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敬語は自分にとってとても難しくて、「これって正しいのかなぁ」と日々悩まされる難問です。

皆さんに教えていただきたいのですが
「先生が笑っておられました」という用例は正しいのでしょうか?
先生は目上の方だと想定して、こちら側が敬う立場ですよね。
「笑っている」の「いる」の部分を変化させているのでしょうが、
「おられる」だと謙譲表現に当たるのでは…と考えてしまいます。

間違いではないような気はしますが、よりよい答えとしては「笑っていらっしゃった」がいいように思いますが、皆さんはいかがでしょうか。

ご意見をお聞かせください!!

A 回答 (3件)

「おる」を謙譲語ととると、たしかに尊敬の助動詞「れる」との組み合わせは、おかしいということになります。


ところが関西では「おる」は、「いる」の丁寧語として一般に使われていますので、丁寧語+尊敬表現の「おられます」は比較的よく耳にする表現です。
私の読んだ敬語の本にも、間違いとも正しいともどちらとも云えない言い方だと記されていました。
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NO.1の方と基本的には同じです。



文法的には、補助動詞として「おられる」を尊敬の意味で使うのは正しい。辞書にも書いてあります。

でも、会話で使うと、文法的には正しくても、相手に違和感を持たれることがあります。私も上司に注意されたことがあります。そういううるさい人がいる場合は、「いらっしゃる」を使った方が無難だと思われます。

ただ言葉は生き物ですから、10年後には、違和感を持たれず、自然に使われるようになるかも知れませんね。しつこいようですが、文法的には正しいのですよ。
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質問者さんのご意見に同感ですが、少し補足させてください。



「居(お)る」は、謙譲語、丁寧語、および(やや方言めいて)古語的な荘重表現と3種類あるようです。
「笑っておられた」を基本形に直した場合、「笑っておる」となるので、荘重表現(厳密に言うと、主に西日本方言だが全国的にも古語表現として残る形)だと感じます。
したがって、標準(共通)語としては使わないほうが望ましいといえるでしょう。
「笑っておられる」が尊敬表現として間違いかというと、そこまでは断定できないでしょうが、私は「笑っていらっしゃった」が一番違和感のない表現だと思います。言い換えると、古風または一部地域の尊敬語だと感じるので、私は「笑っておられた」は使わない、ということです。

また、
謙譲語「社内にはおりますので、至急呼んで参ります」等、
丁寧語「ただいま大変混雑しております」等、
を尊敬語に変えて使う場面はないのではないでしょうか。
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