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4日後に控えたセンターに向けて勉強をしているのですが、刺激の受容の単元のところで「(脊椎動物の)交感神経は無髄」という記述がありました。
素人的な考えでは、無髄だと跳躍伝導が起こらず反応が遅くなると考えてしまうのですが、図説を見たところ「脊椎動物等の交感神経は有鞘無髄」とあり、拳銃のリボルバー(?)のような図が出ていました。このような形がどんな利点をもっているかもわからず、意味がわからなくなってきたので、こんな細かい所はセンターに出る訳ないのですが2次もあるため、その理由を教えていただけないでしょうか。

A 回答 (2件)

参考になるURLを見つけました。



http://www.rui.jp/message/01/77/63_409a.html

これによると、有髄神経は、スピード・正確性重視のデジタル型、無髄神経は柔軟性・多様性重視のアナログ型という特性を持っています。

有鞘有髄の運動神経は、とにかく長い距離を短い時間で信号を伝えなければなりません。

一方自律神経の末端は、消化管や血管など、極めて微妙なコントロールを必要とする器官に繋がっています。このような場所では、アナログ的なあいまいさを残して可変性を持たせたほうが状況の変化に対応しやすいのです。

有髄神経では、神経の再生や他神経・効果器官とのネットワーク形成が難しいため変化に適応しにくいと考えられます。もともと有髄神経は無髄神経から進化したのですが、「ここに無髄神経を有髄神経に変えられない必然があるのではないか」とのことです。
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はじめまして。


質問されている表現だと、一部、語弊がありそうですが、
交感神経は無髄神経とありますが、
自律神経(交感神経、副交感神経)は、臓器に達するまでに一度、末梢の神経節または神経叢で1回ニューロンを変えます。中枢から神経節までを節前ニューロンといい、神経節以降を、節後ニューロンといいます。このうち、節前ニューロンは髄鞘があり、跳躍電導をします。節後ニューロンは無髄で跳躍電導はしません。

では、なぜ節後ニューロンに髄鞘が無いのかは、『必要が無いから』と考えられています。
運動神経と異なり、反射的な作用を必要としないことが理由ではないでしょうか?

因みにAα線維と呼ばれる、運動神経の伝導速度は『60~120m/sec』
節前の自律神経は『3~15m/Sec』
節後の自律神経は『0.3~0.8m/Sec』
です。
節後ニューロンのスピードでも十分だとおもいます。
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