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台湾のものですが、世界で一番親日の国だといわれる台湾を日本の右翼は、どのような受け止め方をしているのでしょうか?
また、タイトルが示しているように、親台湾感情の真相は・・?
教えていただければ幸いに存じます。

A 回答 (4件)

 日本の右翼が、台湾に対して抱く感情には、複数の理由があります。

ただし、台湾にではなく、中華民国に対しての感情です。以下、列挙します。
1)太平洋戦争の終戦で、日本の4地域(北海道・本州・四国・九州)の4分割案(アメリカ・ソ連・イギリス・中国が支配)がでました。それに真っ向に反対したのが、蒋介石(中華民国・国民党)でした。
2)また、天皇制の廃止についても論議されましたが、これについても蒋介石(中華民国・国民党)が反対しました。
3)さらに、台湾人の多くは、日本人として戦地に赴き、多くは戦死しました。無事に帰国しても。戦犯として裁かれた者も多くいました。戦後、中華民国(台湾)は戦勝国であるのに、そうした台湾人は旧・日本軍人として屈辱的なことを受けていたことは、右翼の中でも良く知られています。
4)戦後に日本に帰還した台湾人の一部は、戦勝国・中華民国の人間として、特権を与えられました。その特権とは、不動産の取得であったり、食料の調達であったりしました。これに、地元の右翼や仁侠の人たちが連帯を強め、かれらは多くの恩恵を受けました。つまり、事業パートナーということでしょう。
5)日本統治時代の台湾は、抗日運動もあったのですが、日本から、多くの事業家が台湾の経済整備をし、医者(医療)、警察(治安)、教師(教育)などが台湾で活動をはじめました。これは台湾を一気に一等国家に仕立て上げました。視点が少し変わりますが、朝鮮半島や中国大陸には、関東軍などの質の悪い日本陸軍が進駐しましたが、台湾は島国なので質の良い日本海軍が進駐し統治しました。この差を大きいと言われています。台湾人は、こうしたことに対して、日本への敬意と感謝を念を抱いています。そして、戦後に台湾にやってきて蒋介石(中華民国・国民党)が横暴な政治をしたことで、台湾人は日本統治を懐かしむようになりました。
6)戦後、こうした旧日本の面影・思想を持つ台湾人に触れた右翼の人たちは、台湾に訪れ、感慨に浸ります。
7)自民党の政治家たちも台湾への傾倒を深めていたこともあり、日中国交正常化後も日華議員連盟などをを通して日本と台湾との政治的なつながりは深く、当然、右翼も親台の気持ちが維持され続けました。

 以上の理由で、日本の右翼をあたたかく受け入れる外国は、中華民国(台湾)だけ、と言って良いでしょう。同じように日本の統治を受けた朝鮮半島の人々の感情とは大きな違いです。ただし、中国の旧満州の人たちの間では、台湾の人たちと同様な感情を持っている人たちが多くいます。
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えーとですね、一般の日本人は台湾のことをほとんど知りません。

(キッパリ)
テレビや雑誌などのメディアで、台湾の観光について多少の紹介がある程度です。

なぜでしょうか...。
これは、日中国交回復に伴い、台湾との国交が表向き切れてしまったことが原因です。


日本の左翼は、中共が大好きです。
中共の政府の言うことは何でも実施します。
したがって、中共と対立している台湾については、よほどの事情がないかぎり
触れようとしません。
特に、マスコミ関係には左翼的な思想の持ち主が大勢います。新聞は少しはマシ
ですが、それでも朝○新聞を始め左翼(=親中共)論調はまだまだ強いです。
たしか台湾に支局を置いているのは産経新聞だけだと思いました。

日本人の一般大衆はマスメディアを通してしか情報を入手しませんので、マス
メディアがあまり触れない台湾については、自然と無関心になってしまうのです。


したがって台湾のことを少しは知っているのは知識人階級だけとなりますが、
先ほども触れたように左翼の方たちは、中共政府に遠慮して台湾のことをあえて
知ろうとしません。そうなると、残るは右翼の知識人たちとなるわけです。

もちろん、台湾に詳しい人は、台湾がたいへん親日的な国であることをよく知って
います。しかし左翼が無視しているために右翼だけが台湾の親日感情を受け止め、
機会ある事に親台湾的な発言をしているわけです。

ご理解いただけましたでしょうか。


※この発言では、中華人民共和国="中共"、中華民国="台湾"と表現しています。
 特に政治的な意図はありませんので、ご理解をお願いします。
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端的に言えば「子分」ですね。

右翼の思考原理というものは、大家族制度です。彼らが天皇制にこだわるのは天皇が「日本家族」の家長と、彼らは捉えているからです。その家長が女性では困るので女帝に反対しているのですね。

その家族制度的思考を外国に応用すると、中国・韓国は日本に無理難題をふっかける「敵」、偉そうだけどなんだかんだと言って面倒見たがるアメリカは「兄貴分」、そして親日派が多い台湾はさしずめ「弟分」。

さらに台湾はその敵である中国とも対立関係にありますから、兄貴の日本としては一肌脱いでやろう、という義侠心を掻き立てられるのでしょう。
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右翼関係者ではないですが、個人的な意見として。



左翼にしろ右翼にしろ、愛国者であることには変わりなく、ただその手段論や概念論の違いで対立するだけです。
好きと言われて悪い気がするはずもなく、右翼だろうが、左翼だろうが、あるいはノンポリだろうが、台湾に好感を持っているというだけでしょう。

ここ最近ですが、最近は小林よしのり氏等による台湾の紹介が多くなった為、台湾のことを好意的に見ている人が増えたような気がします。
これは別に右翼だからだとか、左翼だからだとかではなく、日本人としてうれしいというだけです。
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