう?誰がどういう影響をもってどう管理しているか、その行使はどういう場合にどういう影響を持って行われるかがポイント。とてもサンプロの調査の及ぶところではありません。前は中東でしたがあらたな米中中(オイル)連合の幕開けです。産油国との裏の問題同様、表面きれいな国債購入量だけではけしてないと考える人もいるかも知れません。国際(表裏とも)舞台によわーい日本には手も足もでません。いつもそうなんですが、日本は、自分の立場が危うくならないように、また、綱をわたらなければなりません。私たちはせいぜい、英語と中国語ぐらいは、話せるように、国民を教育しないと生き残れません。
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この回答へのお礼

お礼がかなり遅くなってすいません。
テレビ(特に全国放送では)ではバランスをとって中国側も切り上げが困難であると放送しないといけないところがあるんですね。実際は一部の富裕層にお金が集まり労働に見合う報酬を必ずしも与えていない、近い将来、中国のシステムの限界を感じさせる裏もあるのですね。
かなり参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/28 11:23

ビデオを観直しました。



>アメリカは中国に人民元の切り上げを要求しているにも関わらず、

これはちょっと違いますよね。切り上げ要求をしているという報道が多いが、実際は違うという内容でした。

5年後に40%、20年後には100%の切り上げが予想される。そのため投機目的のホットマネーが流入し不動産バブルの兆候があるため、それを阻止するために切り上げを行いたかった。しかし国有企業の23.5兆円の不良債権問題がありその処理のため、切り上げによる景気の冷え込み懸念と、保有外貨の価値低下の懸念の2点から大幅な切り上げはできなかった。

とここまでが中国側の都合で第1週の内容。
第2週のアメリカの都合の話はビデオにとっていませんでした…。


>中国の米国債購入減少が起こるというのはなぜですか?

中国とアメリカが貿易する際、決済に使用される通貨は米ドル。中国から見れば貿易黒字なので、ドルあまり状態になり、米国国債を購入している。その購入量が減るということが問題なんでしょうね。買い手が減ると金利を上昇させないと新たな引き受け先を集められないので。

普通に考えるとこの程度のことしか思いつきませんね。でもこれだけの理由ではサンプロでは特集にしにくいと思うので、もう少し要素があるはずですけどね…。
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この回答へのお礼

かなりお礼が遅くなりましたが再度に渡る回答ありがとうございます。
貿易の黒字を米国国債に当てているから切り上げをすることによって、米国国債の価値が下がるので購入量が減るというわけですね。
まだ私には完全に理解できてないと思いますが、かなり参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/28 11:09

番組は見ていませんが、米国国債のことです。



人民元切り上げで、中国の貿易収支黒字は減ります。米国国債を買う余裕がなくなります。だから購入が減少する。米国の金利上昇は、米国国債の需給によるとすれば、買い手が減るので上げざるをえないということでしょうか。よくわかりません。

財○さんが言ったとすれば、実際そうなるか疑問です。
個人的には、財○さんを信用していません。
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私もサンプロは好きで毎週見ています。


簡単に言えば、急激な変化は産業構造が崩壊してしまう可能性があるからです。

日本もアメリカも、多くの商品を安い中国製品に頼っています。昔は自国内で作っていたものを徐々に中国からの輸入品に替えてきたのです。そのため国内の2次産業は空洞化しているといわれます。

それをある日突然100%の切り上げなどおこり中国製品が2倍になったら、たとえば日本の場合100円ショップのダイソーなどは倒産におちいるかもしれません。そういう話を番組内でしていましたね。

ある意味当然の話ですけど。
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この回答へのお礼

早速回答ありがとうございます。
急激な変化に産業構造がついていけないというのはわかりますが、
切り上げをすることによって中国の米国債購入減少が起こるというのはなぜですか??
さらにその出来事により米国の金利上昇はなぜ起こるのですが?
そこがわかりませんでした。
質問が至らなくてすいません。

お礼日時:2005/11/03 22:57

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