プロが教えるわが家の防犯対策術!

今、電子辞書がかなり普及しているようですね。
今度中2になる娘が、ほしがり始めました。
クラスの半分くらいの子が電子辞書をもっており、先生も特に咎めないというのです。
私たちの時代は、1ページ覚えたら辞書を破って食べろ、なんてことも言われるほど辞書を活用していましたので、ちょっと驚いています。
アナログ時代の私には、「あの単語、ほら!右側の半分よりちょっと下に出ていたやつ・・・。」なんていう映像的な記憶をもとに単語の意味を思い出すことがありましたので、電子辞書にはかなり抵抗があります。
普通の紙の辞書を使いこなした大人が、便利だからと電子辞書を使うことには何の異論もないのですが、まだ辞書もすばやくひくことができない中学生から使うことはどうなんでしょうか?
かなり、頭が固いんでしょうか?
皆さまの、ご意見アドバイス、よろしくお願いします。

A 回答 (14件中1~10件)

こんにちは



こういうふうに話が進むなんて、ちょっとしたディベートみたいでいいですね。質問者さんが上手なんでしょうか、わたしも意見を書きたくなりました。

脳を鍛えている年代と、脳力を活かして仕事をしている年代では、道具に関する認識が違うんでしょうね。どちらにしても「道具」であることには変わらないので、善し悪しをいうよりは活かす方法を考える方がいいんでしょうね。その上で中学2年生の勉強道具にふさわしいか、taropeeさんのお嬢さんにふさわしいかを考えたらどうでしょうか。

わたしは電子辞書も紙の辞書も両方必要だと思っています。ただし中高生くらいならば紙の辞書をメインにするほうが結果的に脳力を鍛えることになると思います。
taropeeさんがおっしゃっている「映像的な記憶」というのは脳を鍛えるのに大切だと思うんですよ。これがちょっと流行った「右脳を働かせる」ことになるんだと。ところが電子辞書だと映像的な記憶にあまりならないんです。外観も表示も同じようなままで、文字だけが違う情報を覚えるのに映像記憶はあまり役にたたないと思うんです。また辞書のページをめくりながら、調べたい単語のスペルとページや行の並びを見比べるて探している時の脳の活動たるや、ものすごい勢いだと思います。そうして見つけた単語に印が付いていたときのショックたるや、二度と忘れないぞと思わせるほどです。初めて辞書を手にしてから40年近く経ちますが、今でも当時の辞書を見ると思い出すほどです。
こういう経験が脳を鍛えるのに有効だと思うんです。

一方、仕事の道具として使うときは、すでにいろいろな情報が頭の中にあるので、電子辞書で素早く調べて解決の糸口がつかめればいいんです。これはこれで大幅な時間短縮ができまし、文字も大きくできるので拡大鏡を使わなくても楽に読めますし、いいんだと思います。授業中に使うような時にも、速くていいかもしれませんね。小さくて軽くて情報量も大きいというのは魅力的ですもの。わたしも本を読んでいる時は電子辞書が手元にあると重宝します。電子辞書で十分な情報が得られない時は紙の辞書を使わないといけなくなりますが、私がそうだったように、その場しのぎで勉強をしているとそこまで追求はしないかもしれません(汗)。

ちょっと思い出したのですが、ショートショートで有名な星新一さんは辞書が好きだったと言う話を聞いたことがあります。「手術」を調べていて、ふとその次の項目の「呪術」を読んでしまい、一編書き上げたとおっしゃっていました。

taropeeさんのお嬢さんには授業中に便利に使えるような電子辞書をプレゼントしてあげてもいいんじゃないでしょうか。そのかわり家ではできるだけ紙の辞書を使うようにするとか、紙の辞書にも目を向ける気になるように家族の方が配慮するとか。わたしは小さい色鉛筆の10色セットを辞書と一緒に使っておりました。すぐ使える場所にあれば手に取るんだと思います。
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この回答へのお礼

とてもよくわかりました。
ありがとうございます。
私が漠然と感じていたことを、きちんと論理的に説明していただけたような気持ちです。
ありがとうございました。

星新一さんの「呪術」のお話、とても興味深く思いました。娘にも話してやりたいと思います。

家では普通の辞書を使ってほしい、という条件付きで、買ってあげるというのもいいかな…、という気持ちになってきました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/24 21:46

現在高校1年生の者です。



私は電子辞書を愛用しています。
中学生の頃からです。

中学1年、2年くらいの頃は、
電子辞書派<紙辞書派<辞書なし派
の割合でした。
しかし学年が上がるごとに着実に電子辞書派が増え、高校進学とともに紙辞書派は1人もいなくなりました。

私が電子辞書を使い始めた理由は、何冊もの辞書を持ち帰りせずにすむからです。
紙の辞書は1冊でも重いのですが、そのうえ国語・英和・和英などと種類ごとに使い分けなければならず、持ち帰りも不便ですしロッカーに入れたときに邪魔になってしまいます。

ところが電子辞書はあの小さな機械1つ持ち歩くだけで様々な辞書の役目を果たし、コンパクトなので持ち帰りにも便利、なおかつ検索時間が大幅に短縮できるという点に惹かれました。

私は親が仕事でよくパソコンを使っており、私自身も3歳くらいの頃からパソコンの操作を教えられてきたので、電子辞書の操作が「わからない」「面倒だ」と思ったことは1度もありません。
クラスメイトの中にも機械(パソコン)慣れしている人が沢山いて、電子辞書のほうが使い勝手が良いという意見がほとんどです。

私がどのように電子辞書を活用しているかというと、主に英語の勉強です。
私の電子辞書には英英・英和・和英、さらに英会話関係のものが2つ、英単語集と英熟語集が1つずつ入っています(もちろん国語辞典なども入っていますが、ここでは割愛します)。

私は昔から英語が1番好きで得意な教科でした。
大学の進学希望先も英語学科です。
学校での授業ももちろん集中して聞く必要があることは言うまでもないことですが、どうも「受験用の英語」という感が払拭できないような不自然な英文も多々見かけます。
そのようなときこそ電子辞書の出番です。
キーワードとなる英単語を1つ(または数個)入力すれば即座に検索された例文や解説が見つかります。
わからない英単語に出会ったらジャンプ機能を使ってさらに検索することも可能です。

特に英英辞書との出会いは私にとって大きかったですね。
英和で説明を読んでも、どうしても意味がわかりかねるときなどは英英で調べます。
私の電子辞書に入っているのは、確か「ロングマン」だったと思います。
簡単な言葉でわかりやすく説明されているので、日本語でだらだら説明を読むよりも理解しやすいので気に入りました。

私の運が良いのかどうかはわかりませんが、学校で電池切れになったことは今のところありません。

・・・と、私の個人的な意見ばかり書いてしまいましたが、いかがでしょうか。
結局のところ、辞書が紙でできていようと機械になっていようと、その価値は使う人間によって決まると思います。
なので、お子様とよく話し合ってから購入するか否かを決めると良いと思います。
もし買うとなったら、機能(どんな辞書が入っているかなど)をよく確認した上で選ぶようにしてください。
決して数百円ですまされるような安い買い物ではありませんし、どうせ買うのなら良いもの、今後も使い続けられるもののほうが良いですよね。

>まだ辞書もすばやくひくことができない中学生から使うことはどうなんでしょうか?
かなり、頭が固いんでしょうか?

とありますが、そんなことはないと思いますよ。
私の友人が入学した高校は県下でも5本の指に入るくらいのエリート校なのですが、その学校では全面的に電子辞書を禁止しているそうです。

何だかまとまりのない長文になってしまいました。
わかりにくい点やさらなる疑問があれば、追加質問をお願いします。
できる限りお答えしたいと思います。
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この回答へのお礼

えぇ~っ!本当に高校一年生ですか?!
具体的でわかりやすいアドバイス、感動しました。ありがとうございます。
高校一年生に対する認識を改めなければならないと、反省しております。

>結局のところ、辞書が紙でできていようと機械になっていようと、その価値は使う人間によって決まると思います。
なので、お子様とよく話し合ってから購入するか否かを決めると良いと思います。

本当に仰るとおりだと思います。

購入する際も、よく機能を確認したいと思います。
今回は、わかりにくい点もさらなる疑問もありませんが、また何かのときには是非アドバイスをいただければと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/24 22:12

#4です。


他のみなさんの書き込みを読んで、もう少し話を整理したくなりました。前回の書き込みでは、あたかも私が電子辞書を使わないかのようですが、そりゃこのご時世の大学生ですからそれなりには使います。ただ、自分のが欲しいというほどの必要性は感じないというだけで、別に電子辞書を頭から否定しているわけではありません。(ちなみに、自分のでなくて誰のを使うかと言えば、我が家の居間にあった家族兼用の国語・漢和・英和・和英が、数年前電子化されたのです)

紙派の私ですが、これまで利点として上がっている「書き込み」「印」などをしたことはありません。一度しようとしましたが、面倒で続きませんでした。英和中型辞書は3冊持っていますが、どれもまっさらです(ただし分解しかけてるのもありますが)。
さらに、まともに中型をメインに使ったのも、高校・大学受験期のそれほど長くない期間のみ。実は、携帯用のはずのポケットを家でもメインに使っていました。それで疑問点が解決しない場合のみ、中型にあたっていたというのが実状です。
まとめると、
・「何度も引いて苦労して覚えろ」なんて口が裂けても言えない
・必要な時に、しっかり例文や語法を確認する習慣が大事
ということです。
賛成派の主張に「速く引ける」とありますが、私はそんな特筆すべきほどの差は感じません。速さだけをもとめるならポケット辞書の方が速いのではないかとすら考えます。
それでも電子の方が、紙・中型よりは少しは速いです。速いですが、現れる画面には、例文も語法も載っていません。私が問題と思うのはここです。
電子辞書派のvinocchioさんも、「英和は小さいと使えないし、(中略)和英は全く使えない(しょぼい)」とおっしゃっています。これは意味調べ以上の内容を重視されているということなのだと思いますが、辞書にそのような情報を求められるようなセンスを獲得してしまえば、紙より電子の方が圧倒的に使いやすいでしょう。stormsさんに反論する形になりますが、stormsさんを含め上級者と呼ばれる人は、すでにそのセンスを涵養しているから、例文が別画面になっていたっていいんです。言われなくても見ますから。
例文・解説を参照するのにもうひと操作いるのが「面倒だ」というのではありません。私が重視するのは、見たい見たくないに拘らず、すなわち単に意味を調べる以上の目的をもっていなくても、得たページに例文・解説が載っている(のが見える)という意識下へのはたらきかけが、紙なら否応なくされるという所です。無意識のうちに、「辞書は意味を調べるほか、例文・解説で使用法を確認するもの」という感覚が養われると確信します。しかし初学の段階で、自発的な操作を経ないと例文・解説が見られないという電子辞書に慣れると、chakkochanさんのおっしゃる通り意味だけ調べて終わり、ということになりかねません。
ですから、中学生に電子辞書を持たせるのであれば、Bubucaさんのおっしゃる通り紙との併用を絶対条件にし、意味調べで終わらない辞書の使いかたを覚えさせることが必要だと思います。
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この回答へのお礼

再度のアドバイス、ありがとうございました。

>これは意味調べ以上の内容を重視されているということなのだと思いますが、辞書にそのような情報を求められるようなセンスを獲得してしまえば、紙より電子の方が圧倒的に使いやすいでしょう。

わが子にはそういうセンスを獲得した上で、電子辞書を使わってもらいたいという思いを確認できました。

>見たい見たくないに拘らず、すなわち単に意味を調べる以上の目的をもっていなくても、得たページに例文・解説が載っている(のが見える)という意識下へのはたらきかけが、紙なら否応なくされるという所です。

仰るとおりだと思います。

普通の辞書との併用を約束し、購入!という気持ちに、ますます傾きました!(^^)!

お礼日時:2006/01/24 22:03

 高校の英語の教員です。

教師の中も電子辞書賛成派反対派と分かれています。私としては発達段階に応じて使い分ける必要があると思います。初学者には紙の辞書,中上級者は電子辞書でもよいと思います。
 理由ですが,初学者は英語自体がまだよくわかっていないのと,それに関連して辞書の中身というか構造というか引き方というか,どこを調べたらどんな情報が載っているのかわかっていないので,電子辞書は避けた方が賢明です。ある程度英語力もつき紙の辞書にも慣れた段階で電子辞書に移行されたらどうでしょうか。
 中2というのがどちらの段階か個人差にもよりますが,友達の手前また通学に重たいのであれば,学校では電子辞書,家では紙の辞書という妥協案もあります。原則は中2ならば紙の辞書です。私の学校では辞書は全員同じ物を買わせていますが,高1では授業中は電子辞書を認めていません。紙の辞書の引き方を覚えてほしいのと,学校指定の辞書が電子辞書のコンテンツにないからです。
 電子辞書は英和辞典であればほとんどがジーニアス英和辞典です。この辞書は決して悪い物ではないのでが,前の改訂からやや年月がたっているのと,後発の英和辞典でよいのが出ていますから,必ずしもジーニアスはおすすめではありません。学校の英語の場合,単に辞書を引いて意味を確認すると言うよりも単語の用法がすべてですから,用法ではジーニアスよりよいものが出ています。
 それと電子辞書を買われるのであれば必ず発音つきのものをおすすめします。これは紙の辞書が絶対かなわないことですから。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
やはり、先生方の間でも意見が分かれているんですか。
どうやら、この件に関して「正解」というのはなさそうですね。

>それと電子辞書を買われるのであれば必ず発音つきのものをおすすめします。これは紙の辞書が絶対かなわないことですから。

~なるほど、ありがとうございます。
発音もついているものがあるんですね!
買うなら、そういうタイプのものを探してみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/24 21:49

No.6のVinocchioです。

お返事ありがとうございます。

>ただ、今私がご相談したいのは、中2の娘に今必要なものかどうか、という点です。

ちょっと普通の辞書派の、別のタイプが出るかと思って見守っていましたが、「何回も引いて苦労して覚える」ということ意外ではそれほどメリットがないようですね。これについてですが、英語が好きな人は何回も引いて苦労しても覚えると思うんですが、そうでない人は嫌いになる確立が高いのでは?あと、回答にもありますが、調べてる間に本文忘れるなんて人もいると思います。慣れるまでに嫌いにならないといいですが。

本人が勉強する道具が欲しいと言っていて、実際にアクティブに使用している人たちが使いやすいと言っているんですから、僕なら迷いませんね。買うときに辞書を複数引いてみて吟味すると違いがわかり、使い方を覚え、愛着がわきます。

あと、補足ですが僕は中学生だから要らないとか、必要ないとか、そういうことは考えていません。もし、語学の初心者がいたら必ず電子辞書を進めます。ただ僕が中学生の時は電子辞書もなく、学校の先生も良くなく、つまらないテキストだったのでほとんど勉強した記憶がありません(笑)。したがって中学の授業でどんなことをやるのかっよくわかっていませんので悪しからず。ちなみに今29歳です。
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この回答へのお礼

ご丁寧にお返事いただき、ありがとうございました。

日本の文化というか、美徳というのでしょうか。
学習もスポーツも、苦労すればするほど報われるというような既成概念があるんでしょうね。
人それぞれで、苦労することによって、嫌いになってしまう人もいるわけで、わが子が英語学習に関して、どちらのタイプか、ということをきちんと見極める目をもちたいと思いました。

体験に基づく具体的なアドバイスをありがとうございました。

お礼日時:2006/01/24 21:39

私は仕事で英語を使うようになってからは,電子辞書を主に使います.


紙の辞書は・・・すでに本棚でブックエンドと化しています(笑
ですが,これは私が英語を「道具」として使うからであって,英語の
「学習」過程においては,電子辞書を手放しでは推奨できません.

今まだ,英単語も数百語程度,それも完全ではない状態ですよね?
国語辞典と同じで,辞書を引く過程も大切なのではないでしょうか.
中学生向けの辞書を使い,一度引いた単語には印を付ける.同じ単語を
苦労して何度も引くことで,記憶も固まります.

電子辞書では,単に目的の単語の意味を調べるだけになってしまうと思います.
今の電子辞書は機能がたくさんついていますので,英和から和英・英英・
広辞苑などに飛ぶことも出来,ひとつの単語を調べただけでも多くのことを
知ることが出来ます.が,中学生がそれ程の機能を使いこなせるとは思えませんし,
そこまでおそらくたどり着かないでしょう.

高校入学のお祝いでもいいのではないかな,というのが個人的な意見です.
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

英語を「道具」として使うのか、「学習」として使うのかが、ポイントになってくるようですね。

いろんが方のご意見を伺っていくうちに、ある一定のラインが見えてきたような気がします。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/24 21:34

#1の者です。


すごい反響ですね(予想はしていましたが)。

さて,下で電子辞書を支持しましたが,それはもちろん中学2年生のお子様がお使いになるという前提での回答です。

さきほど書くときにもいろいろ考えたのですが,電子辞書の利点を上回る紙の辞書の利点がどうしても思いつきませんでした。

紙の辞書に,目的以外の単語・意味の説明も目に入ってくるという利点がある,というのは事実だと思います。しかし,私自身はこれを利点として実感したことがありません。

それは,私がかつて英語が苦手だった(あるいは今でもあまり得意ではない)からかもしれません。すくなくとも大学時代までは,今読んでいる英文を理解するのが精一杯で,まわりの記述を読む気力はありませんでした。意識的にやってみたこともありますが,まわりを読んでいるうちに読みかけの本文の内容を忘れてしまい,かえって勉強がはかどらなくなるありさまでした。

ですから,お子様がもし英語がお好きで,辞書を読んで楽しむゆとりがあるようなら,上記のことは当てはまらないかもしれません。

例文等の一覧性について,電子辞書は劣るとのご意見もありますが,これも実感できません。

初学者でなくても例文は見ます。もし一覧性において紙の辞書の方が便利なら,上級者でも好んで紙の辞書を引くはずです。しかし,電子辞書を持っている人が,わざわざ同内容の紙の辞書をひくところをみたことがありません。私自身,最近はほぼ毎日英語を読みますが,紙の辞書はまず使いません。確かに最初はとまどいますが,慣れれば電子辞書の例文でも十分だと思います。

以上のような次第で,英語が苦手で,辞書を読んで楽しむゆとりもなかった者としては,電子辞書はなくてはならない存在で,おかげで同じ時間でより多くの英文を読むことができています(そのことは,英語力の向上にも役立っていると思います)。

しかし,お子様の性格や,英語に対する興味・関心の度合いによっては,異なる結論もあり得るかと思います。(たびたび失礼しました。)
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この回答へのお礼

またまた回答いただきありがとうございました。

子どもの性格や、英語に対する興味・関心の度合いをもっと知らないと的確な判断は難しそうですね。
普段、どのように紙の辞書を使っているのか(または、使っていないのか)を娘によく尋ねてみようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/24 21:26

私は現在大学院生です。


もちろん、中学高校大学(学部)と紙の辞書で英語・古文等を勉強してきました。だからこそ、質問者さんのお気持ちはよく分かりますし、娘さんには周囲の状況を無視してでも紙の辞書をおすすめしたいところです。

私なんかは、自分の研究に英和・英英辞典では不十分。ドイツ語辞典まで搭載している電子辞書をつい先月に購入して、重宝しています。実際に使ってみると、それはそれは使いやすく、用例や解説もそれなりに備えてあって助かっています。

しかし、(あくまで個人的な見解ですが)
電子辞書で調べた語や成句はあんまり頭に残らない気がするんですよねぇ。電子辞書は、紙の辞書と違って下線をひいたり書き込みをしたりできません。もちろん電子辞書の機種によっては「単語登録」のような機能がついていて類似の結果を得られますが、それでもやはり記憶に残りにくい感じが否めません。

電子辞書は確かに便利ですし、いずれは必ず使うことになるものだと思います。しかし、(おそらく)初めて触れるであろう辞書が電子辞書だというのは、今後紙の辞書がひけないとか、紙の辞書しか存在しない分野で思いがけない苦労を強いられるとか、将来に影響が出やしないでしょうか?

電子辞書ばかりで成長していくというのは、生まれながらにして実家が大豪邸のボンボンを見るようで心配です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

私も、電子辞書で調べた語や成句は、あまり記憶に残らないような気がします。
結局、何のために使う辞書なのか、ということで、電子辞書も紙の辞書もそれぞれの利点を発揮できるのでしょうね。

>電子辞書ばかりで成長していくというのは、生まれながらにして実家が大豪邸のボンボンを見るようで心配です。
私も、そう感じます。
「ナイフで鉛筆を削ることもできるけれど、電気鉛筆削りの方が早くきれいにできて便利だけど使う」のと、「鉛筆は電気鉛筆削りでしか削れない。」と思い込んで使うのとでは、大きな違いがあると思うのです。
できれば、もう少しの間(大学入学までは)紙の辞書を使ってほしい、というのが私の今の思いです。

電子辞書を普段利用されている方からの、こういうご意見、とても参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/24 21:14

こんばんは。

僕も電子辞書派です。
僕は普通の辞書は重くて嫌いで、小型の英英辞典しか使いませんでした。英和は小さいと使えないし、大きいと持ち運べない。和英は全く使えない(しょぼい)。こんな理由で、電子辞書を愛用しています。それでも英検一級を取りましたから、電子辞書=悪ではないかと。以下、電子辞書の良い点を上げます。

電子辞書は、重くないし小さいのでいつでも持って歩けます。
普通、辞書はせいぜい持てて2つですが、電子辞書には複数入っているのでありがたいです。意外と広辞苑なんかも利用価値が高いです。漢字を調べるときなど。
僕のカシオの電子辞書には英語だけでリーダーズとジーニャスの大英和、リーダース和英、ロングマンの英英、類語辞典が入っています。それらがジャンプボタンや複数辞書検索で簡単に移動できるので、より多くの用例や表現がわかります。非常に高速に複数検索できます。
引くのが簡単で早いので、授業中とかでもすぐに引けて、先生の話を聞き逃すことが少なくなります。
調べた単語が履歴に残るので、復習しやすいです。
単語帳機能を利用する手もあります。
スペルチェック機能で、似たつづりの単語を出してくれます。
例文検索というのも結構便利で、入力した単語を含む例文を、すべての例文からリストしてくれます。調べた単語用の例文が少ないときに重宝します。

辞書なんて所詮ツールですから、本当の英文を読むときにサッと引けて、引くことが癖になるくらいいつでも持ち歩けるのが一番いいと思います。しっかりと1度引くよりも、薄っぺらな記憶でも必要なときに何回でも引く方が記憶する意味でも良いのでは?本来は英文を読むのが目的ですから、それを妨げるようなら意味はないかと思います。

辞書を1ページずつ覚えて食べた人がそれを覚えてるのか知りたいです。覚えてますか?僕は繰り返しが大事だと思います。

ちなみに英英辞典はロングマンかコリンズのCobuild(コウビルド)がわかりやすくて良いです。簡単な単語を使って表現しているので、基礎力がすごくつきます。英和は、リーダースか、ジーニャスの大英和レベルの語彙をもったものがあると困ることはないかなと思います。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。

電子辞書、本当に便利そうですね。
私もほしくなりました!
ただ、今私がご相談したいのは、中2の娘に今必要なものかどうか、という点です。
いろいろな方のご意見を伺い、大学生以上の方には、今や必需品と呼べるほど、市民権を得たものなんだなという印象を持ちました。

中学生、高校生の段階で電子辞書を使用するということに関してはどうでしょうか?
>辞書なんて所詮ツールですから、本当の英文を読むときにサッと引けて、引くことが癖になるくらいいつでも持ち歩けるのが一番いいと思います。
とのことですが、中高生に対しても、そのようにお感じですか?
お時間がありましたら、今一度年齢を限定でアドバイスいただけますでしょうか?

具体的におススメの辞書も教えていただき、ありがとうございます。
購入することにした場合は、大いに参考にさせていただきたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/23 23:14

私は物書きです。

物書きという商売は
正確さが要求されます。いくら知識があるといったって、所詮は人間のうろ覚え。
経験を積めば積むほど、こまめに辞書を引くように
と先輩や先人に直接・間接叩き込まれました。

ですから昔は、広辞苑や字引を常に
机の脇においていました。

いまは、パソコンとインターネットがそのすべてにとって代っています。すばやく辞書を繰る技術と
引き換えに、私は専門用語辞典のサイトをいくつも
ブックマークし、「この用語はこのサイトなら
詳しく書いてある」などという知識も身に着けました。ウィキペディアなども便利なものですし、
いろんなサイトの用語集も重宝しています。
これらの自分に最適なブックマークを集めるにも、
それなりの経験とノウハウが必要です。

この先、紙の辞書が廃れることはあっても、
電子辞書、そしてそれに後継するデジタルメディアが
廃れることはないと思いますし、
何冊もの分厚い辞書を持って大学に通うと
奇異に見られる時代も近いのかも知れませんね。

早くから電子メディアに触れることも、また
よいことです。電子メディアには、紙メディアには
ない、「検索」というセンスが要求されます。

楽天の三木谷氏が以前講演会で話していましたが、

「この膨大な情報時代。すべての情報をアタマに
収めるのは不可能。しかもその膨大な情報が
次々に生み出されてくる。情報はもはや、集積
するものではなく、必要なとき、適切な場所へ
取りに行く時代になる。その「検索」のセンスが
何より重要になるだろう。自分の求める、正確で
最新の情報はどこに行ったら得られるのか。その
ルートを確保する必要がある。
もはや知識はアタマの
中にあるものではなく、アタマの外に置く時代
なのだ」

これは覚えておいてよい言葉ではないでしょうか?



とはいえ…。

私は、質問者さんの価値観が古いとも思わないの
です。

いざというとき、紙の辞書で自分の読みたい語句を
速やかに探し出せるには、相当の熟練を要します。
その熟練の過程で養われるものは、確かに貴重です。
また、紙の場合は一発で目的の単語にたどり着けない
ため、結果的に多くの言葉を無意識に読んでしまい
ます。これが結果的に語彙を養うことにもなります。

ヒマなとき、辞書を読んで遊ぶというような
ことは、もういまの若い人にはできないでしょう。

ふと、辞書で目にとまった事柄について興味を
もち、あれこれ類語を引いてみるといったような
「面的学習」には、デジタルの「直線的な便利さ」は
向いていないように思います。

しかし、
「ナイフで鉛筆を削れない子がいる」
「マッチで火をつけられない子がいる」
などという話が、最初は奇異に語られ、そして次第に
当然のこととなってしまうのと同じように、
紙の辞書もいずれは
「引けないのが当たり前」という時代になるかも
知れません。それを嘆く気持ちも当然ですが、
「じゃああなたは木をこすりあわせて、あるいは
火打石で火がおこせるのか」といわれれば
大人もうつむいてしまうしかありません。

進化は、常に退化をもたらすものなのです。

あなたが古いとか、時代が進んでいるとかいう
話で終わらせず、「両方、それぞれの良さがあるもの
だ」ということをお子さんにちゃんと教えた上で、
電子辞書だけでなく、すみやかにパソコンやネットの
習熟環境も整えてあげることをお薦めします。

そして、最後に、非常に重要なこと。

いまある紙の辞書は、絶対捨てず、保管しておく
ことです。

私はときどき、亡き父が愛用していたボロボロの
字引や歳時記をときどき取り出して引いてみます。

辞書にも、「はやりすたれ」があって、今の辞書
には到底載っていないような言葉や、すっかり
ニュアンスの違ってしまった言葉もたくさんある
ことに、いまさらながら驚かされます。

そして、父が若い日、どんな風にこの辞書を使って
いたのだろう…などと思いを馳せたりします。

少なくとも、電子辞書にはそのような「想い」を
乗せて時を越える機能はないでしょう。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

楽天、三木谷社長の「情報はもはや、集積するものではなく、必要なとき、適切な場所へ取りに行く時代になる。その「検索」のセンスが何より重要になるだろう。」という、言葉。
なるほど…と、うなってしまいました。時代は間違いなく動いているんですね。

>紙の場合は一発で目的の単語にたどり着けないため、結果的に多くの言葉を無意識に読んでしまいます。これが結果的に語彙を養うことにもなります。

そうなんです。自分自身がそうやって単語の持つイメージなどもつかんで行ったので、どうしても「電子辞書なんて!」と思ってしまっていたのです。


>あなたが古いとか、時代が進んでいるとかいう話で終わらせず、「両方、それぞれの良さがあるものだ」ということをお子さんにちゃんと教えた上で、電子辞書だけでなく、すみやかにパソコンやネットの習熟環境も整えてあげることをお薦めします。

本当にそうですね。
その意味でも、このコーナーで、両方の長所・短所をたくさん教えていただけたことは、本当にありがたいことだと感謝しています。

そして、最後の
>少なくとも、電子辞書にはそのような「想い」を乗せて時を越える機能はないでしょう。

なんて素敵な言葉なんでしょう!
ありがとうございます。
こんなに美しい文章で回答いただき、とてもさわやかな気持ちになりました。

進級のお祝いに、買ってあげてもいいかな、という気持ちになってきました。

お礼日時:2006/01/23 23:05

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