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宵過ぐるほど、すこし寝入りたまへるに、御枕上に、いとをかしげなる女ゐて、己がいとめでたしと見たてまつるをば、「尋ね思ほさで、かく、ことなることなき人を率ておはして、時めかしたまふこそ、いとめざましくつらけれ」とて、この御かたはらの人をかき起こさむとす、と見たまふ。
 物に襲はるる心地して、おどろきたまへれば、火も消えにけり。


○まずこの背景がまったくわかんないんです涙
そして・・・
(1)女とはだれなのか?
(2)己とはだれなのか?
(3)御かたはらの人とはだれなのか?

A 回答 (4件)

今まで出た回答をわかりやすくまとめると


(1)六条御息所
(2)光源氏
(3)夕顔

光源氏と夕顔が一夜を過ごしている所に嫉妬のあまりに生霊と化してしまった六条御息所が現れ源氏に恨み言を言うシーンです。
源氏は高貴な身分でプライドが高く出来すぎの六条御息所に嫌気がさしており、庶民で気安い夕顔にぞっこんになっています。
そのことに六条御息所は気づいていて嫉妬に苦しみます。
そうして自分でも知らない間に魂が体を離れ憎い女の元へ飛んで行ってしまいます。

「この最高ランクの私がこんなに愛しているのに、そんな身分の低い卑しい女をご寵愛になるなんてサイテー、きぃー!」と寝ている夕顔を起こそうとする。

六条御息所はこんな性格じゃないですけど
状況はこんな感じですね。

http://www8.plala.or.jp/shinozaki/genji-yuugao.htm
こちらに「夕顔の段」のかなり詳しい背景や訳が載ってます。
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#1です。



(1)は六条御息所でした。
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源氏は六条御息所と恋愛中でありながら、夕顔に心惹かれ、夕顔と仲良くおしゃべりして夕方になりました。



「宵も過ぎる頃、(源氏)は少しお休みになっていると、枕元に、大変美しい感じの(六条御息所の生き霊と思われる)女性が座っていて「私は(あなたを)たいそうご立派な方だと思っておりますのに、そういう私を訪ねようとも思って下さらなくて、こんな、どーってことない女(夕顔)を連れておいでになって、寵愛なさるなんて、心外で(憎らしく)薄情ですわ」と言って、おそばに寝ている人(夕顔)をかき起こそうとする、と(源氏は夢の中の出来事のように)ご覧になる。 魔物に襲われるような気持ちがして、はっと目を覚ますと、火も消えてしまっていた。………

………って感じでしょうか。(^-^)
この後、夕顔は不運な状況になりますね。
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文学専攻でもなく、古文程度の知識ですが。

。。
(1)女→三条の御方
(2)己→光源氏
(3)御かたはらの人→夕顔

どうでしょう?
私も知りたいです
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