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宗派の違うお経
仏教にはいろいろと宗派がありますが、
元々はお釈迦様の教えであることから、共通となっているお経ってあるのでしょうか?
たとえば、曹洞宗を信仰しているのですが、
そこで、真言宗のお経を唱えた場合、ご先祖様の供養になるのでしょうか?
最近、読経を勧められたのですが、宗派が違うため、
迷っています。
自分の宗派のお経を唱えていれば充分だと思っていたのですが、そうでは無いのでしょうか?
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回答(15件中1~10件)
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No13の曹洞宗の僧侶の方の意見は、妥当だと考えます。付け加えるならば、勧められてもいやなお経ならやめればよろしいのでは。やりたいのなら別の宗派でも、祝詞でも聖書でも別にいいと思いますよ。
曹洞宗でも白隠禅師座禅和讃を上げてもいいでしょうし、光明真言を上げても、別に、道元さんが、あの世から「おいこらっ!」なんて出てこないでしょう。先祖さんがいやだっていうのを感じ取る感性があって、なおかつ、いや、そうじゃなくって、これがいいという何かがあれば、それでもいいのでは。どんな宗派のお経でも、誠心誠意、お経の文字が命をもって、あなたの口元から飛び出してくるくらいになれば、ご質問も杞憂になろうというものでしょう。
曹洞宗の僧侶です。
結論から言えば大乗経典であれば何でもかまいません。
一般にどの宗派でも、お経には、(1)もともとの仏典によるお経(般若心経や法華経…etc.)と(2)宗派の祖師方の教えによる祖録(曹洞宗であれば「修証義」、真宗であれば「教行信証」「御文章」など)の二種類があります。
曹洞宗で他宗の宗祖の祖録をお唱えするのもちょっと変ですので、それは避けた方が良いかもしれません。もちろん貴方自身がたとえば親鸞聖人の教えに強くひかれるものがあり、お家の宗旨とは別に個人的に真宗のお経(祖録もふくめて)を日常読まれることを発心されたのであればそれは何も問題ありませんし、むしろお勧めします。
蛇足ながら、曹洞宗では法華経でも特に観世音菩薩普門品、如来寿量品、神力品を尊重しています。ご参考まで。
追記
「真言宗 照真正道会」をさらに調べたのですが、「真言宗金剛院派」の系統ですか。この派は一応、真言宗と名を冠していますが、正直なところ伝統的な真言宗の教理・教学からは逸脱しているところがあります。
戦後信教の自由が保証されたときに際し、雨後の竹の子のように「真言宗」の名前を冠した宗派が乱立しました。それはなぜかというと、高野山真言宗や智山派・豊山派などの伝統的な教団に属していれば、自己解釈の協議を広めることはできない。しかし「真言密教」や「弘法大師」というネームバリュウはほしい。そのため「真言宗○○派」という形で宗団を立ち上げ、その教義はその管長の独自解釈の教えを広める。それは主に祈祷師や霊能者出身の人物にその傾向が多くみられます。ですから「真言宗」と名乗ってはいても、実質は新興宗教という一例です。
最終的には質問者さんの信仰の自由ですから強制はしませんが、彼の教団の教えを「真言密教」や「真言宗」「弘法大師」の教えと思われるのは、正直、私の立場からすればイヤな気持ちです。
それと履歴に真言系を名乗る者で「阿闍梨の位を受ける」とわざわざ掲載する人物は…云々の部分ですが、参考文献紹介で越智淳仁先生(私の大学時代の恩師です)の履歴に「伝燈大阿闍梨」とありますが、この阿闍梨の位は誰でも名乗れるものではないので、誤解無きようにお願いします。
No.6の「回答に対するお礼」に紹介されていた宗教団体のHPに目を通しました。
まず第一に、「真言宗 照真正道会」という教団ですが、伝統的真言宗(高野山や東寺・智積院・長谷寺・仁和寺・大覚寺・醍醐寺など)の流れを汲む教団ではありません。正直、初耳です。
次に紹介の頁で「悪世末法の現世」とありますが、弘法大師は『法華経開題』において、現世を末法と捉える教えを批判しています。
次に開祖の履歴に目を通しましたが、師匠が「北野恵宝」とありますが、この人は“UFOとのコンタクト”などの発言をされていたりする人物です。また、真言系を自称する教祖が自らの履歴に「阿闍梨の位を受ける」と記している場合は、眉にツバを付けておいた方がいいでしょう。なぜならここでいう「阿闍梨(あじゃり:密教で教えを授ける師の意味)」は、阿闍梨には違いないのですが、あくまでも初歩の阿闍梨。つまり真言宗の僧籍を有する者なら誰でもが持っている基本的な位です(私も持っています)。これからさらに修学を積むことでさらなる阿闍梨の位を得るのですが、ことさら「阿闍梨の位を受ける」と自称するのは、一般信者へのハッタリでしかありません(通常の真言宗の僧侶はことさら「阿闍梨の位」を宣伝しません。自動車の「普通免許」を取得していることをことさら宣伝しないでしょう)。
弘法大師は最晩年に『般若心経秘鍵』という、般若心経の論書を遺されています。そこに次のような一文があります。
「医王之目(いおうのめ)には、触途(みちならし)に皆薬(みなくすり)なり。解宝之人(げほうのにん)は、礦石(こうしゃく)を宝と見る」
現代語に訳すると「名医の目には、至る所に薬草が生える。鉱山技師は、鉱石に宝石を見る」という意味です。どういうことかというと、われわれは通常、その真の姿を見ずして表層的に判断する。しかし、その真価を観る目を持てば同じ対象でありながらその価値はまったく異なる。われわれが雑草だと思って見向きしない草でも名医は薬効を見つけ、石ころと思っていても、鉱山技師は宝石と見るように。それは、存在自体は変化はしないが、観る者によって変わる。この観る力。弘法大師は般若心経の冒頭部分の「観自在菩薩」を「諸乗の行人」つまり「もろもろの仏教修行者」の意味と説き、いわゆる礼拝対象の「観音様」というだけでは留まらないと。なぜなら、「観自在」の「観」は瞑想のこと。自在なる瞑想の修行者、いかなる瞑想によるものかというと般若波羅蜜多の大心真言である「ギャテイ ギャテイ ハラギャテイ ハラソウギャテイ ボウジソワカ」を唱えるという瞑想です。なぜ、仏像を祭るかというと、もっとも理想的なる修行者の姿をまず実際に目で見て、さらには焼香の香りを嗅ぎ、耳で音を聞きなど、五感をフル活動させて理想的なるものと一体となる。それが「観」です。
亡くなった人に心経を唱えることは、自身が般若波羅蜜多の大心真言「ギャテイ…」を唱えるという修行実践を行うことで、故人の真の姿を「仏と観る」。亡くなった人のたたりや霊障などをたやすく口にする人は、故人を、自分の親や先祖を「化け物」と観ている心の段階なのです。そうでなく、故人の本当の姿は仏なんだと「観る」ことができれば、まさに「成仏」は実証されます。であれば、生きとし生けるすべてのものが、大自然が、大宇宙が皆、仏であると観ることもできるのです。
が、これはその日々の実践によってこそ意義のあることですけどね。少なくとも般若心経に対してはそこの教団が真言宗を自称しているのであれば、これぐらいの意義を持って般若心経の意味を云々しているのでしょうか。真言宗にとっての般若心経は、弘法大師の述べられた「大般若菩薩の大心真言三昧地法門」、つまり般若波羅蜜多の真言による瞑想修行の実践を説く経典ですから、軽んじられるものではありません。心経を唱えて故人を仏様に変身させるのではなく、自身の心の段階をステップアップさせるのです。
今回のご質問であまり専門的なことや、真言宗の協議のことは発言するつもりはなかったのですが、その教団が「真言宗」を自称しているので、これは弘法大師の教えを誤解されては困るなと思い長文を書かせていただきました。心経がなぜ唱え続けられてきたのか、それは真言を唱える瞑想が、唱えること自身が修行だからです。
もしも、弘法大師の説く般若心経の意義について、興味を抱かれたのであれば下記に、信頼のおけて(正直、一般書店で手に入れやすい般若心経関係の書籍は玉石混入どころか、大半が石です)、なおかつ入手しやすい文献をご紹介します。
『真釈 般若心経』(宮坂宥洪/角川ソフィア文庫)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4043760 …
『密教瞑想から読む般若心経―空海・般若心経秘鍵と成就法の世界』(越智淳仁/大法輪閣)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4804612 …
『般若心経秘鍵入門』(村岡 空/大覚寺出版部)
http://www.sagagoryu.gr.jp/jpn/shop/hiken01.html
あと、初期仏教の釈尊の言葉では次の本がお勧めです。
『ブッダの教え―スッタニパータ』(宮坂宥勝/法蔵館)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4831872 …
(著者は先の宮坂宥洪師のご尊父で、真言宗智山派管長、名古屋大学名誉教授です)
No.6に対するご回答ありがとうございます。
このサイトで相談に応じることは困難ですが、以下は、完全に個人的な意見です。参考にして下さい。
URLの宗教団体がどのようなものか私は良く存じません。先祖供養も確かに重要ですが、その宗教団体・教祖にどれほどの成仏力があるかは分かりません。情報収集することはよいと思いますが、とりあえずは入会しないほうがよいのではないでしょうか。(或る宗教団体に入信して、かえって悪い霊をつけられたという話もきいたことがありますので、ご注意下さい。)
宗教団体を選ぶときは、様々な仏教の本を良く勉強して比較して慎重に選んで下さい。自分の選択眼を養ってください。「阿含経」(あごんきょう)に基づく修行をやっているところがあれば、よいかもしれません。URLを見る限り、その団体は「阿含経」の修行は全くやってなさそうですね。まず、仏教とは何かを理解するために、先に紹介した「バウッダ」をお読み下さい。その他、「阿含経」の本を読むことをお勧めします。
いずれの場合でも、宗教団体というのは、多かれ少なかれ、信者を束縛し、場合によっては他の宗教の勉強を禁じます。他力本願だけの信仰をすすめる宗教団体は敬遠すべきです。金銭的には、中低所得者の生活がなりたたないような金額を要求する団体は、敬遠すべきです。規則による束縛だけでなく、心理的に束縛の強い宗教団体は、敬遠すべきです。仮にいずれかの宗教団体に入会したとしても、常に距離を置いて深く入りしすぎないことをお勧めします。仏教であれば、教祖の言動に対して、お釈迦様は(阿含経で)そういっただろうか、と自問して下さい。
私は、人生(輪廻転生を含めて)の意義は霊的進化であると思っています。そのための修行は、あくまで個人的作業です。まずは、自分で様々な宗教の本を読んで研究して下さい。そのうち目が開けてくると思います。
仏教だけでなく、書店で精神世界のコーナに様々な本が置かれています。ニューエージといわれている本をお勧めします。例えば「プレアデス+ かく語りき」バ-バラ・マーシハニック(太陽出版)、「テオドールから地球へ」ジーナ・レイク(たま出版)、「シルバーバーチの霊訓」アン ドゥーリー(潮文社)、「神との対話」ニール・ドナルドウォルシュ(サンマーク出版)。これらを読むだけでも、霊感がついてくると思います。そうすると、宗教を選ぶ目もできてくると思います。
特定の宗教団体に属さなくとも、個人的にお経を読誦してもあるていど先祖供養になります。とりあえず、「般若心経」、「観音経」、「準胝観音経」とその真言を唱えるとよいと思います。慈善団体に少額でも寄付されるとよいと思います。
勉強しながら求めていれば、良い宗教や仲間とご縁ができるでしょう。先祖供養はそれからでも遅くはないと思います。
阿含経について興味のある方は、
「バウッダ」中村元・三枝充悳著:
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4094600809.h …
をご覧下さい。
この本には、修行法については書かれていませんが、阿含経は修行法の宝庫です。阿含経には、仏陀になるための修行法として、例えば、安那般那(アーナパーナ)の呼吸法・瞑想法が記載されています。これは、霊眼を開くための修行法と思われます。
>>お釈迦様が説かれた経典はただ一つ、阿含経だけです。
もちろん阿含経典(長阿含経・雑阿含経・中阿含経など)が最古の仏典類であることは間違いではないのですが、阿含経典の成立年代は時代的差異もあり、単純に阿含経典のみを釈尊直伝と捉えるのは問題のある。というよりも「お釈迦様が説かれた経典はただ一つ、阿含経だけです」という発言には一時代前に流行した「大乗非仏説」の残滓のように思えますが、大乗経典の成立の意義を考えられた上での発言でしょうか。「霊的にパワー」という単語を安易に用いられているところに、もう少し慎重に、さらには信頼おける文献で学ばれる方がいいでしょう。
なんともいえません。
家も浄土宗で、私自身は法華経を一時していました
(お坊さんも構わないということですね)
一番大切な事はお経をただ唱えるのではなく、その意味が大切なんだ
とおっしゃっていました。
よーく考えて、開祖はどこのお寺で修行していましたか?
私は宗教家ではありませんが、仏教を研究しています。
お釈迦様が説かれた経典はただ一つ、阿含経だけです。
ですから、仏教であり限り、共通のお経といえば阿含経のはずです。阿含経にのみ、仏陀になるための修行方法が説かれています。他の大乗経典(法華経等)は、お釈迦様でもなく、上座部の僧でもなくて、説法師によって創作されたともいわれ、信仰の御利益などが説かれています。
しかし、日本では、阿含経を読誦する習慣はありません。
「般若心経」は、他の大乗経典と同様に、お釈迦様が説かれたものではありませんが、阿含経に説かれている縁起の法を端的に表す「空」を説いており、原語(サンスクリットかなにか)の音訳も含まれており、霊的にパワーがありますので、お勧めします。
曹洞宗のお坊さんも真言宗のお坊さんも、般若心経を読誦しています。
それぞれの宗派のお坊さんは、立場上、いろいろとうるさいことを仰る人もいるかもしれませんが、霊的には無視して問題ありません。
この回答へのお礼
ありがとうございます。
「般若心経」は慣れ親しんだお経ですが、
それだけではご先祖の供養に充分ではないというようなことを言われてしまい…。
霊的には問題が無くても、やはり関わらない方が良いでしょうか?
http://www2.odn.ne.jp/kannon/
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