プロが教えるわが家の防犯対策術!

昨年の11月に椎間板ヘルニアを発症・手術をして現在休職中です。病院の指示で術後2ヶ月(12月に手術)は安静にしてくださいとのことで、仕事先には2月から復帰予定になっています。
ただ現在の状態では、1日中立っているのが困難で販売の仕事に戻れる自信がありません。今後の事や再発も考えて転職(事務系)を視野に入れています。
(まだ転職活動は一切行っていません)

そこでなんですが、今、私は傷病手当を申請しているところなんです。

*11月分→申請書類を会社に提出済み・振り込みはまだなし

*12月分→病院から申請書類が返却されてないので、会社には未提出

*1月分→まだ何もしてません

傷病手当の受給の資格がよくわからないので教えていただきたいのですが(初歩的なことですみません)、転職を考えていて仮に決めてしまったら、傷病手当金は全額返金をするのでしょうか?

あとコルセットも巻いていて、こちらも保険の方から補助を頂いたのですが、これも返還するのでしょうか?

私は腰以外は元気で、働く意欲はあるので、自分が働ける場所があれば復帰したいと考えています。
それでも今まで休職扱いにしてもらっていたんだから、やっぱり頑張って戻らないといけないのかなぁ?とか考えたりもします。

こういう休職中の手当て等の仕組みもわからないので、転職のタイミングと合わせて教えていただけると助かります。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

(ヘルニアについての経験はありませんのでわかる部分のみお答えさせていただきます)


まず、傷病手当金についてです。
健康保険からの傷病手当金は、健康保険法第99条で以下のように規定されています。

(傷病手当金)
第九十九条
被保険者が療養のため労務に服することができないときは、その労務に服することができなくなった日から起算して三日を経過した日から労務に服することができない期間、傷病手当金として、一日につき、標準報酬日額(標準報酬月額の三十分の一に相当する額(その額に、五円未満の端数があるときはこれを切り捨てるものとし、五円以上十円未満の端数があるときはこれを十円に切り上げるものとする。)をいう。第百二条において同じ。)の百分の六十に相当する金額を支給する。
2  傷病手当金の支給期間は、同一の疾病又は負傷及びこれにより発した疾病に関しては、その支給を始めた日から起算して一年六月を超えないものとする。

つまり、傷病手当金は、
労務に服することができず(仕事ができず)で、賃金が出ない日に対して支給されることになっているものですので、その条件を満たしている間は支給され、返還の必要はありません。
(但し支給開始日から起算して1年6ヶ月を経過する日までです。合計で1年6か月分という意味ではありません)

コルセットなどは個人個人の身体に合わせて作るものであるため、保険が利きませんので一旦かかった費用を全額自腹で払い、その領収書と一緒に療養費の申請を出せは、その費用の補助などを受けられる仕組みになっていますが、これも返還の必要はありません。

なお、腰以外は元気で、働きたいと言うのであれば、それを理由に退職しても問題ないと思います。
但し、その際退職理由は「体力低下により現在の仕事ができないことによる退職」としてください。

一般に自己都合退職である場合には退職後雇用保険から基本手当を受け取るまで3ヶ月の給付制限がありますが、正当な理由がある場合には、その給付制限がなくなる場合があります。
(必ずなくなるとは言い切れませんが)

なお、傷病手当金と基本手当は同時に受け取ることはできません。
基本手当は、「働ける」人が受け取ることを前提としているからです。
よって公共職業安定所で、「こういう仕事なら働ける」といって求職活動をする必要があります。(医師の証明が必要になることもあります。)

どうしても今の職場への復帰が難しいと言うのであれば、そのことを職場にお話し、退職の手続きをとられても問題ないと思いますし、
また、そのお話をした結果、もしかすると配置転換なども考慮してもらえるかもしれません。
よって退職し別の会社に就職するかどうかについては、
会社に腰の状態をお話し、1日中たちっ放しの販売の仕事は無理なのですが、と相談してからのほうが無難な気がします。

ご参考まで。
まだ退職するかどうかはっきりされていないようですので
今はゆっくり療養し、結果を出すのはもう少し先にされても
よいかもしれませんね。

(なお、1年以上現在の健康保険に加入されているのであれば、退職後も傷病手当金を受け取ることは可能です。
2ヶ月以上1年未満なら会社の健康保険を任意で継続する手続きをすれば、傷病手当金を受け取れます。
2ヶ月未満の場合は退職後に傷病手当金を受け取るのは無理でしょう。でも休職期間中も健康保険に加入していることになっているはずなので、任意継続は可能かと思います)

ちなみに、No1のかたが書かれている「継続療養」の制度は平成15年の3月までで廃止になっていて今は使えないと思います。
しかし、退職後健康保険を任意継続するか国民健康保険に加入すれば窓口での負担が3割で治療を継続することは可能です。
(今は健保でも国保でも窓口負担が3割になっています。以前は健保の本人等は2割でしたが。)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます
色々と複雑な仕組みを丁寧に教えていただき、参考になりました。
配置転換の場合は契約内容(時間・賃金)を変えなくてはならないと言われました。業務が力仕事で、事務がありません。不安だらけですが、今はまず悪化させないように療養に専念したいと思います。
疑問に思っていたことが少しずつなくなるだけでも、精神的にはずいぶん楽です。ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/05 14:44

過去に傷病手当金を受給していましたので、参考までに。

文章構成力が弱いので、読みにくいとは思いますが、ご容赦を。

私の場合、病気が元で会社を辞めました(上司から引導を渡されたので・・・)。その前に半年の休職をしていました。その後仕事に復帰して7ヶ月後に退職をしました。

休職期間中は傷病手当金を受給していました(6ヶ月分)。退職しても、返還請求はされませんでした。
基本的考え方として、病気で休職中は収入がないのだから、その分を傷病手当金で補うという物だと思います。
又、傷病手当金は、会社から出るのではなく、所属している健康保険組合から出ます。(念の為預金通帳を確認しましたが、振り込み人は健康保険組合でした)

でも、11月分の振り込みがまだというが、気になりますね。私の時はさっさと振り込んでくれたんですけど・・・。12月分については、その月が終わらないと病院は証明書が発行出来ないので、まだなんでしょうけど。1月分については2月にならないと病院は証明書を発行出来ないと思います。

病院通いをしていれば、当然健康保険から医療費が支払われているので、コルセット代を返還する必要もないと思います。

私の場合、退職時に仕事に起因する病気の状態であり、仕事に就ける状態ではなかったので、退職の次の月から18ヶ月間手当金を受給していました(受給可能期間の最長が18ヶ月です)。その間は、仕事をしていませんでした(出来なかった)。

先生に書類を書いてもらうの面倒くさいし(しっかり文書料を取られるし・・・)、3ヶ月に1度ずつ、健康保険組合に申請していました。当然3ヶ月分ずつまとめて振り込まれました。

質問者さんの椎間板ヘルニアが、仕事に起因する物であれば、退職しても傷病手当金の請求は可能です。申請書をもらうのを忘れずに。
(起因して無くても申請出来たかもしれない。私の場合は起因していたので)

会社で退職の手続きをして、離職票を持ってハローワークへ行き、事情を説明してください。その上で、病院の先生に就労不可証明を書いてもらって、ハローワークへ提出してください。そうしないと、失業保険の受給期間が短く(またはゼロに)なってしまいます。

また、疾病により就業が不可能であった為の退職と、単なる自己都合の退職では、失業保険が支給される基準日迄の期間が異なったと思います(自己都合の場合は、3ヶ月+1週間・会社都合や就業継続不可能の場合は、1週間)。

就職活動が出来る様になった時点で、傷病手当金の受給はなくなります(代わりに失業保険が支給されます。当然の事ながら、ハローワークで手続きを)。

ただ気になるのは、会社を退職してから、次の就職が決まるまでに、国民健康保険に加入した場合、傷病手当金が受給出来るのかが、分かりません(多分継続して療養状態なので、受給出来ると思いますが)。
なぜなら、私の場合は、国民健康保険に加入せずに、在職中に加入していた健康保険組合に、任意継続という形で加入し続けたからです。
保険料は会社負担分も個人で負担するので、在職時より高く(約2倍)なりますが。国民健康保険より、保険料が安かったので(住んでいる地域・前年の年収・任意継続被保険者の保険料算出の為の標準報酬月額によって、一概にはいえません)。

国民健康保険に加入の場合でも、書類を出せば、椎間板ヘルニアに関する治療費についてのみ、在職中に加入していた健康保険を使うことが可能です(継続療養申請だったと思います)。

私の場合は、仕事したくても出来ない状態だったので、限度ぎりぎりまで受給していましたが(その後2年半就職出来なかった・・・)、働く意欲があり、復帰出来るならそちらの方がいいですけど。自分の体です、取り換えは効かないのですから、無理せずに体に負担のかからない職場への転職をお奨めします。

私も持ってます、椎間板ヘルニア。手術するほどではなかったのですが、夏場のコルセットは辛かったですよ。もう10年近くおつきあいしています。天気の悪いときは、腰からお尻経由裏もも迄痛重いです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
休職中はただでさえ不安でいっぱいで、もしもこのまま退職してしまったら傷病手当金を返還しなければいけないのかな・・・って思っていたので、わかってホッとしました。
でも11月分の振込みがないんです。11月分は12月の半ばにか会社に申請しました。年末年始を挟んだからかなぁ?とも考えたのですが…もう銀行に一度確認に行ってみようと思います。

他にも色々と申請や手続きがあることを初めて知りました。失業保険等にもかかわってくるんですね。
もう一度、よく確認してみます
本当にありがとうございました!

お礼日時:2006/01/05 14:33

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