No.1ベストアンサー
- 回答日時:
山頭火は俳句の形式にとらわれずに自分の気持ちや風景を歌に詠んだ人です。
彼の作風は口語体の自由律俳句と呼ばれ、5・7・5の一七字の形式や季語にとらわれないのが特徴です。>うしろすがたの しぐれてゆくか
この句はいろいろな解釈が出来ると思います。
1.旅の空で自分の前を歩く人が時雨の中を歩いて行く寂しい姿。
2.常に旅にあった山頭火自身が、今日もまた一日が暮れて行くと自分を振り返って見ている姿。
3.人生そのものを旅と捉え、後姿に自分の過去を見ている。いつも雨が降ったりやんだりで快晴の日は少なかったな~。
時雨は晩秋に降る雨で夏の雨のように豪快に降ることはありません。寂しさが感じられます。後ろ姿は前向きや若さの感じられない言葉なので、やはり人生の終わり(旅の終わり)などを感じる寂しい言葉です。
また自分の後姿を見ることは反省の気持ちも感じ取れます。
山頭火に関する本はたくさんありますので本屋か図書館で手にして見るのが良いでしょう。或いは山頭火、自由律俳句などで検索してみてください。
No.2
- 回答日時:
解釈については#1様が詳しく記しておられますが、季語については少し気になるところがありましたので蛇足ながら申し上げます。
「時雨」あくまで「冬」として扱います。春や晩秋にも時雨ようの雨がありますが、此れは「春時雨」「秋時雨」と区別いたしておるようです。晩秋の時雨は「秋時雨」ということになります。冬の一番最初の時雨を「初時雨」として区別しています。山頭火が「しぐれ」を季語として扱かったかどうかは推論の域を出ませんが、春か秋か冬か読み手が自由に想像して解釈してみるのも楽しいことです。お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
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